新しい翻訳書が出ます。学校のリーダーシップに関する、本質的で、画期的な一冊です。11月25日発売。
ジョー・サンフォリポ&トニー・シナシス(飯村寧史、長崎政浩、武内流加、吉田新一郎訳) (2021) 『学校のリーダーシップをハックするー変えるのはあなた』新評論.
NAGASAKI Masahiro's Career Portfolio on EFL Classrooms and Teacher Development
新しい翻訳書が出ます。学校のリーダーシップに関する、本質的で、画期的な一冊です。11月25日発売。
ジョー・サンフォリポ&トニー・シナシス(飯村寧史、長崎政浩、武内流加、吉田新一郎訳) (2021) 『学校のリーダーシップをハックするー変えるのはあなた』新評論.
Advanced English Projectという授業でMini Researchというプロジェクトをやっている。
いくつかあるテーマから、好きなものを選んで、インタビュー調査をやって、その結果をプレゼンするというもの。今年、学生諸君が選んだテーマは:
If you could change something about the world, what would it be and why?
What is your favorite day of the week? Why?
What separates true friends from acquaintances?
Define “success".
Where do you find meaning in life?
What is your favorite color? Why?
What is the best invention of human beings?
When you are having a bad day, what cheers you up?
今年は結構、哲学的なテーマが選ばれた印象があるし、結構深く語ってくれた最終プレゼンをみんな楽しんでいたようだ。
今年は、授業によっていろいろなIcebreakerを試している。icebreakerがうまくいくかどうかで、その後の授業、というか、自分の気分に影響がある気がする。良いコミュニティーができるかどうかということかもしれない。
今日、一つの授業でやったものが、とても良かった。シンプルだけど、いろいろと心に響くものがあった(中野民夫(2017)『学び合う場のつくり方ー本当の学びへのファシリティーション』岩波書店の中で中野さんが紹介しているicebreakerを応用したもの)。自己紹介を兼ねて、英語でやります。
Round 1 名前と一番好きなことを言う something you love to do
Round 2 もう一度名前と世界で一番美しいと思っているものを言う something you think is the most beautiful in the world
Round 3 もう一度名前と世界で一番大切と思っているものを言う something you think is the most important for you
Round 1で、少し緊張がほぐれる。Round 2は、最初は相当悩むんだけど、実にさまざまなものがでてきて、それにリアクトしながら進めていくと楽しい。沖縄宮古出身の学生が近所のビーチといったあたりから、盛り上がりはじめて、smileといったあたりでうなづきが増える。すぐには出てこないけど、それぞれの考えや価値観の違いが出てきやすい。Round 3では、もう少し、心に分け入ったようなものになっていく。早い段階で Moneyが出てきて盛り上がる。friendshipやfamilyなんかがでてきて、みんなが納得する。それらがでると、「ああ、抽象概念でもいいんだ」みたいな表情が見られる。大トリの女子学生はBooksと言った。そうか、すべてがあるものね。imaginationの中にね。
といった感じで、あまり難しく考える必要はないけど、徐々に深まっていく様子が興味深いと思った。おそらく、各ラウンドが、この順番であることも大切なのかもしれない。
あまり、深く考えず、それでいて、お互いの意見や価値観の交換ができるものが良い Icebreakerになるのだろう。
学生からの要望もあったようで、個人面接に加えて、集団討論も実施することになった。
6月28日、7月5日、12日の3回。教員採用試験受験者の模擬面接を実施した。教職課程開設以来、関わってきているが、昨年に続きZoomを使ったオンラインでの実施。みな、教育や学校に対する問題意識もあり、採用試験に向けての準備も順調に進んでいるようだ。
毎回3名の学生が参加。お互いの面接を見合うことで、ピア評価により、意識を高めることを狙った。進め方は以下のとおり:
1 模擬面接 (15-20min)
2 振り返り(5min)
1) 自己評価
2) 仲間から
3) 教員から
3 自由討議 (5min)
今年は、最後の自由討議の時間を設けた。
振り返りを通じた感じたことが疑問に思ったこと、もっと知りたいこと、もっと考えたいことなどを学生自身がアウトプットする時間。
3回やってみて、最後にアウトプットの時間を取ることの意義を感じられた。フィードバックのしっ放し、コメントの言いっぱなしではなく、やり取りの中で深めたり、確かめたりできる。
先日から、2020年のジャーナルをざっと読み直していました。昨年は、スランプからの大脱出があり、ジャーナルのエントリーも増え、それなりに大きな転機になりました。
他者にとってはあまり価値はないことかもしれませんが、自分にとっては大きな意味のなるストーリーが展開されていた。やっぱり、ジャーナルとして残っていることはありがたいと改めて思ったことです。
加えて、所々に成し遂げられなかったこと、課題と感じられていることが率直に記録されている。これらは確実に次年度への出発点になります。
ジャーナルを振り返った上で、出てきた今年の実践のフォーカス:
1. Cloud Documentと対面授業の融合
昨年度、オンライン授業で活用し始めたGoogle Documents。Discussion前の意見の整理、話し合った内容の記録、Writingの提出(あくまで仮想的提出)など、多くの方法を試した。
Discussion前の意見の整理は、その日の提案者のプレゼンに対して、各自の意見の整理がリアルタイムに進行していく様子はとても面白いと思った。
とても大きな可能性を感じ、オンライン授業終了後も、教室にタブレットを持ち込み、続けた。
これをさらに発展させようと思う。今年は、年度当初から対面授業を予定(健康観察期間2週間のみオンライン)。
今年度は
(1) Peer feedback. スピーチやプレゼンに対するコメント、フィードバックの交換、蓄積
(2) Book club これまで対面(昨年はメール)でやってきたものをオンライン・ドキュメントで。
で活用してみようと考えている。
2. フィードバックのサイクルの確立
これはここ数年の重要なテーマ。評価(教員や仲間からフィードバック)を、どのような仕組みで、どうやって、学習者の成長や学びにつなげるか。
形にはなってきているが、学生の成長のサイクルが着実に実行されているかどうかは、まだ十分とは思えない。
言いっぱなしのフィードバックはフィードバックとは言わないのだろう。こんなところに気づいたぞ!という自己満足に過ぎないかもしれない。フィードバック→気づき→実行→成長のサイクルをより確実に実行していく。そのための手立てを確立したい。
3. ジャーナリングの影響、効果的な仕組みの探究
昨年、スランプからの脱出につながったのは、ジャーナリングが大きな要因だと思っている。実践を計画し、実践し、振り返り、実践を書き留める。このプロセスのどこに、何が、どう作用しているのか、少し意識して、残していきたいと思っている。
さあ、2021年度。スタートです。
授業の直前。ほんと直前に、「先生、今日まで自宅待機で、授業に行けません。」とLine メッセージが入る。友人にコロナ感染があって、一定期間待機を命じられているようだ。
取り急ぎ、レジメや資料は送り、課題をやるように伝えたけど、念のために、Zoomで参加するか?と伝えたところ、「やります。」とのこと。
今日は最終プレゼンのグループごとの打ち合わせが中心だった。教室にいる学生と自宅にいる学生が、iPad画面を通して、ディスカッションをした。
ICTを使うことで、空間(場所)を超えられるということが証明された言えるのか。★ もしかすると、こういったことは一般的になるのかもしれない。
妄想のように、いろいろな場面が浮かぶ。
・このiPadの向こうは海外でもいいんだ。
・世界中の若者が一堂に会することが気軽にできるということ。
・これから5Gさらに6Gと情報量が増えてくると、よりバーチュアルな空間が可能になる。いわば、ipadの画面の代わりに、仮想的な学生がこの部屋の机に座るといったこともできる。
・えー、ということは、ヨーロッパの女子学生と日本の男子学生がバーチャルな空間で恋をして、デートもできるってこと!(ちょっと、妄想が行き過ぎ)
iPadを相手に話す二人の学生をみてそのようなことを思った。
★タブレットなどのICT機器の特性として以下の3つがあると言われている。これらが実現されないのであれば、アナログのままで良いと考えられる。
1 超原型(prototype) 試行錯誤ができる。編集・強調も可能。
2 超空間 共有、双方向
3 超時間 リアルタイム、保存
ライティング・ワークショップの考え方の一つに「教師は「間違いを直す人」である前に「読者」でいましょう。」★(p.55)というのがある。
日本の英語教育の中でずっと見過ごされてきた考え方だと思う。そして、今後、新しい英語教育の中ではもっとも必要になる考え方ではないかと思う。
これに近い考えがなかったわけでもない。error correctionだけではだめだという考え方はあった。誤りを直すだけでは習得は促進されないという考えもあったし、error corretionでなく、corrective feedbackこそが重要との考え方もあった。しかし、多くの提案は外国語の習得という観点からだった。
いや、それでいいのだけれど、コミュニケーションの手段である言語を学ぶ時には、メッセージの出し手、受け手という明確な意識がないと、その学習は単なる言語という記号の記憶になってしまいかねない。
まずは、「これ、面白いね!」「抜群のアイデア!」といった反応が先。言語面の焦点はその先に。
そうでないと、英語の授業で、書くこと、伝えることの楽しさを実感できることはないのではないだろうか。
★ラルフ・フレッチャー&ジョアン・ポータルピ(小坂敦子・吉田新一郎訳) (2007) 『ライティング・ワークショップー「書く」ことが好きになる教え方・学び方』新評論. この10年、この考え方を英語教育に応用する実践研究を仲間とともに進めてきている。
今週、Power English は第3回目のSpeaking Testを予定していた。この授業のSpeaking Testは学生同士が ExaminerとExamineeになって行ない、その様子を録画して、後から採点する形式で行ってきた。テストらしくなく、楽しく参加できるとして、人気があった(と勝手に思っている)テストだ。
それが、コロナ感染拡大により新年2週間がオンライン授業になってしまい、実施をどうするか決断に迫られた。延期して後日実施するか、各自が録画をして提出するかのいずれかだ。
学生に尋ねてみることにした。
当初は半々だったが、いろいろとやりとりをして、中身がふに落ちてくるにつれて、変わっていった。
最終的に、録画提出型に圧倒的多数で決まった。一発のテストの方が良いと思っていた者もいたようだが、自分でいろいろと工夫できることが分かって、こちらを選んだようだった。
オンライン化によって、仕方なく変更したのだが、構成や効果、その内容を十分に工夫して、3分間のビデオを作り上げるというのも、悪くないと思った。
我々は、テストというのは、覚えてきて、それを吐き出すことと捉えていないだろうか。評価の方法は一発勝負のテストだけではない。時間をかけて、創り上げたものにも価値があるはずだ。そのプロセスで学び、身につける様々な力も含めてだ。
年始、1回目の授業で、いろいろな作品が集まった。きっと、何人かは遊び心あふれる驚きを仕込んでいるに違いない。見るのが楽しみだ。
学部1年生後期のAdvanced科目 Power Englishでは「ラウンド制」★を採用している。この授業では、全体を3ラウンドに分けている。
Round 1 Flipped Classroom(反転授業)で、1回(90分)で本文を使い倒す。反転なので、本文の内容理解などは事前に Preparatory sheetを使ってやってくる。授業中は、リテリングやディスカッションを中心とした活動。これを10レッスンやる。
Round 2 本文を2分または45秒で再話(Retelling)あるいは要約(summarize)して伝える活動。10レッスン全部を1回でやる。レッスンはその場で指定される。これを3回。
Round 3 教科書の本文に関連のあるテーマでより深いディスカッションをする。
今日はその1回目。Lesson 1 はEUで使えるフリーチケット Eurail Passがテーマ。We can also see the EU working together.が結びの文。
そこで、EUの理念や仕組みを簡単に説明したあと、Will EU be successful?をテーマにしてグループ討議。討議のあと、各グループからreportしてもらい、全体で共有。
前向きな肯定派の意見もあったが、UKが分離するなど、足並みはそろいがたく、なかなか successとはいかないのではないかという意見が多かったように思う。それであっても、この遠大な実験を成功に導いてほしいとする希望(Hope)を語るグループが複数あった。
これまでよりも、難しいテーマでのディスカッションだったけれど、トライして自分の意見を述べようとする姿勢には目を見張った。大きな成長だ。ラウンド制で、英語でのディスカッションに慣れてきたこともあるだろうが、お互いの意見を言い合える、そして、尊重しあえる、良い learning community が生まれていることも重要な要因だと思う。
★スパイラルに、漆塗り的に教科書を反復的に何度も活用するアプローチ 金谷他(2017)『5ラウンドシステムの英語授業』大修館書店
年間かなりの数の授業を見るが、iPadとApple Pencilで記録を取り始めてから5年になる。使用しているアプリは GoodNotes。
授業参観の記録をデジタル化することによるメリットは次のようなものだ。
1 目の前で起きていることの構造化がその場でできる。
観察した記録を、その場で並べ替えたり、構造化したりすることが簡単にできる。そうすることで、授業の強みや課題をより的確に見出すことができる。
2 マルチメディアによる記録ができる。
気になるシーンがあったら、すぐにカメラで記録し、その場に貼り付けることができる。板書、机の配列、児童生徒の動きなど。
3 長期的、継続的な分析(記録)が可能になる。
授業参加の記録以外にも、講義で使用するハンドアウト、会議で使用するレジメなど、この5年でデジタルへの置き換えが進めてきている。継続して使ってみることで、初めてその価値が明らかになると思う。もちろん、価値がないと思ったら自然に使わなくなってしまうものだけど。
続けてみて思うことは、単にデジタルに置き換えるのであれば、あまり意味がないということだ。紙とペンで用が足りることを、iPadに置き換えても意味はない。「テクノロジーが答えであると安易に考えるべきではない」(ラッシュ『退屈な授業をぶっとばせ』p.52)のだ。
デジタルゆえのメリットが見出せるかどうかだ。
Global Leadershipの授業(経済・マネジメント学群3、4年)のオープニングの活動は、Communication & Leadership skills Practice。毎回、学生代表がCommunication & Leadership に関するテーマを選んできて、Discussionをリードしていく。ただし、履修者は3回づつリーダーを務めたこともあり、また、「先生がやって!どうやるか参考にしたい。」との声をうけて、今週からやることにした。
今回のテーマは、Motivating people。リーダーとして人を動機づけるには何が必要か、考えてもらうことが目的。その中で、各自5つ人を動機づけるもの、動機づける要因を考えて発表してもらった。その結果:
Student A
1 Skills achievement
2 reward
3 goal or vision
4 personal dream
5 members of the group
Student B
1 Reward
2 People
3 Places or environments
4 curiosity
5 person
Student C
1 experiences
2 reward
3 environment
4 people
5 regrets
メモがきちんとできていなくて、曖昧なものもあるが、どれもなかなかいい。
私から示した例は以下。
これは、Competent Leadership - A Practical Guide to Becoming a Better Leader, 2005, Toastmaster International . をもとに作成。
今日は、活動後に非常に深い考察や振り返りが見られた。共感できる話題であり、実感としてrelevanceを見いだせた話題であったのだろうと思う。
*今年は、活動の最後に母語(日本語)で振り返り(debriefing)をさせている。母語を使っての振り返りについては、また年度末に報告したい。
Covid19感染の再拡大を受けて、新年度の二週間ほど(1月15日まで)授業はオンラインに戻る。帰省する学生も多く、年明けの密集を回避するためでもある。
第3クオーターから、学部1年生はすべて対面形式。2年以上は対面とオンラインの組み合わせで実施。12月の第4クオーターから全面対面授業に移行したばかりだった。
4月当初のような混乱はない。学生諸君も慣れた。学生がリードするディスカッションセッションでも、オンラインと対面とどちらが良いかと言うテーマがあったが、意外にもほぼ半数づつという結果だった。
僕はハイブリッド推進派だ。一方通行の講義形式のようなものは、世界中どこからでもオンラインで授業できるようにすれば、世界の名だたる名門大学の講義だって受けられる。しかし、お互いの意見を戦わせ、磨きあっていくには、対面形式の授業でないと難しい。オンラインでできないことはないが、どうしても物足りなさが残る(この辺はより具体的に明らかにすべきだろう)。
どちらにもメリット、デメリットがあるので、今年度末にはそのあたりをしっかりと振り返っておきたい。
授業最初のsmall talk。年末には1年の振り返りを。先日の2020の振り返り。新しい方法を試して、結構良かったので、残しておく。
1 付箋紙1人10枚配布。今年の自分にとっての10大Newsを書く。良いことも、良くなかったことも含めて。(5分くらい)
2 A4の紙のうえに、付箋紙を貼り付けながら、今年の振り返りを考える。ランキング方式でも良いし、ストーリーとして組み立ててもいい。(5分くらい)
3 各自3分程度で発表しあう。
付箋紙に書いて、それを組み立てるプロセスがあることで、ストーリー性が生まれて、聞き応えのある内容になった。
私自身も、学生たちと一緒に参加。1) 付箋紙を書く段階 2) 書いた付箋紙を配列する段階 この二つのプロセスが非常に良かったと感じました。
2) の書いた付箋紙を配列する段階は、書き出したイベントの自分にとっての意義や重要性を考えていました。二段目には、3つの付箋があって、「オンライン授業から学べた価値あること」「二つの高校で始めた新しいブッククラブ」「DIYのスキルがあがったこと」の3つでした。自分自身の信念(belief)や価値観といったものを確認する機会になったと思います。
このような振り返りは、単に書き出したり、言い合うだけでは深まらない。この2段階を経ることで、ぐっと深まるように感じたし、聞き応えのある内容になるようだ。
オンラインで授業を始めてから、改めてクラウドの便利さを痛感している。その一つが、Google Documentなどのオンラインで文書作成ができるサービス(MS OfficeやApple のPagesでもできる)。授業中に行うディスカッションの下書き、アイデア整理に使っているという報告はこの前アップした(こちら)。今、やっているAdvanced English Projectでは、最後のプロジェクトがPublication。原稿を書いて、出版するもの。これまで、各自が原稿を書いて提出してもらっていた。
しかし、オンラインドキュメントを使うと「提出」という概念がなくなる。これはある意味で驚きでもあった。作成・編集したものがそのまま「提出」状態になるのだから。しかも、場所と時間も超えて協働が可能になる。この授業は、2キャンパスで開講しているが、どちらのキャンパスの受講者も同じファイルに書き込んでいる。2キャンパスの受講者全員で一つのファイルが完成し、一つの冊子ができるというイメージ。
とりあえず、区切りとして、全員に作業スペースを割り振り、そこで構想やDrafitingをする。友人とのpeer conferenceもそこを見ながら、1人の学生を取り上げての公開「添削」(mini lessonとして)もここでやってる。そして、清書(完成稿)は、ジャンル別の専用の置き場所があって、そちらに写したら完成にしている。
不意に始まったオンライン授業だったけれど、その中で、通常は気づかなかったことに気づけた面もあった。
対面の授業だったら、Discussionなどをする前に自分の考え方を整理するために、ワークシートなどを使うだろう。Zoomで授業をするときに、Google Documents を使ってみてはどうかと思い、使い始めてみた。最初はメモなしで何とか話していたが、内容が難しくなると、沈黙することが多くなってしまったからだ。
いつもは、5分間メモをとる時間をとって、Discussionをはじめている。とてもいい。次のようなメリットがある。
・自分の考えを整理できる。
・ある程度、余裕と自信をもって話せる。
・考えが生まれてから、英語を調べる時間がある。
・他の人の意見も見ながら準備ができるので、参考にできたり、刺激をうける。
・話しっぱなしではなく、記録が残る。
一方、やはり時間はかかる。5名−7名程度のメンバーが一つのテーマで話すのに要した時間は全体で30分くらいだった。授業の3分の1。これを価値ありと見るか?何を目的にするかだろう。
対面授業に戻ってからも使い続けている。
オンラインでの授業をやるなかで、仕方なく導入した方法が、対面授業をやるようになってからも、使えると感じたことがいくつかある。
授業の振り返りを以前はワークシートなどに書かせて回収していたが、物理的に回収することができなくなって、オンラインのフォームで提出させることにしていた。自分でタイプしなおす必要もないし、すぐにデータとして扱える。便利だなあと思った。
対面授業に戻った。使わない手はない。さらに、QRコードをつけてみた。学生諸君は授業終了後、サクッとスマホで振り返りを送ってくる。