12月20日(日)、第3回高校生英語スピーチコンテスト(四国ブロック大会)が高知西高校で開催されました。今までは映像審査によって行われていましたが、今回より実際にコンテスト形式によって実施することになりました。各県より代表2名の出場、計8名の出場者がさまざまなテーマでスピーチを行い、四国ブロック代表は高知の土佐高校、安芸高校の2名に決定しました。
今大会の総括としてチーフジャッジより以下の助言がありました。
1)I want to hear your own opinion.
2)Catch your audience attention in opening
3)Emotion
4)How you reach audience (詳しくは英語教育21を参照)
上記はよいスピーチである条件ですが、スピーカーが練習するうえでいちばん難しい点であると思います。「いちばん難しい点」としたのは、練習を始めてから十分なレベルになると安心感と自信がつき、見えなくなるというよりは「見なくなる」からです。つまり、スピーチ原稿を覚え、発音やアイコンタクトなど技術的に十分になったところで終わっているのではないかと思うのです。私自身もこのような経験をしたことが実はあって、当時指導してくださった恩師から「まったく伝わらない」と言い捨てられたことがありました。「なんで?」とずっと考えましたが、意識は読み方やデリバリーのことばかりにいっていました。そこで助言をいただき、原稿内容を変えたり、英文を深く読むことに意識が変わったことを記憶しています。大会用のスピーチとなるか、真のスピーチとなるかは上記の点をどこまで深められるかで決まるということです。スピーチの本質を再認識させられた講評でした。
また、副会長の最後の挨拶でも「よいスピーチであるためには」に関する5つのキーワードを紹介されました。
よいスピーチであるためには
Intelligible Informative Interesting Impressive Intellctual
が備わっていることです。
全国大会に出場する 土佐高校、安芸高校の生徒には今大会で得たものを生かして、自分の思いを述べてきてもらいたいと思います。
*第3回全国高校生英語スピーチコンテスト
2010年 2月7日(日) 国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールで開催されます。
12/21/2009
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