4/19/2010

Guiding readers and writers: Chapter 8


みなさん

この章も、これまでのおさらいでしたね。分かりやすく整理してくれてありました。mini lessonとconferenceを同じ章で扱っているのは、意図的なのでしょうかね?

☆特に、新しい情報はなかったのですが、p.138のconferenceに関する記述には、少し気持ちが楽になった気がします。正しいconference,間違ったconferenceというものはく、自分自身のconferenceのスタイルをもてばいいんだという記述には救われた思いがしました。

去年の経験の中では、なかなか手応えを感じにくかったのが conferenceでした。生徒数が多かったこともありますが、個々の生徒を十分に把握できていませんでしたし、読めているのかどうかを判断するのも容易ではありませんでした。

"Your goal is to have a few enjoyable and productive minutes with each reader, getting to know the reader and reinforcing or expanding the reader's knowledge."(p.138)とあります。reinforcingとexpandingは自信がありませんが、getting to know the readerの部分は、ある程度実現できた。特に、一斉授業と比べたら格段の違いだったと思います。productiveとは言えないまでも、enjoyableな会話はできた。第一歩としてはあれで良かったのかもしれないと思えました。

今年度は、先週の金曜日に、第1回目のreading workshopをしました。Conference一巡目は、1〜2ページ 音読させることから始めることにしました。発音、リズム・ストレス、区切りの3点を中心に、現状の力をつかみたいと思っています。センスグループで区切れているかどうかで、読む力をみることができますし、英語のレベルという点で、"just right" な本を選んでいるかどうかの判断もある程度できます。最後に、「この本、どこがおもしろかった?」と尋ねて、理解力や読み方の傾向や好みも探っておきたいと思っています。

sharingの時間は2〜3分しかとれませんでしたが、大体の生徒が、簡単なあらすじを話して、おもしろかったところを語っていました。去年は、圧倒的に Graded readers を手にとる生徒が多かったのですが、ことしは、絵本やPenguinの初級者向け、Time for kids など、選ぶ本のバライティーがあったように感じました。(去年の学年は定員割れを起こしていた最後の学年で、今年の学生は公立大学法人化後初めて入学した学生です。全体に英語力の底上げが図られているので、それも影響しているかもしれません。)

☆mini lesson をpowerfulにという部分(p.141)で、clear かつconcreteな1文で伝えよ、という提案があります。 mini lessonの内容をIndependent readingに応用できるためには、シンプルであることはとても重要だと思います。「あれも、これも」では、結局、読むための知識を「箇条書き」で与えるだけになってしまいそうだからです。

しかし、同時にこれは、15時間という時間の制約の中では、微妙な問題です。授業回数が多ければ、1回に1項目にしぼり、clear and concreteな提示することも可能ですが、時間が限られると、結局、「あれもこれも」になってしまいます。

その意味では、mini lessonのテーマの選定という局面が重要度を増すように思えます。選りすぐりのmini lessonが必要になる。

☆章の冒頭に、mini lesson の種類として、

1  management
2  strategies and skills
3  literary analysis

の3つがあげられています。外国語のRWの場合、これに加えて、linguistic studyのようなもを加えるかどうかという点で、少し考えました。

「楽しめて読んでいれば、理解できている」と言えるわけで、だとすれば、母語と同じmini lessonで良いのかもしれません。一方、代名詞の照応や関係詞に代表される後置修飾など、日本語との違いが際立つものについて、mini lesson として、取り上げるべきなのかもしれません。

今年のScience ReadingでのRWでは、基本的に言語的な部分は含めないようにしようと思っています。去年少しやった、単語や表現の書き抜きなどもやめます。RWの時間以外にテキストを使った時間があるので、そちらで言語面のことは扱い、RWはただひたすら読んで、語るという時間にするつもりです。ちなみに、週60分×2回の授業で、うち金曜日の後半30分をあてています。絞り込む必要があると思ったのは、この時間も問題があるからです。

☆高知大学附属中学校では、ALTとのteam-teachingでRWをやっています。本についてALTとの会話を楽しもうというねらいです。p.140の表をALTに渡しておくといいかもしれませんね。我々にとっても役にたつリストです。


3週連続、フライング送信します。それでは。

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