8/01/2008

授業終了


7月31日(木)をもって、今年の前半(1st&2nd quarter)の授業が終了した。最終日は、Oral presentationのFinal presentation 発表会だった。29日(火)にはScience Readingも終了。後半にかけては、シラバスを少し修正して、paragraph readingなどのReadingのためのSkills を取り上げた演習を行い、最後の2コマは、仕上げとして、チャップリンのThe Great Dictatorのスピーチを練習した。今回も、授業評価をしてもらっているので、集計するのが楽しみだ。特に、後半修正を加えた部分が受け入れられたかどうかが気になるところ。ざっと見た感じでは、賛否両論のようだ。リーディングスキルのための演習では、ペア活動があまりなく、十分に練習をしたという実感がなかったという意見があった。しかし、一方で、1st Quarterよりも良くなったとする意見もあった。(「授業評価を受けて、要望を聞いて授業を変えてくれた」という意見がうれしかった)「唯一」つしか授業形態をもたないのでは、多様な生徒の力を伸ばすことができないということだろう。学生の受け止めは、一様ではない。

11年ぶりの授業。この4ヶ月、いろいろと悩みながらやってきた。ゼロからのスタートみたいなものだったから、ほぼ授業一色だったと言っても過言ではない。他のことに取り組む余裕はあまりなかった。「授業の準備って、こんなに大変だったっけ?」とたびたび思った。でも、やはり考え抜いた活動や展開が、受け入れられ、うまくいくと、喜びも大きいことを改めて実感。

それなりの満足感をもって終えた。まあまあの手ごたえと思っていたのだが、1日、2日と経つうちに、早くも反省点だらけ!痛感したのは、「つぎはぎ授業」だったんじゃないかということ。11年間、様々な授業を見てきて、自分なりに、「こうしたい」「自分ならこうする」という「理想の授業」が育っていたと思う。それらを、ここぞとばかりに投入してしまった気がするのだ。なんだかまだ、自分の授業ではない気がする。

3rd Quarterに、手を加えたいことがたくさんでてきた。楽しみが増えた。

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