今週、Power English は第3回目のSpeaking Testを予定していた。この授業のSpeaking Testは学生同士が ExaminerとExamineeになって行ない、その様子を録画して、後から採点する形式で行ってきた。テストらしくなく、楽しく参加できるとして、人気があった(と勝手に思っている)テストだ。
それが、コロナ感染拡大により新年2週間がオンライン授業になってしまい、実施をどうするか決断に迫られた。延期して後日実施するか、各自が録画をして提出するかのいずれかだ。
学生に尋ねてみることにした。
当初は半々だったが、いろいろとやりとりをして、中身がふに落ちてくるにつれて、変わっていった。
最終的に、録画提出型に圧倒的多数で決まった。一発のテストの方が良いと思っていた者もいたようだが、自分でいろいろと工夫できることが分かって、こちらを選んだようだった。
オンライン化によって、仕方なく変更したのだが、構成や効果、その内容を十分に工夫して、3分間のビデオを作り上げるというのも、悪くないと思った。
我々は、テストというのは、覚えてきて、それを吐き出すことと捉えていないだろうか。評価の方法は一発勝負のテストだけではない。時間をかけて、創り上げたものにも価値があるはずだ。そのプロセスで学び、身につける様々な力も含めてだ。
年始、1回目の授業で、いろいろな作品が集まった。きっと、何人かは遊び心あふれる驚きを仕込んでいるに違いない。見るのが楽しみだ。
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