11/13/2022

高知県高等学校数学コンクール表彰式

 地域教育支援センター主催の高校生対象コンクール。高知県の小中高生にチャレンジする機会を提供することが目的。





4/03/2022

PLC便り 2022年4月2日配信「パートナーシップに根ざしたリーダーの時代」

いつの時代にも、さまざまなタイプのリーダーがいた。権威主義的なリーダーもいたし、民主的なリーダーもいた。学校は、民間企業などに比べると、比較的フラットな社会であると言われており、そこでのリーダーシップのあり方は、まだ確立されたものはないようにも思える。

我が国の学校における、学校リーダーがリーダーシップを発揮しやすい環境を整えようとする動きはあった。2000年の「学校教育法施行規則」の一部改正による職員会議の法的位置付けが規定されるなどの法改正だ。

現状で、日本の学校リーダーは望ましい方向に変わってきているでしょうか?

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3/28/2022

香美教育コラボレーション会議(第80回)

 本年度最後の香美教育コラボレーション会議を開催。今日は、1年間の振り返り。全員が、今年の取り組みを振り返り、成果と課題を報告しあった。じっくりと、自分の実践について考え、語るのは、大切なことだと思った。

来年度も、これまでの同じ趣旨で、会議を継続することになった。

会議の設置基準も開催要項もない会議。香美市の教育に関心を持ち、コミットする意思をもったものが集い、自由に実践を語り合い、交流する。その中で、学び成長する。そのような、持続可能で、協働的な学びを、続けていきたい。

なお、来年度からは、この会議自体のDXを目指す。紙のレジメや配布資料は廃止。Google Document を参照しながら、進める。

次回は、4月25日。

2/18/2022

高知工科大学と高知県教育委員会との連携協力に関する実務担当者会

高知工科大学と高知県教育委員会との連携協力に関する実務担当者会を開催しました。地域教育支援センター会議も同時開催しています。コロナ感染状況に配慮し、オンラインでの開催となりました。本学、地域教育支援センターの1年間の取り組みを報告し、意見交換を行いました。

2/14/2022

女子カーリングチームに心奪われる理由

この記事の後半に、女子女子カーリングチームの強さの秘密が垣間見える。藤沢五月さんの言葉を引用:

 「夕湖が最後まで自分の滑りを信じていつも通り綺麗に、美しく投げ続けてくれたので、その結果を踏まえてわたしとさっちゃん(藤澤)がアイスコンディションの予測データを後半7エンド以降にようやく修正することができました」

 最後にあらためて、「アイスは生きもののように変化し続けています」と表現し、「昨日は、辛い役目を夕湖が引き受けてくれました。その役目がゆりか(吉田夕)の日もあれば、わたしにまわってくる日もさっちゃんの日もある。どんな性格のアイスでも嫌いにならず、これからも心を開いて受け止め続けたいと思います」とポジティブに締めくくった。」


困難な時にどう対処するか、そのマインドセットが問われていると思った。

2/13/2022

はいだしょうこさん「にじ」

 


本当に、笑顔になり、心が晴れててくる。そして、なんだかじわっときてしまう。すごい!これを表現力と言うんだろう。

はいださんのために書かれた歌じゃないかと思うくらい。

2/12/2022

Reading & Writing Workshop 研究会 ひさしぶりのオフミ

 Reading & Writing Workshop 研究会。英語教育にリーディングワークショプ、ライティングワークショプの考え方を導入できないだろうか?このテーマにずっと取り組んできたグループ。久しぶりの集まりをオンラインで実施。日ごろは、オンライン・ジャーナル上でのやりとりが中心。久しぶりにZoom画面で会いました。

2/06/2022

PLC便り 2022.2.6 「成長のサイクル:現状を正しく知ること」

 今年度も、1年間の振り返りをする時期が近づいてきた。

私の授業ジャーナルにも、たくさんのストーリーが貯まってきている。声を上げて、その成功を喜びたいものもある反面、とても困難で、解決策が見出せないように思えるものもある。悔しいことに、ここ数年毎年似たような課題で格闘している。進歩がない。

ただ、成果であれ、課題であれ、それらに思いを巡らすことは、心踊ることでもある。来年度の教室の様子を思い浮かべることができるからだ。より良い方法や新しいことを教室で試すことができるからだ。また、悩ましくも、ワクワクする日々が始まる。

あらゆる実践が、いわゆるPDCAのサイクルで行われることは、今や常識的なことになってきた。計画も見通しもなく、教科書の1ページ目から始めるといったことは、少なくなったし、年度末には振り返りや反省、省察の機会を設けている人も増えてきただろう。

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1/31/2022

高知小津高校スーパー・サイエンス・ハイスクール運営指導委員会

運営指導委員会に出席した。今回は感染状況によりオンラインの開催となった。高知小津高校スーパー・サイエンス・ハイスクールがこの3月で20年になる。今年は、4期目の指定の5年目、最終年だ。来年度からは、再指定を受けるのではなく、2年間の経過措置を経て、SSH卒業となるようだ(自走方式と呼んでいるらしい)。

この20年の取り組みに対する、全委員の評価は非常のポジティブなものであった。この20年間に培ってきたもの、学んできたことを、生かして、次の20年、50年、100年のビジョンを描いてほしいものだ。

1/24/2022

ハイブリッドのオンライン・ブッククラブ報告 『学校のリーダーシップをハックする』(新評論)


昨日、第1回目のハイブリッドのオンライン・ブッククラブ(『学校のリーダーシップをハックする』(新評論))を行いました。ハイブリッドというのは、毎週のオンライン・ドキュメントの書き込みと月1回行うZoomでのオンライン・ミーティングの組み合わせで実施するという方法です。

初めての試みでもあり、どうなることかと不安もあったのですが、あっという間に時間が過ぎ、内容の濃い1時間になりました。教員の新しい学び方として、大きな可能性を感じました。

何が起きたかというと:

・お互いの実践の交流ができる。

・読むことと実践がリンクしていく。

・読んだことをもとに語っているうちに exploration (探究や発見)が起こる感じがする。

参加者のコメントも紹介しておきます:

「zoomでのブッククラブはとても良いと思いました。
 ・ドキュメントに書き込んだ内容を振り返れること
 ・他の学校のお話を聞けること
 ・たくさん刺激をもらえること
次回も楽しみにしています。」

次回は2月末です。

1日の振り返りの問い

 Martin Selingmanという人が提案するPERMAという問いかけ。充実した1日だったのか、振り返る時に自分に投げかけるといい。

• How positive was my day?

• How engaged was I?

• How healthy were my relationships?

 • How meaningful were my activities? 

• What did I accomplish?


Seligman, M. E. P. (2011). Flourish: A visionary new understanding of happiness and well-being. New York: Free Press.

良い仕事、良い授業ができる最大のポイントは、教師が元気で、意欲にあふれているかどうかだと思う。このような内容を自問しつづけたい!

1/22/2022

Kochi Toastmasters Club 第188回例会

 

コロナ再拡大により、再びオンラインに逆戻り。前回、ハイブリッドでとても良い流れでできていたので残念ではあります。

ただ、今回もベルギーからのゲスト参加があり、楽しい交流で盛り上がった。オンラインならではの交流だと思うので、マイナスばかりではないのは事実。ゲストのアレックスさんは、今年四国霊場88ヶ所の巡礼に回る計画を立てているとのこと。高知を通る時は、ぜひ例会に立ち寄ってほしいののだ。

Kochi Toastmasters Club


1/18/2022

香美教育コラボレーション会議(第79回)

日時:2022年1月17日(月)17:00-18:00
場所:  香美市役所
議題:
ショート・リフレクション 
1 アクション・ラーニング
(実践を通じての振り返り、学び、進捗状況、力を借りたいことなど)
2 テーマ別討議 
 ★拡大会議(ワークショップの実施)
 ★部活動の地域移行について
  ーICTを活用した部活動支援  
    ★グローバルキャンプについて


今年の初の香美教育コラボレーション会議。アクション・ラーニングのセクションでは、お互いの取り組みについて、良い意見交換ができたと思う。ここで、第3者の声をきけることは、ありがたい。

1/15/2022

On the Sunny Side of the Street



 NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」。ラジオ英語講座とジャズ。英語教師としてはみるべしと思い、見続けていて、結構楽しんでいます。

世良まさのりのOn the Sunny Side of the Street。なかなか渋かった。そもそも、この歌をこのドラマのど真ん中に据えたところが、作者のセンスを感じる。ストーリーの展開も、戦時中から、どんどん日なたにの道を進む日本を描いてく。今日、現在の日本が本当のOn the Sunny Sideにあるかどうは別にして。

あらためて、サッチモ(Lous Armstrong)の名曲の歌詞を眺めてみる。聞いたことはあったけれど、じっくり歌詞を読んだことはなかった。なかなか味わい深い。

If を使ったロックフェラーのくだり、どちらも直接法で書いてある(歌詞を紹介しているページによっては仮定法過去で書いているものもある。間違いだろう。)。歌の歌詞では仮定方過去の表現はよく見かけるけど、ここは直接法。そう、実現するのだろうから!

 [Verse]

Grab your coat and get your hat
Leave your worries on the doorstep
Just direct your feet
To the sunny side of the street
Can't you hear a pitter-pat
And that happy tune is your step?
Life can be so sweet
On the sunny side of the street

[Chorus]
I used to walk in the shade
With those blues on parade
But I'm not afraid
This Rover crossed over
If I never have a cent
I'll be rich as Rockefeller
Gold dust at my feet
On the sunny side of the street

I used to walk in the shade
With those blues on parade
But I'm not afraid
This Rover crossed over
If I never have a cent
I'll be rich as Rockefeller
Gold dust at my feet
On the sunny side of the street

1/13/2022

山田高校  探究プロジェクト・ブック・クラブ(第13回)

1  1 min Reflection 


2  Book Club:
ジョー・サンフォリポ&トニー・シナシス(飯村寧史、長崎政浩、武内流加、吉田新一郎訳) (2021) 『学校のリーダーシップをハックするー変えるのはあなた』新評論
   🌟始まったばかりの、オンラインブッククラブの進み具合について意見交換

3   Wrap-up Talk
 ◯香美教育コラボレーション会議 拡大会議  ワークショップ
     2月5日(土)13:15〜14:15
        香美市よってたかって生涯学習フォーラム  (探究ルームI)

🌟香美教育コラボレーション会議の拡大会議として実施予定だったワークショップのプランについて検討する予定だったが、直前に生涯学習フォーラムの中止が決定。

しかし、とても良いワークショップのプランができていたので、これをなしにするのはあまりにもったいない!いつか、実施することを想定して、固めておこうということに決まった。

ワークショップ「いい学校にするために私たちに何ができるか?」

これまでのブッククラブでの学びと共同作業が結実した、すばらしいワークショップになっています。3月までに、ぜひどこかで実施したいと思っています。

 

1/08/2022

令和3年度高等学校産業教育生徒研究発表会を県教委と共催しました



県教委と共催している高等学校産業教育生徒研究発表会の審査をしました。高知工科大学から授与した各賞の受賞校です:

⭐️高知工科大学長賞 
高知農業高校 農業総合科トマト班「僕たちの挑戦!“増収&品質UP”への道 PART Ⅳ~フルーツトマトの栽培技術に関する研究~」

⭐️地域連携機構長賞
高知工業高校建築科 「朝倉神社絵馬台の製作」

⭐️地域教育支援センター長賞
城山高校 チーム社会福祉型 「介護実習報告~人
を支える介護~」


これらの受賞した研究発表と賞を逃した研究発表には、明確な違いがありました。

もっとも重要なものは、自分たちなりの考察があったかどうかということだと思います。

このような研究発表は、「やったこと」「体験したこと」を報告するだけ、伝えるだけに終わりがちです。「◯◯しました。」「みんなで力を合わせて、つくりあげました。」といったものです。なので、大体結論は予測できまます。決まって、「良い経験ができました。」で結ばれます。

一方、優れた研究発表には、自分たちなりの仮説(予想)があり、実行があり、成功があり、失敗があり、試行錯誤があります。そして、なぜそのような結果になったのかについて、じっくり考えていることがわかります。なので、結論を知りたくなってしまう。何を、どう考え、どう結論づけたのか、それはなぜそう思ったのかを。ワクワクします。

ここまで踏み込むようになると、質があがりますね。

1/06/2022

はいだしょうこさんの「木綿のハンカチーフ」が示してくれたこと


なんだか懐かしい。この曲がヒットしたのは1975年らしい。15歳の時だ。故郷の景色や春の匂いが蘇ってくるようだ。

はいださんが、こうして一人二役で歌ってくれたことで、数十年を経て、やっとこの歌を理解できた気がする。とにかく、彼女の表現力がすばらしい。昭和的世界観は今の時代どうかと思うけど、彼女が歌声で語るストーリーにはなんとなく涙を誘われてしまった。

歌やビデオで表現することの可能性を示してくれているように思った。

1/04/2022

【山口周×波頭亮】幸福をRethinkせよ。



Rethink Japan  NewsPicksの番組。進行役の佐々木紀彦さんも抜群にうまいけれど、アンカー的役割の波頭亮さんとゲストの山口周さんの発言、議論が実に深い。今回のテーマは「
幸福をRethinkせよ。」現代の社会について、真に再考を迫られる、奥が深いディスカッションが繰り広げられる。必見。

1/02/2022

PLC便り 2022.1 「日本の学校の新しい夜明けを ー 教員が学び続ける学校であるために」

あけましておめでとうございます。 

新年を迎えました。21世紀に入って早20年。この世紀も五分の一を終えました。時の流れがとても早く感じます。この間、学校はどれだけ変わることができたのでしょうか?20世紀の教育から脱却するだけのイノベーションを起こすことはできたでしょうか? 

私は、友人たちとオンライン・ジャーナリングを続けてきおり、自分自身の教室での実践や地域の学校、教員との学びの場について振り返りを書き続けています。日々のジャーナルに加えて、中長期的な振り返りも行っています。2021年12月末にも、1年間を振り返りを書きました。 

そこで、2021年中に最も心が動いたこととして、私が書いたことは、先生の心に余裕がなくなってきているのではないかという懸念でした。