12/22/2020

高知南高校 Southern Project 訪問教育 国際教養科2年 英語プレゼン 社会問題を取り上げたプレゼン(中間評価)

 先週の3年生は高校生活最後のプレゼンだったが、今週は2年生。2つ目プレゼンで、今回は様々な社会問題を取り上げたプレゼンを実施。環境問題、食品ロス、LGBTなど、様々な問題を取り上げていた。


今回はグループでの取り組みなので、チームワークという点でも、学ぶことが多いだろう。チームワークも何らかの評価ポイントすると良いのではないかと思う。要は、皆が均等に貢献することが価値あることとというふうに。


今回は、中間評価ということもあり、小グループで発表をして、お互いにフィードバックをしあうという形式だった。グループをローテーションをして、1グループが2回発表をする機会があった。



私の役割は、教室内を満遍なく回り、1グループ取り出すこと(それぞれのプレゼンの全体を見れないのはなかなか難しい。スライドの質に注目して、イントロあるいはクロージングを中心に観察した)。そして、そのグループに最後に教室の前でやってもらい、それを題材として、優れたプレゼンについて議論をすること。


最も強く感じたのは、みんな物わかりがよく、優しいということだ。もっと怒れよ!Show anger!地球の未来が、我々の未来が無残にも破壊されるかもしれないんだ。おだやかにプレゼンしててどうなる!


そして、クロージングで、みんなの考える未来(future)、希望(hope)を示せよ!そのビジョンと最初に指摘した問題のコントラストが強ければ強いほど、プレゼンの訴える力は強まる。オーディエンスを動かすことだ presenterの役割は!


その他、気づいたこと:

◯スライドの質が高まった(正確には良いものと悪いものの差が大きい)。インパクトのある画像をうまく使えている。

◯展開がロジカル。うまく組み立てている。

◯Start Strongはうまく実践できているものが多い。


▲まだ文字が多すぎるスライドが見られる。

▲データをあげる時は、もっとうまく例え、比喩を使う。

▲最初に述べるアウトラインは要るのかなあ?(そう書いてあるプレゼン本も多い。でも退屈だし、意味はない)

▲考え抜いて、結論にオリジナリティーを

▲クロージングが弱い。スライドにThank you.もいらない。もっとも伝えたいメッセージの残せ。That’s all.もいらない。ここが終わりではなく、オーディエンスにとってのアクションのスタートだ!


3年生のときにも書いたが、担当のH先生とは、プレゼンについてのブッククラブをやってきており、指導内容については一歩前に進んだのではないかと思った。



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