3/30/2008

Kochi英語No.81(2008.3.29)ディベート論題・日程

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英語教育のひろば  Vol. 81 2008. 3/29 (Sat)

   Blog: http://kochi-e-project.blogspot.com/
          (上記ブログアドレスが新しくなりました!)

         ■□■□■ Kochi 英語 ■□■□■

 発行元:高知県高等学校教育研究会英語部会事務局(高知西高校)
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       第3回全国高校生英語ディベート大会の論題決定

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第3回大会の論題が決定しましたので、お知らせいたします。これで高知県大会の論題も決定したことになります。いよいよ授業計画を具体的に立てることができるわけですね。No.80でお知らせした「ディベート入門指導」計画は、3つの論題を順次こなしていきながら10月26日の県大会に向けて準備するものでしたので、以下のように一部修正してみました。いかがでしょうか?今回は授業で試合も含めて20時間です。

たとえば、2単位ライティング(60時間)の授業でこれを導入すると、残り40時間で教科書を扱わなければならなくなりますが、教科書中には必ずディベートで扱うことができる表現やテーマやパラグラフライティングの部分があるはずですので、その部分はディベート指導20時間の中で扱うことが可能です。まず、教科書に目を通してみてください。あと、「共通テストだから・・・」という場合は、他の先生も誘ってみたらどうでしょうか。いろいろな方法が可能です。

①共通テストの部分を70%、各担当の先生オリジナルを30%に設定する
②共通テストを担当する教員全員でディベート20時間にチャレンジしてみる
③教科会で提案し、別の授業やALTとコラボする
④授業はあきらめて、放課後のクラブ活動的に取り組む(もっと時間が取れる可能性大)
⑤補習を利用する(ディベート指導は国公立二次試験対策として抜群)

■第3回全国大会データ■
論題 「Japan should lower the age of majority to 18.
    日本は,法的な成人年齢を18歳に引き下げるべきである。」 

日程 平成20年12月20日(土)~21日(日)
場所 岐阜県
(具体的な場所については、現在交渉中ですので、5月以降の要綱発表までお待ち下さい。)  

■2008ディベート入門指導(修正版3/29)■
ねらい:
①ディベートのおもしろさを知り、間違いを恐れない積極性を身につける
②日本語でディベート理論の概要を学び、身につける
③英語力を4技能の点で向上させる

日程:総時間数20時間(授業以外に様々な準備をすることが想定されます)

4月~5月(4時間):モチベーションを高める期間(おもしろそう・もっとやってみようという気持ちを引き出す)

①簡単な論題での日本語によるマイクロディベート(聞く、メモを取る、三角ロジックの徹底)

  東京VS高知、うどんVSラーメン、あんパンマンVSドラえもん、など

6月~8月(4時間):日本語による大会様式を用いたディベート指導にレベルアップ(読む、話す、理由付け・根拠)

① 携帯電話、メール、電車などの優先席などの是否について          

9月~10月(12時間): 日本語で学んだ表現・文句などを英語で決定的に練習する、リサーチ、クラス大会

①大会論題(Japan should lower the age of majority to 18.)について
      肯定側・否定側の議論の柱をリサーチ→決定→根拠

10月26日(日) 第8回高知県大会参加


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YAMADA Noriaki
Kochi Nishi Senior High School
2-5-70 Kamobe, Kochi, JAPAN
postal code: 7808052

3/27/2008

Kochi英語No.80(2008.3.26)研究部発足、ディベート入門

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英語教育のひろば  Vol. 80 2008. 3/26 (Wed)

   Blog: http://nagasaki21.blogspot.com/
          (上記ブログアドレスが新しくなりました!)

□■ Kochi 英語 ■□

 発行元:高知県高等学校教育研究会英語部会事務局(高知西高校)
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もくじ

1.平成21年度四国英語教育研究大会・高知大会について
2.英語ディベート入門指導について

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平成21年度四国英語教育研究大会・高知大会
        研究部発足のお知らせ

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平成21年の四国大会に向けての取り組みを開始いたします。まずは、以下
の日程で第1回研究部会合を開催いたしますので、興味・関心をお持ちの皆
様は是非ともご参加下さい。個人的な声かけが十分にできていないことを大変
申し訳なく思いますが、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

                    記

日程:2008年4月19日(土)15:00-17:00
場所:高知県立高知西高校・会議室
研究部代表: 山中由香、中馬 剛

*注意
当日の駐車場は、他の使用団体も多いことから、北校舎の北側のスペース、
つまり、旧教育センター前までお車をお進め下さいますようお願いいたします。
正門を入りすぐに右側へとお進み下さい。担当者が簡単な誘導をいたします。


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      英語ディベートで授業改革!!
         ー入門指導から第8回高知県大会までー
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先日、第3回全国高校生英語ディベート大会の準備委員会から以下の三つの論
題候補が発表されました。4月からはそれぞれの学校にて本格的に準備が始まるか
と思います。今回初めてディベートに取り組もうという向けの入門指導を以下のように
考えてみました。これを利用しながら6ヶ月間「ディベートを使ってアクション・リサーチ」
に一緒に取り組んでみませんか?詳しくは、是非本メールにご返信下さい。

■2008ディベート入門指導■
ねらい:
①ディベートのおもしろさを知り、間違いを恐れない積極性を身につける
②日本語でディベート理論の概要を学び、身につける
③英語力を4技能の点で向上させる

日程:論題候補を取り上げる順は、今回は特に重要ではありません。
 4月~5月:  案内と選手リクルート、簡単な論題での日本語によるマイクロディベート
          以下の3を取り上げて、日本語による簡単なディベート指導

 6月~8月:  以下の2を取り上げて、日本語による簡単なディベート指導
          以下の1を取り上げて、英語による簡単なディベート指導

 9月~10月: 英語でのディベート指導(大会論題を用いて)

10月26日(日) 第8回高知県大会参加


1. Japan should lower the age of adulthood to 18.
 日本は,成人年齢を18歳まで下げるべきであるか,いなか

2. Japan should introduce direct election of the Prime Minister.
 日本は,首相の(国民の直接投票による)公選制を取り入れるべきか,いなか

3. High school students in Japan should be required to do volunteer work.
 日本の高校生は,ボランティア活動をすることを必修にすべきか,いなか


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YAMADA Noriaki
Kochi Nishi Senior High School
2-5-70 Kamobe, Kochi, JAPAN
postal code: 7808052

3/17/2008

Aura

Always keep your temper. A cool presentation creates an aura of confidence.

「あの人はオーラが出ている」とか「オーラを感じる」のように、日本語でもよく目にするようになった言葉 aura(オーラ)。あまり英語での使用例をみたことがなかったので、なるほどこんなふうに使うのかと思いました。この語は、ギリシャ語の「微風、息」という意味が語源のようで、ギリシャ神話のアウラ神は、ギリシャ美術の中で空に舞う女、微風の女神だそうです。辞書には、「(花など)ほのかな香り」「(物体からの)発気」「独特の雰囲気」「(人や物が発散する)輝かしさ」などの語義がみられます。最後の「輝かしさ」というのが、この文の定義でしょうか。英語では、"a feeling or particular quality that is very noticeable and seems to surround a person or place."とあり、同義語として、atomosphere, ambience, air, quality, mood, tone, vibrationなどがあげられています。オーラを発するような「輝く人」に出会ったら、早速、使ってみましょう。"She always has an aura of conficence."

3/02/2008

Persistence

Nothing in the world can take the place of persistence.Talent will not;nothing is more common than unsuccessful men with talent.Genius will not;unrewarded genius is almost proverb. Education will not;the world is full of educated failures.Persistence and determination alone are omnipotent.

--Calvin Coolidge

「粘り強さに取って代われるものは何もない。才能でさえ無理だ。才能はあるのに、成功できなかった人は数え切れない。天才であることもそうだ、粘り強さに代えることはできない。生かされない天才といのは、平凡な才能と変わらない。教育だって、粘り強さには取って代われない。世界には教育はあっても、だめな人間であふれている。粘り強さと意志をもった行動のみが、物事を成し遂げる原動力である。」

☆数々のMemorable Quotationsに出会って来ましたが、これが最高かもしれません。やはり、投げ出さず、一つのことにこだわり続けて、やり通したものが勝ちだ。ありふれた言葉だが、「継続は力なり」。実は、もっと若いときは、このことの意義に気づいていなかったと思う。自分自身の成功や失敗、他人の事例を、数多く目にしてきて、やっと実感できたものだ。persistenceをもってやり続けた人のみ、何かを達成している。高知県人は、花火を打ち上げるのは得意だけど、粘り強さに欠ける、あきっぽいとよく評されます。もちろん、このような「あっさり」とした気質は、高知県人の魅力だとは思うのですが。。。やはり、時と場合によっては、もっとこだわり、粘る必要があると思いませんか?