3/28/2021

Area 71 International Speech Contest


 ToastmastersのArea contest(四国地区)に参加しました(出場者ではなく運営のお手伝い)。オンライン開催でした。

参加者のスピーチを聞いて、改めて Storytellingの大切さを実感する。入賞スピーチには聞かせるストーリーがある。素晴らしい。Storytellingが苦手な僕としては、本当にすごいと思う。Storyがうまく使えないと、なんだか、説教くさい話になってしまうんですよね。

Storyで聞かせてオーディエンスに気づかせるのと、そのまま言葉で説教を垂れるのとでは大きな違い。

まだまだ学ぶべきこと、成長すべきことはたくさんある。

3/27/2021

Toastmasters Club 178回例会でスピーチ



久しぶりにオンサイトで開催した Kochi Toastmasters Clubの例会(ちなみに記念撮影時のマスクを外しています。ご心配なく。)。今月もスピーチ(Formal Speech)をしました。明らかに準備不足。特に、直前でテーマ変え、全面改定をしてしまい。内容もダメ、練習不足。グダグダになりました。とほほ。

SpeechやPresentationの授業では準備やリハーサルの重要性を説いているんだけどね。ごめんなさい。

しかし、スピーチを書いたり、他にもものを書くことを繰り返していると、ある傾向に気づく。至極当たり前のことなのだけど、ものすごく筆が進む時(正確にはキーボードのタイピング)とそうでない時があるということ。進まない時は、すぐに嫌になってしまって、他のことに逃げ込んでしまう。そして、余計に準備に遅れが生じる。

これは、何かを表出しようとすると必ず起きることなんでしょうかね。スイスイ前に進む人が羨ましい。

3/25/2021

高知南高校 Southern Project 訪問教育 国際教養科 プレゼン指導プロジェクト反省会


国際教養科2、3年生のプレゼン指導を一緒に進めたきた先生方と反省会をもった。今年は、ブッククラブもやって一冊本を読み、プレゼン指導について議論することもできた。

反省会ででたことで興味深く、意義深いと思ったのは、卒業した3年生の振り返りのコメント。英語プレゼンの技術というよりも、より良く生きていくために必要なものを身につけたと感じたらしい。


これは、指導してきた我々としてもうれしい言葉でした。主体的な学びて、life-long learnersへの成長の第一歩を踏み出してくれたように思えるからか。


プレゼンに必要なスキルや視点が生徒たちに内在化していることが大きな要因だろう。生徒たちは伝えることの本質やその意味をよく理解している。また、そのためにどのような努力をすれば良いかも理解していると思われる。


[生徒の振り返りのコメント]

・以前は形だけの「暗唱大会」になっていた。

・finalistはQ&Aでよどみなく答えていた。十分に調べて理解できているのだと思う。

・一つのポイントに絞ることが難しかった。


今年、3年生では Conferenceを試みてもらった。これにより、一人一人の強みや課題に応じた指導やフィードバックができたのではないかと思う。これは、次年度以降も引き継いで、より良い実施方法を探ってもらいたい。


次年度の取り組みとして、

1) Conferenceの継続

2) 教科書とのリンクの仕方を探る (帯活動のあり方もふくめて)

3) 映像記録をとる。(可能であれば PreとPost)

4) Bookclubは担当者が決まって再検討


なお、今回からGoogle Documentsに指導者である我々が振り返り、情報交換するオンラインページを作成した。来年度はここをうまく活用して進めたい。

3/24/2021

山田高校探究プロジェクトブッククラブ

日時:3月24日(水)15:00 
場所:山田高校視聴覚室 
本:マーサ・ラッシュ (2020) 『退屈な授業をぶっ飛ばせ!: 学びに熱中する教室』新評論

今年度最終回のブッククラブを実施。今回は第6,7章。

第6章 コンテスト:競争の新しい意義の発見

第7章 本物の課題: 責任を負うことの価値


どちらも、実際に今学校でやっていることもあって、活発な意見交換ができた。
人事異動もあって、キーパーソンだったT先生が異動することになったが、新たに若者の手に引き継がれることになった。早速、連絡用のLine Groupが完成。

この山田高校のブッククラブは地域に広げていきたいと思っている。みな、その趣旨には賛同してくれているようだった。

3/19/2021

山田高校の学校運営協議会に出席

今日は、山田高校の学校運営協議会に出席(学長が委員でその代理です)。前に進み続ける山田高校の今。これまでも様々な取り組みを見てきたけれど、学校自身が、何をどう評価し、どう歩もうとしているのか、興味をもって参加しました。

学校運営協議会の冒頭は生徒の研究発表。普通科1、2年生、グローバル探究科1年生、商業科2年生の発表がありました。山田高校の探究的活動については、これまでコメントしていますが、とにかく質的に向上している。一朝一夕にはここまでこないので、これまで続けてきた成果だと思う。継続すること。それに尽きる。




今日、発表の中で注目したのは、普通科2年の高知県への政策提言「楽しイングリシュ」。英語教育についてということもあるけど、商店街の活性化策みたいな提案が多い中で、教育問題。その点でも興味をそそられた。


英語教育の現状分析や学校でのアンケート調査の結果などは普通だったが、このグループが出してきた提案が抜群。これはイノベーションですよ!


やったことは、自分たちで楽しめる英語の学び方を考えて、実践してみるという試み。自分たちの学びを、自分たちで設計する!これはすごい。この生徒たちの提言の先に21世紀の学校がある気がする。


この研究の優れていた点をもう一つ。当初は日本の英語教育を変えるにはどうすれば良いかというのがテーマだったらしい。しかし、それは自分たちにはできないと考えて、「2年3組のメンバーの英語力を高めるにはどうするか?」変えたとのこと。manageableなテーマへの絞り込み。


とにかく、自分たちの学びを、自分たちで設計する!これを、学校全体で実現して欲しい。そして、高知県全体を、日本全体を、席巻してはどうか。


学校からの説明はやや「昭和」の香り。生徒たちのパワーとパッションで、21世紀の学校を創りだせ!

3/18/2021

青空の下で。今日は高知工科大学の卒業式・学位授与式。


今日は高知工科大学の卒業式・学位授与式。コロナ禍で中止やオンライン化でやるところも多いけど、本学はキャンパス・グリーンで青空のもとので卒業式。とても素晴らしい、気持ちの良い式典になりました。アメリカでは結構外で式典をやっているのを見ます。Steve JobsのStanford Univ.での祝辞スピーチなどは有名になりました。

春の息吹を思いっきり感じながら、芝生のうえでやる卒業式典。毎年、これが良いのではないかと思ったことです。

3/17/2021

訓練生一人での着陸を支援した管制官の力量と学ぶべきことー初飛行訓練で教官が意識不明 

初飛行訓練で教官が意識不明。操縦していた訓練生は、地上の管制官の誘導で無事着陸します。そのやりとりの一部始終を日本語字幕つきで聞くことができます。

【前編】エマージェンシー!!初飛行で教官の意識喪失(日本語字幕)



【後編】エマージェンシー!!初飛行で教官の意識喪失(日本語字幕)


無事着陸に導いたわけだから、この管制官の知識と力量は言うまでもないのですが、とにかく管制官の姿勢が素晴らしい。訓練生との対話の中で、力量をうまく把握し、必要なトレーニングを実施しながら、勇気づけ、自信をもたせ、手順を学ばせていく。しかも、ジョークまで引き出しつつ、地上に戻す。とにかく驚嘆の手腕。


教育に携わる私たちは彼の姿勢から学ぶてきことがたくさんあるはずです。ぜひ、ご覧ください。


オーストラリアの地元での報道もあります。


https://www.watoday.com.au/national/western-australia/this-is-my-third-lesson-trainee-pilot-makes-emergency-landing-20190901-p52mww.html



3/16/2021

高知工科大学 卒業式・学位授与式はキャンパス・グリーンで!


今年の卒業式・学位授与式はキャンパス・グリーン。コロナ対応ですけど、まるで海外の大学。スタンフォード大の卒業式でのSteve Jobsのスピーチは今や伝説となっていますが、晴天のキャンパスでくつろぐ学生や参加者の様子が印象的でした。

式典の様子はYouTube配信。毎年これでいいかも! 

・日 時 令和3年3月18日(木)10:00~10:20

・会 場 香美キャンパス キャンパスグリーン

・配信URL youtu.be/p4fEs1NVqGQ

3/15/2021

香美教育コラボレーション会議(第69回)


今日の香美教育コラボレーション会議は二つの素晴らしい発表から始まりました。

まず、大宮小学校6年生の二人。同校が国際バカロレア(IB)の取り組みを始めたのが2年前。この2年間の取り組みを発表してくれました。テーマは地球温暖化とLGBTQ+。質疑応答が衝撃。自分の言葉で答えているのです。しっかりとした探究をしたことの証明ですね。



もう一つの発表は、高知工科大学の学生によるコミュニティー・サービス・ラーニングの紹介。何か自分たちにできることをしたい!彼ら、彼女らの情熱に打たれる。なんだか、どこかに置き忘れてきたものを思い出させてくれる。


その後、いつもの通り香美教育コラボレーション会議。今年度最終回。主に来年度の計画。基本的にこれまでの形は継続。月1回、1時間限定。議事録もなし。1年間の日程案を次回までに決定。


そのうち、3回程度、拡大会議 。クロス・スクエアにて、学校、地域、保護者、子どもたちの参加を。CSLのメンバーは毎回参加予定。


新しい試みとして、SNS, ICTの使って学校や地域を巻き込んでいく大実験をスタート。メンバー全員が、来月までにまずはTwitterでつぶやくチャレンジが宿題。さあ、どうなるか!


探究のまちづくりの柱である探究的活動が軌道に乗ってきた。これからは質的向上がテーマになる。次年度、以下の3つに注力していく。


◉指導・実践の交流の機会 

    例えば、拡大会議で。  [参考] EdCamp    http://www.edcampjapan.org/


◉ブック・クラブ

  探究プロジェクトブッククラブ(山田高校)を町全体に


◉生涯学習フォーラム  

    香美市の取り組みを支える重要なイベント



次回は、4月19日(月)17:00から。

今朝の高知工科大学 2021/3/15

 


ポカポカと春のような朝です。


3/11/2021

高知南高校 Southern Project 訪問教育 国際教養科2年 英語プレゼン 社会問題を取り上げたプレゼン(最終発表)

12月22日に中間評価に行ったクラスの最終発表。



前回のセッションがとても生かされているように感じた。特にイントロやクロージングは良く考えられていたし、全体に質があがったように感じる。


今回、全体として感じたことは、プレゼンをつくるまでにリサーチがなかなか充実していたということ。サポートに使うデータや情報が適切なものになっていた。中には、実際砂浜でプラスチックゴミを収集するフィールドワークに行ったペアもあった。


15分程度の振り返りのセッションももった。グループで、できるようになったこと3つ、課題として残されたこと3つを書き出してもらい、各グループにもっとも優先順位の高い一つだけを報告してもらった。


実に的確な自己分析ができていると思った。プレゼンに必要な知識やスキルの内在化が図られているのだろう。最後にフィードバックしようと思っていた項目をほとんど網羅していたのだ。次年度は、これらを身につけることができるよう、仕組んでいく必要があると思った。


ほとんど必要なことはシェアされたので、3点のみ課題を提案させてもらった:


1 オリジナリティーとインパクトのある提案にできるにはどうすれば良いか。


2 オーディエンスへのrelevance(関連性)

自分のことと思って考えられるか、他人ごとで終わるか。


3 数値やデータの示し方

教育を受けられないこどもが303million、捨てられるゴミの量が何万トンとその数値だけ上げられても「深刻さ」は伝わらない。 「10人のうち7人が学校に行けない」のようにイメージしやすいように例えなどを使う。







3/09/2021

高知工科大学コミュニティサービスラーニング紹介PVが完成

 


高知工科大学コミュニティサービスラーニング紹介プロモーション・ビデオ(5分33秒)を公開しました。香美市ICTプロジェクトには山田高校の生徒も参画する方向で準備が進んでいるようです。

3/08/2021

伊野商業高校 Niyodo Blue Project 担当者会

伊野商業高校ICTコースの Niyodo Blue Projectの反省会。今年度の、高知工科大学関係の活動はオンラインで実施せざるを得なくなり、制限された。全体を通しての感想は、いの町活性化というテーマとICT活用というテーマにどちらを重点を置くかという問題。今後は、後者の方に焦点化していけばいいのではないかと思う。

3/03/2021

授業用iPad Proの更新中

 授業で使うiPad Proのアップデート作業中。Apple Configurator 2でやるのでまとめてできるけど、 結構、面倒。

GIGAスクール構想の先倒しで、全国の小中にタブレットやChromebookが相次いで導入されている(そのせいで、更新予定で発注したiPadが五ヶ月経っても入らない)。来年度から、どのくらい活用できるのだろうか。小中の先生に聞いてみると結構 「?」。

これまでにできなかったことがたくさん実現するので、ぜひ、頑張って、先生方が勉強してください。

活用もだけの、今日みたいなメンテナンスが大変な作業になりそう。


3/01/2021

今月の言葉. 2020年3月

I do not fix problems. I fix my thinking. Then problems fix themselves. 

- Louise Hay