9/30/2008

Bluebird:高教研理科部会役員会に出席



Bluebirdプロジェクトというのは、高知工科大学の学校教育支援プロジェクトの総称です。現在の主な活動は、中学校、高等学校への「訪問教育」と「理科教員研修」の実施。今回は、理科教育研修の実施に、現場の先生方の意見や要望を取り入れたいと、理科部会役員会(9月30日、高知小津高校)におじゃましました。開催日や内容について、貴重なご意見をいただきました。自然科学の楽しさを高知の子どもたちに、伝えていくために、今後とも、より良い連携を続けていきたいと思います。Bluebird自体も、現在見直しにとり組んでおり、もっともっと学校のニーズに合ったものに育てていく必要があると考えています。机上の研究も大切だけれど、教育研究は「学校や先生が元気になって(empower)なんぼ!」ですので。

高知小津高SSH 第4回「科学英語」研究部会

同校勤務のALTが交代したことを受けて、新しいALTとの顔合わせもかねて、科学英語(Science English)の研究部会をもちました。シラバスの概略は固まりつつあるので、いよいよ具体的な教材づくり、授業案づくりに入ります。

Kochi英語No.96(2008.9.30) Events in October

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2008.9.30.(Tue) 配信元:高知英語Connection!
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  英語教育の広場
  -Kochi英語 No.96-
        
     Blog: http://kochi-e-project.blogspot.com/

・・・こんまいニッポンにあだたぬ若いしをつくろうやいか!・・・
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<もくじ>
1.高知県放送・視聴覚教育研究大会(案内添付) @高知西高校
2.第1回英語教育フォーラム(案内添付) @松山大学
  ~楽しく学ぶ魅力ある英語教育への取り組み~
3.第6回授業研究会 @附属中学校
4.第33回高知トーストマスターズクラブ @高知大学
5.第23回英語教育セミナー21(英語ディベートのジャッジング)

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  平成20年度 高知県放送・視聴覚教育研究大会(案内)

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日時:2008年10月3日(金)12:30~17:00
場所:高知県立高知西高校
日程:
 12:30~12:50 受付
 12:50~12:55 開会行事
 13:05~13:50 公開授業(2年生グローバル・エデュケーション)
 14:00~14:45 研究協議
 15:00~16:45 講演・質疑応答
 16:45~17:00 閉会行事

申し込み:9月12日までに専用FAXにて(当日参加も可能)
問い合わせ:
高知県高等学校視聴覚教育研究会(高知西高校内)
事務局 竹島洋文 hirofumi_takeshima@kt4.kochinet.ed.jp


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          第1回英語教育フォーラム
   ~楽しく学ぶ魅力ある英語教育への取り組み~

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日時: 2008年10月4日(土)10:00-17:00
場所: 松山大学カルフール・8号館4F841・842番教室



英語教育講演会

10:00~11:30 8号館4階841番教室



演題:「魅力ある英語教育の進め方」

講師:日本福祉大学 中西 哲彦先生



英語スピーチ: 我が校の英語教育実践例 

12:30~14:00 場所:8号館842番教室



①向後 秀明(千葉県教育庁教育振興部指導課指導主事)

②今井 典子(高知工業高等専門学校)

③河野 極 (愛媛大学附属高等学校)

④末木 誠 (学校法人興南学園興南中学校)

⑤上原 明子(大宰府市立大宰府西小学校)



〔コメンテーター〕

太田 光春

 (文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官)

 (国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官) 



英語教育シンポジウム

14:30~15:15 場所:8号館841番教室



(1) 松山大学の英語教育の現状 報告者:松山大学人文学部 寺嶋 健史      

(2) パネルディスカッション「これからの大学英語教育」

  コーディネーター 金森  強(松山大学人文学部教授)

  パネリスト 太田 光春(文部科学省)・向後 秀明(千葉県教育庁)



英語教育講演会 

15:30~16:30 場所:カルフール3Fホール



演題:「自己を見つめ、心を開く外国語学習との出会いを!

ー調査官が高校生に話しておきたい大切なことー

講師:太田光春氏


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           第6回授業研究会

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高知県内の中高英語教員による英語授業研究会です。どうぞ、お気
軽にお仲間にお入り下さい。

日時:2008年10月18日(土)15:00~17:00
場所:高知大学附属中学校


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第33回高知トーストマスターズクラブ例会
         Kochi Toastmaster Club WEB site
      http://kochitoastmasters.blogspot.com/
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高知トーストマスターズクラブは、英語スピーチとリーダーシップのスキル
を高めたい方のための集まりです。現在の会員数は、20名程度です。
是非一度、お気軽にクラブ例会を体験してみてください。

【Date】 19:00 - 21:00, Monday, October 27, 2008
【Venue】Conference Room, 2nd floor, Sogo Kenkyu
【Contact us for further information】
 President: TANIGUCHI Masaki
tamasaki@kochi-u.ac.jp
 Vice-President of Education: NAGASAKI Masahiro
masahiro@nagasaki21.com
 Vice-president of Public Relation: YAMADA Noriaki
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
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    第23回英語教育セミナー21

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今回はこの8月に開催された第22回に引き続きディベート特集です。
短い時間ですが、中央大学の矢野善郎先生を囲んで英語ディベート
のジャッジングについて学びます。

日 時: 2008年10月25日(土)15:00~17:00
場 所: 未定
参加費: 1,000円(大会ジャッジの方は無料です)

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    第8回高知県英語ディベート大会
The 8th Kochi English Debate Tournament

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第3回全国大会(12月20日-21日岐阜県)をかけての県大会です。
年々、参加する高校生の英語レベルが高くなっているのを感じます。
興味関心のある方なら誰でもオーディエンスとして参加できます。保護
者の方や学校の教員やお友達からの熱い応援をお願いします。なお、
今年は全国大会審査委員長の矢野善郎先生(中央大学)をゲスト
ジャッジとして迎えます。高校生の熱い戦いに、乞うご期待!

日時: 2008年10月26日(日) 9:00~(受付は8:30~)
場所: 高知大学 共通教育棟3・4号館
論題: Japan should lower the age of adulthood to 18.
    「日本は、法的な成人年齢を18歳に引き下げるべきである」


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高知県教育委員会事務局高等学校課
指導主事 山田 憲昭 YAMADA Noriaki
TEL 088-821-4850 FAX 088-821-4547
noriaki_yamada@ken3.pref.kochi.lg.jp
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
noriaki_yamadajp@yahoo.co.jp

高知県教育委員会事務局高等学校課:
 http://www.kochinet.ed.jp/koukou/
高知英語Connection:
http://kochi-e-project.blogspot.com/
Kochi Toastmaster Club:
http://kochitoastmasters.blogspot.com/

9/29/2008

高知トーストマスターズクラブ 第32回定例会



第33回例会。今回は、In House Table Topic Speech Contestを実施。僕が、Table topic masterで、トピックは"Comparison"。二つのものを比較して、それについての好悪や優劣を決定、その理由を述べてもらう即興スピーチ(1~2分)で競いました。Anapanman vs. Doraemon, Udon vs. Ramen, Girl with long hair vs. short hair, Aeon Kochi vs. Obiyamachiなど。。。楽しい意見、真剣な意見。今後の人生の意志決定に役立つかどうか。。。。その結果、山田憲昭さんがBest Table Topic Speakerに決定しました。

9/27/2008

放送教育研究大会-研究授業についての検討会(2)

昨日(9月26日)、10月3日の放送教育研究大会の研究授業(高知西高校)についての、再度検討会をしました。授業では、洞爺湖サミットのニュースの二カ国語放送で、環境問題を取り上げることになっています。特に、1)番組の伝えようとするメッセージをどう解釈し、その価値をどう評価するか 2)それを起点として、どのように授業をデザインするか 3)最終的に、何を学んでほしいのか、そのあたりを明確にしていく必要があるということを強調しました。さて、どのような授業になるか、当日を楽しみにしています。

9/26/2008

第2回SELHi運営指導委員会-高知南中学校高等学校

9月26日(金)、高知南中高等学校で、SELHi運営指導委員会があった。3年間の研究指定の最終年で、11月19日(水)に開催する最終報告会の内容についての審議が主なテーマだった。高知南セルハイの最大の特徴は、中高一貫校の6年間のシラバス作成ということ。しかも、国際科などの特定の英語を専攻としない、普通科のクラスを対象としたところ。どのような6年間の英語指導ストーリーを描いたか、まさにこの点に成果が期待される。もとより、大規模校であり、中学校・高校の教員文化の違いも平たくしながらの意欲的な取り組み。担当の先生方の熱意には本当に頭が下がる。その点で、今日、運営指導委員会で示された内容は、'presentation'という点で、一工夫ほしいところだ。「内容」が重要なのは言うまでもないけれど、それを等しく伝えるようにpresentしなかったら、「内容」そのものも評価してもらえないからだ。まさに、People will not be persuaded by "what you speak" but by "what they understand."だ。残されて数ヶ月、がんばってほしい。

9/24/2008

世界中の素敵な若者たち発: Blog Action Day 2008 Poverty に参加を


Blog Action Day 2008 Poverty from Blog Action Day on Vimeo.

TakingItGlobalというSNS(Social Networking Service)がある。これは、グローバルな社会問題に強い関心を抱く若者たちをつなぎ、活動の場を提供することを目的としたSNSらしい。現在、なんと世界中の21万人以上の若者が参加して、エイズ、貧困、教育、環境といった、多岐にわたるGlobal Issuesをとりあげ、その解決に向け、ウェブ上で議論を繰り広げている。

このような取組みを、世界を舞台にネット上で繰り広げている素敵な若者たちがいることに、とても心を動かされた。安価に、多くの人が「小さな努力」や「ささいな貢献」ができる、気軽さのあるインターネットの性質を上手く生かしていると思う。ネット上での陰湿な中傷やいじめなど、影の部分ばかり注目されがちだが、若者のもっている本質的な「善さ」やエネルギーを、ポジティブな方向に発揮させることで、様々な問題解決の助けになる可能性も秘めていると思う。

Blog Action Dayというのは、TakingItGlobalで展開されているキャンペーンの一つだ。同ページによると:

Blog Action Day is an annual non-profit event that aims to unite the world’s bloggers, podcasters and videocasters, to post about the same issue on the same day. Our aim is to raise awareness and trigger a global discussion.

Global issues like poverty are extremely complex. There is no simple, clear answer. By asking thousands of different people to give their viewpoints and opinions, Blog Action Day creates an extraordinary lens through which to view these issues. Each blogger brings their own perspective and ideas. Each blogger posts relating to their own blog topic. And each blogger engages their audience differently.

Are you ready to commit your blog to the issue of Poverty? If you are planning on joining thousands of others to blog about Poverty on October 15th then add yourself to the 'People Attending' list on this event page. Know other active bloggers? Encourage them to join in!

We hope to use the list of 'People Attending' to promote TakingITGlobal bloggers as participants in Blog Action Day.


PCディスプレーに前にへばりついて、内向きの欲望を満たしている若者たちを、このような取組みに引き込めないものだろうか?真剣に考えてみたい。

ということで、僕も、Blog Action Day 2008への参加を表明します。

Kochi英語No.95(2008.9.24)

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2008.9.24.(Wed) 配信元:高知英語Connection!      
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  英語教育の広場
-Kochi英語 No.95-
        
     Blog: http://kochi-e-project.blogspot.com/

ー こんまいニッポンにあだたぬ若いしをつくろうやいか!ー
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<もくじ>
1.第8回高知県英語ディベート大会チーム周知会(案内)@高知西
2.第32回高知トーストマスターズクラブ(案内) @高知大学
3.高知県放送・視聴覚教育研究大会(案内添付) @高知西高校
4.第1回英語教育フォーラム(案内添付) @松山大学
  ~楽しく学ぶ魅力ある英語教育への取り組み~

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  平成20年度 高知県放送・視聴覚教育研究大会(案内)
             *添付ファイルあり
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日時:10月3日(金)12:30~17:00
場所:高知県立高知西高校
日程:
 12:30~12:50 受付
 12:50~12:55 開会行事
 13:05~13:50 公開授業(2年生グローバル・エデュケーション)
 14:00~14:45 研究協議
 15:00~16:45 講演・質疑応答
 16:45~17:00 閉会行事

申し込み:9月12日までに専用FAXにて(当日参加も可能)
問い合わせ:
高知県高等学校視聴覚教育研究会(高知西高校内)
事務局 竹島洋文 hirofumi_takeshima@kt4.kochinet.ed.jp

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           第8回英語ディベート大会
   参加チーム指導教員及び参加生徒対象・大会周知会

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日時: 9月27日(土) 15:00-17:00
場所: 高知西高校

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       第32回高知トーストマスターズクラブ例会
         Kochi Toastmaster Club WEB site
      http://kochitoastmasters.blogspot.com/

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高知トーストマスターズクラブは、英語スピーチとリーダーシップのスキル
を高めたい方のための集まりです。現在の会員数は、20名程度です。
是非一度、お気軽にクラブ例会を体験してみてください。

【Date】 19:00 - 21:00, Monday, September 29, 2008
【Venue】Conference Room, 2nd floor, Sogo Kenkyu

     Faculty of Education,Kochi University
19:00 Call to Order President
19:05 Greeting by Toastmaster of the Evening
19:10 【Table Topics Session】
*topic will be announced at the meeting
19:30 【Current Topic Session】
19:50 Intermission
20:00 【Formal Speech Session】
19:45【Evaluation Session】
20:50 Business Session *Officer Election
21:00 Adjourn President

 President: NAGASAKI Masahiro
masahiro@nagasaki21.com

 Vice-president of Education: TANIGUCHI Masaki
tamasaki@kochi-u.ac.jp

 Vice-president of Public Relation: YAMADA Noriaki
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
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          第1回英語教育フォーラム
   ~楽しく学ぶ魅力ある英語教育への取り組み~

*添付ファイルあり
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 以下、フォーラムの概要です。詳細は添付ファイルをご覧下さい。

日時: 2008年10月4日(土)10:00-17:00
場所: 松山大学カルフール・8号館4F841・842番教室



英語教育講演会

10:00~11:30 8号館4階841番教室



演題:「魅力ある英語教育の進め方」

講師:日本福祉大学 中西 哲彦先生



英語スピーチ: 我が校の英語教育実践例 

12:30~14:00 場所:8号館842番教室



①向後 秀明(千葉県教育庁教育振興部指導課指導主事)

②今井 典子(高知工業高等専門学校)

③河野 極 (愛媛大学附属高等学校)

④末木 誠 (学校法人興南学園興南中学校)

⑤上原 明子(大宰府市立大宰府西小学校)



〔コメンテーター〕

太田 光春

 (文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官)

 (国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官) 



英語教育シンポジウム 

14:30~15:15 場所:8号館841番教室

(1) 松山大学の英語教育の現状 報告者:松山大学人文学部 寺嶋 健史      

(2) パネルディスカッション「これからの大学英語教育」

  コーディネーター 金森  強(松山大学人文学部教授)

  パネリスト 太田 光春(文部科学省)・向後 秀明(千葉県教育庁) 



英語教育講演会 

15:30~16:30 場所:カルフール3Fホール



演題:「自己を見つめ、心を開く外国語学習との出会いを!

ー調査官が高校生に話しておきたい大切なことー

講師:太田光春氏


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高知県教育委員会事務局高等学校課
指導主事 山田 憲昭 YAMADA Noriaki
TEL 088-821-4850 FAX 088-821-4547
noriaki_yamada@ken3.pref.kochi.lg.jp
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
noriaki_yamadajp@yahoo.co.jp

高知県教育委員会事務局高等学校課:
 http://www.kochinet.ed.jp/koukou/
高知英語Connection:
http://kochi-e-project.blogspot.com/
Kochi Toastmaster Club:
http://kochitoastmasters.blogspot.com/

9/22/2008

第1回英語ディベート研究プロジェクト会(報告)

 第1回英語ディベート研究プロジェクト会が9月20日(土)13:00から小津高校で行われました。この会の目的は、これまでの取り組みを検証しながら、英語ディベートの果たす役割、指導方法、また今後どのようにつなげていくかを研究することです。活動内容は事例研究(実践報告)、理論研究(専門書の輪読)、過去のビデオ視聴となっています。
 1回目の実践報告をしてくれたのは樫尾文雄先生(岡豊高校)。3年生で開講されている2単位の選択授業での実践です。ディベートができることを目指してスモールステップを踏んだ目標を設定しており、さまざまな活動内容を生徒たちが取り組みながら変化している様子がうかがえた報告でした。
 次に山田憲昭先生(高等学校課)による輪読(Gary Rybold, Speaking, Listening and
understanding Debate for Non-Native English Speakers, Chapter 1-2)です。内容はディベートの利点や基本的な概念についてでした。今回の輪読で私が印象に残っている部分です。ディベートを通して獲得できるスキルの部分。
Teamwork and People Skills みなさんはPeople Skillsを どのように解釈しますか?
 そしてこの後、今後の研究をどのようにしていくかについて議論し、指導書やDVDの作成などのアイデアが出され、次回の研究会までに具体的な内容を考えてくることになりました。

 この会は高教研の新たなプロジェクト。高校生ディベート大会ももう今年で8回目をむかえ、英語ディベート指導のノウハウを知っている先生も増えているでしょう。そんな中でわたしはまだ英語ディベート指導をしたことがなく、素人同様で参加しているので学ぶところが多くありました。県内にもわたしのように英語授業でディベート指導をしたことがない人や、やってみたいけどやり方がわからない人は多くいるのではないでしょうか。是非、この会に来てみてください。さまざまな情報が得られ、理解も深まりますよ。おすすめです。
 
 次回の研究プロジェクト会は11月15日(土)13:00の予定です。千谷志保先生(高知追手前高校)による実践報告、輪読(第3,4章)と今後の活動内容についての話し合いといった内容になっています。

*10月25日(土)に矢野善郎先生(中央大学)を講師としてお迎えし、ディベート実践やジャッジ方法についての英語教育セミナー21が開催されます。

9/21/2008

Top 10 Amazing Physics Videos



Wired ScienceというBlogに、"Top 10 Amazing Physics Videos"なる特集があった。すべて、You Tubeにリンクを張ってあるだけなのだが。ここに貼り付けたのは、リニアモーターカーの原理を説明したビデオ。たった、5分程度でポイントを要領よく説明している。日本語での基礎知識があることもあるけど、英語も分かりやすい。短いクリップなので、授業でも活用できそうだ。というか、自分自身でも楽しめる。いつでもどこでも、ほぼ何でも、意欲さえあれば、学べる時代になった。

TED.comの紹介の時にも少し触れたけれど、今や、世界規模での知の共有化は止まらない。僕たちは、もう、教科書にある知識を切り売りしているだけでは、やっていけない時代にいるんだろうと思う。

9/20/2008

第1回英語ディベート研究プロジェクト



高教研英語部会が、来年度の四国大会に向けて立ち上げた、ディベート指導のプロジェクト研究の第1回研究会が、9月20日(土)13:00から高知小津高校で開催された。今年で、第8回を迎える高校生英語ディベート大会。これまでの、取り組みをきちんと検証して、次の段階につなげることが目的。今回は、樫尾先生(岡豊高校)のディベート指導の実践報告、山田先生(高等学校課)による輪読(Gary Rybold, Speaking, Listening and Understanding Debate for Non-Native English Speakers, Chapter 1-2)を行い、その後、今後のプロジェクト研究の進め方について議論。このプロジェクトのゴールとして、指導用DVDの作成、「はじめてのディベート指導キット」開発など、いくつかアイデアがあり、次回までに具体的な内容を考えてくることになった。

引き続き、15:00からは、今年のディベート大会のジャッジ打合会に参加。大会の規定集も毎年改善されてきていることが伺われた。少しずつ加筆され、かなりの分量になってきたし、つながりも悪くなってきているので、ここで、じっくりと見直しをしてはどうかと提案した。

「継続は力なり」続けてきたことで、得られたものは、多大。さらに洗練されたものにしていってもらいたいと思う。

9/19/2008

Presentation is the "Killer Skill"



9月19日(金)、IEEE(電気関係学会)の依頼で、英語プレゼンテーションのワークショップを実施した。この学会は、英語でのプレゼンテーションに取り組んでいるとのことで、9月末に開催される大会に向けての、英語プレゼン力のブラッシュアップがねらいの講座であった。

当日の参加者は、3名(日本人大学院生2、中国人留学生1)。やや少なかったが、その分十分時間をかけて、みることができた。約1時間、"Presentation changes your future"と題して、プレゼンを行い、その後、英語とデリバリーの練習。次に、各自のプレゼンのイントロ部分の練習を行った。最後に、質疑応答まで含めた、最終発表をしてもらった。3人ともとても意欲的で、充実したワークショップを行うことができたと思う。

Oral Presentationの授業や今回のワークショップを通じて、日本人の英語プレゼンテーションにおける弱点や課題には共通点があることが分かってきた。今後の、効果的な英語プレゼンテーション指導の枠組みが見えてきたように思う。世界で最も注目を集め、そして、最も謎に満ちているといわれるコンサルティング会社マッキンゼーについて書いたThe McKinsey Mindには、"Presentation is the "Killer Skill" we take into the real world. It's almost an unfair advantage."とある。今後本学の英語教育が重点化していくべきテーマだろうと思う。

9/18/2008

Kochi英語No.94(2008.9.18)Debate, トーストマスターズクラブ, 放送視聴覚教育

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第94号 2008.9.18.(Thu) 配信元:高知英語Connection!      
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         英語教育の広場 -KOCHI英語-
        
     Blog: http://kochi-e-project.blogspot.com/

  ー こんまいニッポンにあだたぬ若いしをつくろうやいか!ー
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<もくじ>
1.ディベート研究プロジェクト会
    & 第8回高知県英語ディベート大会ジャッジ周知会(案内)
2.第32回高知トーストマスターズクラブ(案内)
3.高知県放送・視聴覚教育研究大会(案内)*添付ファイルあり

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  平成20年度 高知県放送・視聴覚教育研究大会(案内)
             *添付ファイルあり
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日時:10月3日(金)12:30~17:00
場所:高知県立高知西高校
日程:
 12:30~12:50 受付
 12:50~12:55 開会行事
 13:05~13:50 公開授業(2年生グローバル・エデュケーション)
 14:00~14:45 研究協議
 15:00~16:45 講演・質疑応答
 16:45~17:00 閉会行事

申し込み:9月12日までに専用FAXにて(当日参加も可能)
問い合わせ:
高知県高等学校視聴覚教育研究会(高知西高校内)
事務局 竹島洋文 
hirofumi_takeshima@kt4.kochinet.ed.jp

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         英語ディベート研究プロジェクト会
                  &
      第8回英語ディベート大会ジャッジ周知会(教員対象)

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日時: 9月20日(土) 研究プロジェクト会 13:00-15:00
              ジャッジ周知会    15:00-16:00
場所: 高知小津高校(高知西高校から変更になりました)


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       第32回高知トーストマスターズクラブ例会
         Kochi Toastmaster Club WEB site
      http://kochitoastmasters.blogspot.com/

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高知トーストマスターズクラブは、英語スピーチとリーダーシップのスキル
を高めたい方のための集まりです。現在の会員数は、20名程度です。
是非一度、お気軽にクラブ例会を体験してみてください。

【Date】 19:00 - 21:00, Monday, September 29, 2008
【Venue】Conference Room, 2nd floor, Sogo Kenkyu

     Faculty of Education,Kochi University
19:00 Call to Order President
19:05 Greeting by Toastmaster of the Evening
19:10 【Table Topics Session】
*topic will be announced at the meeting
19:30 【Current Topic Session】
19:50 Intermission
20:00 【Formal Speech Session】
19:45【Evaluation Session】
20:50 Business Session *Officer Election
21:00 Adjourn President

 President: NAGASAKI Masahiro
masahiro@nagasaki21.com

 Vice-president of Education: TANIGUCHI Masaki
tamasaki@kochi-u.ac.jp

 Vice-president of Public Relation: YAMADA Noriaki
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
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高知県教育委員会事務局高等学校課
指導主事 山田 憲昭 YAMADA Noriaki
TEL 088-821-4850 FAX 088-821-4547
noriaki_yamada@ken3.pref.kochi.lg.jp
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
noriaki_yamadajp@yahoo.co.jp

高知県教育委員会事務局高等学校課:
 http://www.kochinet.ed.jp/koukou/
高知英語Connection:
http://kochi-e-project.blogspot.com/
Kochi Toastmaster Club:
http://kochitoastmasters.blogspot.com/

9/17/2008

四国放送教育研究大会-研究授業についての検討会


10月3日(金)に高知西高校で開催される放送教育研究大会四国大会の研究授業。授業者は高知西高校のGlobal Education担当者の皆さん。Global Educaiton (GE)は、SELHiの時に、開発した学校設定科目。英語科の生徒全員が履修する。今回は、「放送教育」ということなので、公共放送(NHKのみらしい)の番組に素材をとって、それをもとに授業を研究することが目的。ニュースの2言語放送を活用することにしている。難しさは、放送の内容(コンテンツ)と英語の学習をどうやって統合するかという点。この日の議論の争点は、大きく分けて二つ。一つは、根本的な授業全体のデザインの見直し。この放送素材から授業者が何を見いだし、何を伝え、生徒に何を考えさえるかということ。もう一つは、外国語の授業としてのゴール設定の明確化。授業終了後、何ができるようになっていてほしいかということ。後日、授業案の再検討をすることになった。

9/16/2008

劇的に変わった英語学習教材の入手性:Podcastで英語



Podcastをご存じだろうか。インターネット上で音声や動画のデータファイルを公開する方法の1つであり、もともとは、『iPodなどの携帯プレイヤーに音声データファイルを保存して聴く事が可能な放送(配信)番組』(Wikidpedia)というものだったらしい。さて、このPodcastは、英語を学習するための格好の教材の宝庫だ。今は、高価な教材を購入しなくても、すぐに音声教材も、映像教材も入手できる。しかも、ほとんどが無償だ。活用しない手はない。ここで紹介している画像は、僕のiTuneの画面だが、CNN Daily Video, CNN Students News, Discovery News, BBC World Service, VOA Special English などを登録している。それそれが、5分程度のクリップで、毎日更新されているものもある。VOA Special Englishなどは、non-nativeを想定した非常にゆっくりした英語で、おまけにキャプションも表示される。

僕にとって、最新のニュースや生きのいい英語などを仕入れる、貴重な情報源となっている。短いクリップが多いので、授業のwarm-upなどで使っていきたいと思っている。

質の高い教材が容易に入手できるようになった。次に重要になるのは、やはり学び方や自ら学ぼうとする姿勢など、学習者の自律(learner autonomy)という事だろう。

9/15/2008

日本教師教育学会出席


9月14日(日)15日(月)の二日間、日本教師教育学会(会場 工学院大学)に参加してきました。私はこの学会の会員ではありませんが、アクション・リサーチやリフレクティブ・ティーチングなど、現職教員の力量形成に関わる研究や実践が、報告されるということがあったので、「他流試合」に挑んできました。

14日の、公開シンポジウムのテーマは、「21世紀における教員の資質向上論をさぐる-世界の教員政策と日本-」。その中で、ドイツの教員養成改革は、いわゆる「フィンランド・ショック」を受けて、急激な改善策を進めているという報告があり、興味深く聞きました。「フィンランド詣」の世界一はドイツで、二番手が日本だそうです。15日の、課題研究Ⅱは、「学校現場と大学教育の連携を支える“知”を探る(2)」というテーマでした。興味深かったのは、京都市が実施している「教師塾」の報告。教員志望の大学生を集めて、自主的な研修会を実施しているとのこと。600名を超える参加者があり、教員志願者の力量アップ、意識向上につながっているとのことでした。多少は「青田買い」的なねらいもあるようですが、力のある教員の養成を早い段階から進めたいという志しには、京都市の教育に対する強い思い入れが感じられました。

どうしても、ぬぐい去れなかったことが一つ。それは、「これは、大学の教員養成がやることだろう!」ということです。京都市の方は言いませんでしたが、カリキュラムを見ると、まるで、我が国の教員養成の弱点を補ってもらっているというふうにも思えました。大学には大学の、教育行政・学校現場にはそこでの、それぞれのてころでしかできない、教員養成のプログラムがあるはずです。そのあたりを探究することが、今後の重要なテーマになっていくのだろうと思いました。

9/14/2008

第5回英語授業研究会



昨日収録した授業をみて、授業分析を行いました。今回の、四国大会の授業研究は、今のところ、何らかのスキルやテーマを設定して、それを実現するための授業を組み立てることよりも、collaborativeな授業研究を継続して行い、授業研究の手法や授業改善の進め方について、皆でそのノウハウを確立し、共有していくことを目指しています。

今回の、授業分析では、KJ法の方法を応用して、授業を見ながら全員で付箋紙にコメントや分析を記入。その後、それを全員で模造紙に貼り付けながら、授業の良い点や課題を整理していくという方法をとりました。単に、意見を出しあうだけでなく、指摘された課題の背景や原因などについて、協議しながら進めていきました。様々な意見が、出放しにならず、分類整理され、深まっていくことが実感できました。この方法は、今後、校内研修や地域での研修会でも、活用されるように、質を高めていく必要があると感じました。

最後に、授業者と参加者に「宿題」を出してお開きとなりました。授業者は、今日の議論をA4版用紙1枚にまとめてくること。他の参加者は、課題として指摘された、導入、語彙の説明、文法説明の3つの部分について、より良い方法はないか、自分なりの代替え案をつくってきて、次回実演してもらうことにしました。

来月は、18日(土)高校の授業の分析会を行う予定です。

9/13/2008

第5回英語授業研究会(報告)

 5回目の授業研究会が付属中で行われました。四国大会の授業者も決まり、本格的な授業研究のスタートです。今日は中学校の発表者、橋尾 環先生(城東中学校)の授業をビデオで観察し、ディスカッションを行いました。授業の良かった点や改善点が様々な観点から多く出され橋尾先生はもちろんのこと、私たちにとっても授業を考える点で大いに学ぶところがありました。また授業のスタイルや考え方における中・高の違いなどを知ることができ、中・高共同で研究を行っている意義が感じられました。
 授業を組み立てることは本当に難しいといつもながら思いますが、多くの人と取り組んでいるという安心感や新しい発見がまたできるというワクワク感を持って自分もがんばろうとますます思えた研究会でした。
  次回は、橋尾先生が行った授業を、今日参加した先生が導入・語彙・文法と3つに分けて実践されます。また高校の発表者、横山志保先生(高知南中高校)の授業研究も行われます。

9/12/2008

四国大会中学校研究授業:第1回ビデオ撮影



9月12日(金)に来年度の四国研究大会の研究授業者、橋尾環先生(城東中学校)の授業のビデオ撮りに行ってきました。高知市内の中学校の荒れが指摘されることがよくあるので、期待と不安の中で校門をくぐりました。実際は、校舎もキャンパスもとてもきれいで、とても落ち着いた雰囲気の中で授業が行われていました。もちろん、課題を抱えている生徒がいないわけではありませんでしたが、この年代の青年にとっては、いろいろなものを抱えるのが当たり前。先生方の日頃のご努力が形になっているなあと思ったことです。

いくつも、中学校を訪問しましたが、学校に入った瞬間に感じる「安心感」みたいなものが、ある学校とない学校がある。廊下を歩くときに、構えてしまう学校がある。生徒も教師も、何か妙に警戒感をもって、構えている。訪問をお願いした時にもあれこれ理由をつけて、何とか避けたいという空気が伝わる学校と、開放的で来てくれることを喜びとして伝えてくれる学校がある。それで、実際に行ってみると、やはり学校の空気が違う。

何かこの違いを生んでいるんだろうかと、ずっと思ってきました。それは、おそらく、教員集団の目が、生徒たちに向いて、学校づくりの方向性がきちんと定まっているかどうかではないかというのが現時点での僕の仮説。その軸がしっかりしているので、みんなに安心感や自信が生まれる。校長先生にご挨拶に行ったとき、「どうぞどうぞ、いつでも見に来てください。ほめるだけでなく、厳しく指摘してあげてください。お願いします。」とおっしゃいました。

城東中では、英語科全員が協同で授業研究に取り組むことになったようです。これを機会に、教科指導の面でもパワーアップを!13日(土)には、早速、今日の授業の分析会をします。

9/10/2008

「教師の自己成長」にこだわる訳

多忙化、バッシング、モンスターペアレント、バーンアウト。。。今、日本の学校教育を取り巻く環境はとても厳しい。教員志願者が激減し、優秀で、高い志をもった若者が教職を目指さなるのことを真剣に憂う。一方、日々の実践で笑顔を忘れずにがんばっている多くの先生方を知っている。心から応援したい気持ちだ。子どもたちの立場に立って、子どもたちの成長を願い、日々地道に実践に汗を流している。

それに、見合う職業だからだ。楽しいことばかりではないけど、他の職業では得られない大きな喜びと、達成感が教室にはある。学校にはある。「ぜひ、そのことを知っていてほしい。」と大きな声で叫びたい気持ちだ。

気持ちが折れることなく、使命感と意欲をもって、教職を続けていけるような職場環境づくりが必要だと思う。それは、教師としての「幸せなキャリア」を築くことができるような環境づくりだ。

そのために、考えておきたいこと。教師が、幸せなキャリアを築くことのできる条件。

1つ目は、本人の内面からのドライブ(動機)と仕事のマッチングがうまくいっている場合。つまり、自分自身が達成したいこと、興味をもっていることが、今の仕事とぴったり合っている場合です。仕事に自然にのめりこんでいるような状態。

2つ目は、仕事が有意味である場合。社会の役に立っているとか、生徒が喜んでくれたとか、生徒が変わってきた、同僚との風通しが良くなってきた。。。など、仕事に大きな意味を見つけている場合。

3つ目は、仕事を通して継続的に成長できているかどうかということ。どんなに自分の動機に合っていて、意味のある仕事であっても、同じことばかりやっていると飽きてしまいます。これは、誰にとってもあることです。たとえ長くやっても飽きないのは、自分自身が変化し、成長しているときです。教師が学び続けることに、価値がおかれ、優先されるような環境で不可欠です。

このような学校教育づくりを、英語教育という立場から進めたい。それが、僕のキャリアのゴール。

9/09/2008

TED.comというすばらしい試み



TED(Technology, Entertainment, Design)とは、1984に始まった会議で、この3分野の第一線の研究者や活動家たちを集めて開催されています。この会議で、発表者は(なぜか)「18分間」のプレゼンテーションを行うことになっています。この長さのおかげで、内容が凝縮され、結晶化されて、濃密なプレゼンになっているように感じます。さらに、すごいことに、これらは、すべてfree(無料)で見ることができ、再配布も自由です。これは、TEDの掲げる次のようなMissionによるのでしょう。

Our mission: Spreading ideas.

We believe passionately in the power of ideas to change attitudes, lives and ultimately, the world. So we're building here a clearinghouse that offers free knowledge and inspiration from the world's most inspired thinkers, and also a community of curious souls to engage with ideas and each other. This site, launched April 2007, is an ever-evolving work in progress, and you're an important part of it.

すばらしいプレゼンテーション、深い内容なのに分かりやすい英語。お奨めです。ぜひ、一度、みてください。自己啓発の場としても有用だと思いますが、我々としては、英語教育の中での活用方法も考えていきたいですね。

Wikidpediaもしかり。はてなOKWebYahoo!知恵袋NAVER 知識plus教えて!gooなどの質問サイトも数多くあります。「知の共有化」という方向性はこれからの教育の在り方をも変えてしまうかもしれません。

(注)ちなみに、下の記事で紹介した Richard St. John: Secrets of success in 8 words, 3 minutesは(なぜか)3分間です。

Richard St. John: Secrets of success in 8 words, 3 minutes

9/08/2008

小学校英語活動:ジョン万プロジェクト(仮称)に参加


小学校英語の導入を見据えて、小学校の英語活動とPA(プロジェクト・アドベンチャー)活動の融合を目指した有志の研究会に参加してきました(会場:高知県心の教育センター)。しかも、一連の活動のコンテンツは「ジョン万」こと中浜万次郎にするとのこと。実に、意欲的な取り組みです。まだ、概略をうかがった段階なのですが、感じたことは、まだまだゴール設定が曖昧であるということ。もちろん、このような統合的な教育活動では、なかなか単一のゴール、例えば、あるtarget structureに習熟するといったものの設定は難しいと思われるけれど、単なるレクレーションにしないためにも、到達点の明確化は必要だと思った。興味深かったのは、PAの活動と英語の授業の活動に、根本的な類似点があると感じたことでした。人と人との間に、コミュニケーションやインタラクションを成立させるための工夫という点で、どこか共通点があるのです。僕たちは、ペアワークやグループワークを成立させるために、生徒の英語力やクラスの人間関係などを考えながら、言語活動を組み立てています。文法や語彙の知識を与えるだけの授業をしていた時代にはなかったことです。今後の、取り組みに期待したいと思います。

9/06/2008

ドリームズ カム トウルー懇話会-高知丸の内高校


9月6日(土)、高知丸の内高校の「ドリームズ カム トウルー懇話会」なる会合に出席してきました。生徒、学校、PTAが、一同に会し、率直に意見交換をすることで、魅力ある学校づくりを進めようというものです。テーマは、「魅力的な学校づくり~あなたはどんなふうにすれば良いと思いますか~」。各クラスで意見集約したものを、クラス代表の生徒がもってきて、学年別で意見交換をしました。これからは、タウンミーティングなどのように、住民が何らかの形で、直接意志決定に参画できる仕組みがもっと大切にされる必要があると思います。"I am involved."という意識を高める必要がある。

このような会合では「検討します。」「善処します。」といった「官僚的」、すなわち、肯定でも否定でもない回答で、その場をやりすごされることが多いという印象をもっていた。だから、今回、学校側がどのように回答するかに関心があった。

期待に反して(?)、学校側の対応はとても誠意が感じられ、きちんと筋道立てて、丁寧に回答してくださり、とても好感がもてた。信頼できる教員集団だと思った。一方、生徒たちはとてもおとなしく、学校に「詰め寄る」といった場面は見られなかったのが印象的だった。少し物足りない気もしたが、1年生の分科会だったので、仕方がないかもしれない。

ワークショップ形式にするなど、少し工夫をすれば、もっとワイワイ、ガヤガヤ活発な意見交換ができたかもしれない。それと、運営は教員のみで行われていたが、生徒会執行部の生徒などを入れてはどうだろうか。執行部の生徒も参加はしていたが、一参加者という立場だった。加えて、意志決定のできる者(管理職)が、その場で決定をくだすような場面もあっても良いと思った。次回のドリ懇は12月なので、それまで変化が見えないのだ。せっかく、話し合ったのだから、その果実を多少でもその場で実感できるようなスピード感があれば、今後の、主体的な参加意欲が高まるのではないだろうか。

新生「高知丸の内高校」!一歩ずつ、着実に前に進みつつあるようです。

9/05/2008

メンタリング研究 第3回

教育センターの英語担当指導主事と協働で行っているメンタリング研究の3回目。我々のリサーチ・クエスチョンは「授業研修においてどのようなメンタリングを行えば、教師の自己成長をうながすことができるか。」今日は、英語の授業について雑談風にいろいろな話題が出て、あっという間に時間が過ぎてしまいました。やはり、授業には実に様々な側面があって、実に様々な心の動きがあって、実に様々な悩みがあって、そして、実に様々な喜びがある。一人ひとりの教師に、自分にしかない歴史があり、授業観があり、思いがある。奥が深い仕事だなあと思う。

これまでに、今年採用の初任者の授業参観とビデオ撮り。それをもとに授業分析をして、議論を進めてきました。授業だけでなく、研究協議もビデオに撮り、参加者からのコメントや助言の内容もみてきました。これまでに分かったことは:

1)授業参観者は、授業の課題について様々な観点から、多くのことに気付き、助言を与えている。
2)授業の課題のとらえ方は、主要な課題・問題点についてはほぼ一致した見解をもてる。ある程度の教職経験があれば、授業の善し悪しについては、概ね共通理解ができる。
3)指摘される課題が多岐にわたり、それらを初任者が自律的に解決することは難しそうである。初任者の場合、自律的に解決するには力量、経験とも不足気味で、具体的な指示も必要。
4)授業のゴールと実際の活動に関連性、整合性がない場合が多い。
5)研究協議に深まりが生まれない。
(メンタルケア中心、少ない授業研修の機会、学校との課題共有、日常的なかかわり)

などでした。特に、重要な点は、実に多くの助言をもらうけれど、それらを効果的に解決していくのが難しいこと。従来は、言いっぱなし、言われっぱなしになっていたのではないか。次に、課題を絞り込み、授業改善のための重点プラン作成に、メンタリングが有効に働くのではないかということです。

これらの問題を解決するために、次の3点が重要であるという結論に達し、10月から始まる2回目の授業研修では、主に1)と2)の方法を検討し、実施していくことになりました。

1)授業者の気付きを誘発する課題発見の方法
2)系統的な授業改善のサイクルの確立
3)Reflective Practitionerとしての自立

まだまだ、手探りではありますが、少しずつ方向性は見えてきているように思います。

9/03/2008

Kochi英語No.93(2008.9.2)視聴覚研究大会、授業研究会、ディベート研究会など

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      第93号 2008.9.2.(Tue)
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         英語教育の広場 -KOCHI英語-
        
   Blog: http://kochi-e-project.blogspot.com/


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     発行元:高知英語Connection!
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<もくじ>
1.高知県放送・視聴覚教育研究大会(案内)*添付ファイルあり
2.第5回授業研究会(中高合同)(案内)
3.第1回ディベート研究プロジェクト会(案内)
4.第32回高知トーストマスターズクラブ(案内)

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  平成20年度 高知県放送・視聴覚教育研究大会(案内)

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日時:10月3日(金)12:30~17:00
場所:高知県立高知西高校
日程:
 12:30~12:50 受付
 12:50~12:55 開会行事
 13:05~13:50 公開授業(2年生グローバル・エデュケーション)
 14:00~14:45 研究協議
 15:00~16:45 講演・質疑応答
 16:45~17:00 閉会行事

申し込み:9月12日までに専用FAXにて(当日参加も可能)
問い合わせ:
高知県高等学校視聴覚教育研究会(高知西高校内)
事務局 竹島洋文 hirofumi_takeshima@kt4.kochinet.ed.jp

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          第5回授業研究会(中高合同)

          *今回の会場は、附属中学です。
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日時: 9月13日(土)15:00-17:00
場所: 附属中学校 2F会議室
内容: 授業研究のワークショップなど


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       英語ディベート研究プロジェクト会(ご案内)

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8月23日(土)の第22回英語教育セミナー21の会場にて、研究
プロジェクトの立ち上げを行いました。参加は、岡豊、高知追手前、
高知西、土佐、須崎、高知東、高等学校課、高知工科大学の各先
生方でした。参加いただき、どうもありがとうございました。以下、
9月から始まる研究会の案内です。同日15:00~16:00は、ディ
ベート大会ジャッジの周知会も行なわれますので、ふるってご参加
下さい。

                 記
      
      第1回英語ディベート研究プロジェクト会

日時: 9月20日(土) 13:00-15:00
              (15:00-16:00はジャッジ周知会)
場所: 高知西高校・会議室
主催: 高教研英語部会、高知英語Connection!
世話人:樫尾 文雄(岡豊高校)
     長崎 政浩(高知工科大学)
     山田 憲昭(高等学校課)

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      第31回高知トーストマスターズクラブ例会

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【Date】 19:00 - 21:00, Monday, September 29, 2008
【Venue】Conference Room, 2nd floor, Sogo Kenkyu

     Faculty of Education,Kochi University
19:00 Call to Order President
19:05 Greeting by Toastmaster of the Evening
19:10 【Table Topics Session】
*topic will be announced at the meeting
19:30 【Current Topic Session】
19:50 Intermission
20:00 【Formal Speech Session】
19:45【Evaluation Session】
20:50 Business Session *Officer Election
21:00 Adjourn President

*For further information
 Kochi Toastmaster Club WEB site
http://kochitoastmasters.blogspot.com/

 President: NAGASAKI Masahiro
masahiro@nagasaki21.com

 Vice-president of Education: TANIGUCHI Masaki
tamasaki@kochi-u.ac.jp

 Vice-president of Public Relation: YAMADA Noriaki
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp

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高知県教育委員会事務局高等学校課
指導主事 山田 憲昭 YAMADA Noriaki
TEL 088-821-4850 FAX 088-821-4547
noriaki_yamada@ken3.pref.kochi.lg.jp
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
noriaki_yamadajp@yahoo.co.jp

高知県教育委員会事務局高等学校課:
 http://www.kochinet.ed.jp/koukou/
高知英語Connection:
http://kochi-e-project.blogspot.com/
Kochi Toastmaster Club:
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9/01/2008

9月のことば


The greatest discovery of any generation is that a human being can alter his life by altering his attitude.

- William James