11/25/2012

Project 幹&Apple&Freddie 公開ワークショップ+オフ会


11月23日(金)城東中学校にて開催。

僕が考えたこと。。。

一つ目、やはりこの日のハイライトは「テキトーにを何回も」でした。僕はこれまでも相当数の授業を見せてもらってきましたが、皆さん真面目。全部やっている。全部、丁寧に説明し、点検し、教えている。もちろん、真面目に、誠実にやることは、悪いことではないんだけど、それが本当に子供たちに「効いているかどうか」はあまり顧みられていないようです。

二つ目は「3年間」ということ。ビデオの中で生徒たちはすばらしいパフォーマンスを見せてくれていました。「ちょっくら」英語を使う活動をやったからといって育つものではないですね。3年間を視野に入れて、3年後のゴールを視野に入れて、積み重ねているからあんなふうに育つ。学年を超えて、担当の教員を超えて、しっかりとした教科の「マネジメント」が必要ですね。

三つ目は、今回集まった皆さんのこと。そして、このような例会のこと。このような仲間がいることはとてもすばらしいと思いました。幹の本に学びながら、教室で実践をし、それを月に1回持ち寄る。そこで、意見をもらい、さらに実践を磨く。地道な繰り返しですけど、独りよがりにおちいらず、自分自身の実践を磨くにはこのような仲間が絶対に必要だと思いました。

「幹」というすばらしい本との出会いを、感謝します。長先生に始まって、北原先生に受け継がれてきた、すばらしい実践を、しっかりと根付かせ、そして、ひろげていきたいですね。

11/12/2012

高校 即興スピーチコンテスト試行

11月4日(日)中高の県スピーチコンテスト(会場 土佐リハビリテーションカレッジ)が開催されました。

高校では来年度からの本格実施を念頭において、今年は試行的に即興スピーチコンテストを実施しました。私(長崎)は審査員ではなく、「コメンテイター」として関わらせてもらいました。11名の生徒の参加がありました。

本当にできるのかと、心配されていた方も多かったと思うのですが、生徒たちの力は教師のそのような懸念を吹き飛ばすものでした。堂々と、2分間の即興スピーチを披露しました(テーマを与えられてから3分間の準備時間
が与えられます。)。

僕が強く感じたののは、speaker と audience の一体感でした。audience の「何を話すのだろう」という期待。「話せなくなったらどうしよう。。」といった応援する気持ち。そのような思いが部屋に充満していて、話し終わった時の拍手は本当に心からの賞賛の気持ちがこもっていました。speaker 諸君には最後の講評の時に何人かインタビューさせてもらいました。口をそろえて「実に楽しかった」と言っていました。印象的だったのは、「次はもっと言いたいことを伝えたい」というリベンジの気持ちを語ってくれたことでした。

試行を終えて、様々な可能性を感じています。ぜひ、今年の振り返りをやって、次年度の本格実施に備えたいものです。

高校即興スピーチコンテスト試行


11月4日(日)中高の県スピーチコンテスト(会場 土佐リハビリテーションカレッジ)が開催されました。

高校では来年度からの本格実施を念頭において、今年は試行的に即興スピーチコンテストを実施しました。私(長崎)は審査員ではなく、「コメンテイター」として関わらせてもらいました。11名の生徒の参加がありました。

本当にできるのかと、心配されていた方も多かったと思うのですが、生徒たちの力は教師のそのような懸念を吹き飛ばすものでした。堂々と、2分間の即興スピーチを披露しました(テーマを与えられてから3分間の準備時間
が与えられます。)。

僕が強く感じたののは、speaker  と audience  の一体感でした。audience の「何を話すのだろう」という期待。「話せなくなったらどうしよう。。」といった応援する気持ち。そのような思いが部屋に充満していて、話し終わった時の拍手は本当に心からの賞賛の気持ちがこもっていました。speaker  諸君には最後の講評の時に何人かインタビューさせてもらいました。口をそろえて「実に楽しかった」と言っていました。印象的だったのは、「次はもっと言いたいことを伝えたい」というリベンジの気持ちを語ってくれたことでした。

試行を終えて、様々な可能性を感じています。ぜひ、今年の振り返りをやって、次年度の本格実施に備えたいものです。

11/02/2012

北原延晃先生公開ワークショップのご案内


北原延晃先生公開ワークショップのご案内
土佐教育研究会外国語・外国語活動部会

  秋風が爽やかに吹き、過ごしやすい季節になりました。英語科の先生方は、スピーチやディベートのご指導で毎日お忙しいことと存じます。
  さて、夏の研究大会でお知らせしました、赤坂中学校の北原延晃先生の公開ワークショップを下記の通り開催します。すでにメールでご覧になっている方もいらっしゃると思いますが、たくさんの参加をお待ちしています。



1.日 時:11月23日(金) 13:00~15:00

2.場 所:高知市立城東中学校(高知市江陽町1-20) 1Fランチルーム

3.会 費:高教研英語部会と土佐研外国語・外国語活動部会の会員は無料、会員でない方は1000円

4.内 容:北原先生による講演及びワークショップ 「教材作りと生徒の自学」

5.持参物:『英語授業の「幹」をつくる本 上下巻・テスト編』をお持ちの方は持参してください。

6.申し込み方法:メールまたはFAXで、11月20日(火)までに、所属とお名前を明記し、土佐町中学校 山中
まで連絡してください。(当日参加も可能です。)

  メール:yuka008@gmail.comまたはyuka_yamanaka@kt4.kochinet.ed.jp
  FAX: 0887-70-1318(土佐町中学校 山中宛でお願いします。様式は自由です。「11月23日のワークショップに参加します。」と書いて送ってください。)

10/26/2012

10/21/2012

幹&Apple&Freddie Project 2012.10例会報告


例会に先立ち、Freddie Projectへの参加者呼びかけについて相談しました。小学校の先生は、英語の専門という意識がないぶん、このようなプロジェクトに参加しづらいのではないかということで、少し工夫が必要ではないかと考えています。

さて例会。

1  1 min. Reflection

この一ヶ月の振り返り。皆さんがんばっています。

2 Review オンラインブッククラブ

この一ヶ月間のオンラインブッククラブの振り返り。3〜4人のグループで、良かったところ、学んだところを一箇所ずつ出し、それについて議論するという形式で実施。最後に、各グループから1項目だけ提案し、全体で共有。

3  Research in Action 実践研究

前回の例会でたてた実践計画。この一ヶ月間の取り組み状況の報告を行いました。できたことやうまくいったこと。できなかったことや難しかったことなどを報告しあいました。これも3〜4人の小グループで行い、お互いがメンターとして、率直な意見を述べ合い、来月までの実践の手だてを考えました。


また新たなメンバーも加わってくれたので、若い人が増えて喜ばしい限りです。嶺北中の仲尾真紀先生です。みなさんよろしくお願いします。

11月23日には北原先生の公開ワークショップがあります。その後例会をもちます。そこで、北原先生に直接聞いてみたいこと、実演してもらいたいことの要望がでています。次の5つです。それぞれ、各自の実践から出てきた疑問です。当日じっくりと学びたいですね。

 ・アクションカードの使い方について
 ・テストの返し方と答え合わせの仕方
 ・文法の戻り方
 ・パフォーマンス(プロジェクト)のさせ方
 ・English Expressの作り方(Sunshineが採択されていない地域の先生から)


当日の集合時間は12:30です。

10/01/2012

幹Project例会 2012年9月


皆さま へ

 昨日はお疲れさまでした。15名の参加があり、いいディスカッションができたと思います。学校行事や部活動で参加できなかったメンバーもいますので、昨日の報告をします。


まず、幹の前に、今年の夏の研究大会で発表していただいた、新堀小学校の佃由紀子先生に来ていただき、来年の研究大会で提案授業をしてもらうことになる小学校の先生方も一緒にプロジェクトに入ってもらう話をしました。プロジェクトの名前も考えました。「葉っぱのフレディ」から名前を取って、「フレディ・幹 and Apple」という名前に決まりました。次回、佃先生が声掛けをしてくださって、何人か小学校の先生にも来ていただこうと思っています。

 続いて、幹の例会。8月は研究大会があったので、2カ月ぶりです。まず、それぞれの近況報告を行いました。次に、オンラインブックの在り方について話し合いました。今後は2つのコースに分かれてオンラインブックを続けることにしました。


そして、Can do listの分析。私の学校があるエリア(嶺北地域)の4中学校と城東中学校の1年生の結果をグループで分析しました。佃先生から、小学校の先生としての視点を話していただき、我々が気付かないことを教えて頂きました。いろいろと興味深い結果が出ましたが、嶺北中学校の豊永先生の指導方法を聞いてみたいという話になり、次回来てもらえるよう、誘ってみる予定です。今日は参加者が多かったので、協議も盛り上がり、時間があっという間に過ぎて行きました。


最後に、幹の本をもとに、自分が実践してきたことで、うまくいったこと、難しかったことなどをグループで話し合い、次回までに「ここをやってみる」という宣言をしました。

また、長崎さんからの提案で、年度末に研究収録「私の英語授業の幹」Vol.1を作ろうという話があり、自分たちの実践を振り返り、研究成果を他の先生方にも広げようということになりました。冊子にするかweb公開のみになるかは未定ですが、日々の取組の中で「これはうまくいった」というものを、書きためて行こうという話です。長崎さん、書式をアップしてください。

次回の例会は、10月20日(土)13:00〜15:00 フレディ、14:00〜16:00幹 and Apple。幹のメンバーは14:00城東へ来てください。

オンラインブックは、

◯もういちど幹の本を読むグループ(寺尾・東・小川・杉本・足達・岩井・福留・山下・佃・加藤)は、10/8(月)スタート。1章ずつ、毎週レポート。山田さん、安岡さん、水野さん、どっちにしますか?

◯Advanced Courseグループ(長崎、上岡、山中、中馬、森)は、GOIKEN(語彙研)で読みかけている「英語語彙指導の実践アイディア集(大修館)」のアイディアを3つずつ、隔週で10/12(金)から。もちろん、両方に関わってもかまいませんし、コメントを書くのは自由です。メールの中身は、シンプルに、が鉄則です。

大変長くなりましたが、今回はお許しください。では、これからもよろしくお願いします。

追伸:11月23日(金)は、午後から北原先生公開ワークショップ(土佐研・高教研のメンバー以外は1000円)と、例会です。夜は宴会です。予定を空けておいてください。

9/05/2012

第2回よさこいカップの開催について

日時: 平成24年12月16日(日)10:00~
場所: 高知西高校(予定)
論題: Zoo should be abolished in Japan.
     (日本は、動物園を廃止すべし。是か非か。)

定義: 動物園とは、生きた動物を収集・飼育して、これを広く一般に公開、展示する施設のうち、陸生の哺乳類および鳥類を主に扱うものとします。('98年発行 井上こみち著『動物飼育係・イルカの調教師になるには』より引用)

資格:
 ①高知県内の公立高校に在籍する高1年生と高2年生。
 ②他校生徒との交流の場として積極的に行動できる方。
 ③教育目的でのビデオ撮影に同意する方。(生徒,保護者とも)

チーム構成:
 試合は1チーム4~6名。1校3チームまで出場可。ただし,全体で20チームを出場最大数と設定し,余裕がある場合には追加チームを許可する場合もある。

対戦方法・試合形式: (詳細については,規則・ルールを参照のこと)
 ①予選はパワーペアリング方式。
 ②上位4チームによる決勝トーナメント。
 ③1試合の時間は18分。
 ④試合に出場した選手(4名)は全員発言しなければならない。

ルール:  大会ルール・規則に関しては高知英語Connection!のホームページからルールブックをダウンロードしてください。

申し込み:
 所定申込用紙に、必要事項(学校名、学校所在地、申込責任者、参加チーム数、指導者氏名)を記入の上、以下の①を2012年11月30日(金)までに、③を2012年10月12日(金)必着で下記に申し込んで下さい。
   〒780-8052 高知市鴨部2-5-70 高知西高等学校内
   高知県立高知西等学校内Yosakoi Cup大会事務局 中馬 剛(英語科)宛
   TEL:088‐844‐1221(代表) FAX:088‐844‐4823

参加費:  1チーム 1,000円(資料・教材費として)
昼 食:  会場付近は昼食時は混雑が予想されますので,参加者は昼食をご持参ください。

8/29/2012

平成24年度高知県英語教育研究大会(報告)

今年度の県英語教育研究大会が8月18日(土)、19日(日)の2日間の日程で開催された。開催日程や内容をリニューアルしてちょうど3年目の大会。今年のテーマは「高知英語Connection! ~小・中・高のつながりを考える」だ。あるテーマについて一定期間取組み、その成果を発表することで、新しい授業の方向性や可能性を提案するスタイルの提案授業が3年前に小学校から始まり、昨年は中学校、そして今年は高等学校の提案。3年前の小学校の提案授業では、中・高・大の教員をはじめ、より多くの人に小学校外国語活動の実践を知ってもらった。昨年は、外国語活動を受けてきた中学1年生に対してどのような授業実践が必要かという入門期に焦点が当てられた提案がされた。そして、今年は高校1年生の入門期5時間の実践が紹介され、新たな指導内容として提案された。
提案者は足達敬子先生(高知商業高校)で、今までの高校入門期の授業実践内容を大幅に見直し、①高校の英語授業を楽しいと思わせること ②英語を理解し、使わせること ③英語学習の方法を理解し、自立的に英語の学習ができるようにすること を柱とした授業改善を行った。授業風景や生徒のアンケートからも大きな成果が得られたことがわかる。この提案授業では、今まで行われてきた高校入門期の指導が生徒の自己責任に大きく依存している状況や中学校3年間の習熟状況の把握と学習方法の提示が十分になされていない現状を踏まえて、本当の意味の中・高接続の一モデルが示された。提案者にとっては、今までの大きな流れを変えたことは非常に勇気ある行動でもあり、エネルギーの行ったことだと思う。しかし、実践されたことで、生徒の様子はもちろんのこと、同僚との授業に対するやりとりが深まるなど、プラスの効果が得られていることがわかる。来年は小学校が提案授業を行う。2周目であり、また違った角度から提案授業がされることだろう。
午後のセッションでは、英語教師としてのスキルアップを目的としたスキルアップワークショップでスタート。以下が今年度の内容である。
小学校での実践(楽しいクリスマス)
英語の歌を活用した実践(Fun to sing)、
英語で授業を行うための工夫(Expanding the English Environment in the Classroom)










1日目の最後は基調講演。森田博士氏(NHK国際放送局アナウンサー)をお招きし、「スポーツ放送で培う英語力」という演題で講演いただいた。講演では、氏の生い立ち紹介にはじまり、現在に至るまでに、どのような学習経歴をもって英語を習得されたのか、また現在どのようにして仕事に向き合っているのかを映像を交えながら紹介していただいた。私たち教えることを職業にしている者にとって、一語学学習者として別の観点からの話が聞けたことは非常に有意義なことであった。
氏は現在、国際放送番組ASIA 7 DAYSのキャスターを務められているほか、大相撲中継英語実況NHK杯フィギュアスケート大会のMCもされている。ASIA 7 DAYSについては毎週月曜日(4:00~4:28)BS1で放送されているので、ぜひ、見ていただきたい。
以上、第1日目の報告でした。(文責 中馬)

8/14/2012

英語教育達人セミナーin 高知 & 四万十

8月8日(水)、9日(木)と2日間英語教育達人セミナーが行われた。実に3年ぶりの開催である。
8日(水)は岡豊高校で、午後13:30から、9日(木)は幡多農業高校で午前10:00からの開催。
講師は谷口幸夫先生(都立国分寺高校)と松本涼一先生(埼玉県加須市立騎西中学校)である。
谷口先生の授業バージョンアップコーナーでは、「1分間のいい話」と題して、英語教師として知っておきたい、生徒に伝えたいネタをいくつか紹介された。
松本先生は今回が四国初上陸。 「効果的な語彙指導&音読指導」と題して、単語が言える→書けるまでの指導、様々な音読指導、家庭学習について実践紹介された。「1分間のいい話」のブレインストーミングでは参加者から様々なエピソードが出され、「なるほど!」と思えるようなことであったり、「そうだったのか!」と思えるような発見もあり、盛り上がった。こういった小話を授業に入れることによって、生徒のモチベーションやその場の雰囲気を活性化させてくれる。是非、持っておきたいものである。
松本先生の実践では、グループ化し、役割を持たせていた。語彙指導もさまざま工夫がされており、緊張感をもってゲーム感覚で行えるところが印象的だった。「パパイヤジュース」、最高である。詳しくはご本人にお聞きください。単語テスト。これもいい。教科書の語彙を定着させるための工夫であるが、予備テストとして数回行うのであるが、問題数を自分で選択するのである。定着度合いによって生徒自らが選ぶので、段階的に力をつけることができる。数回の予備テストの内容は全く同じというところがいい。最終目的は生徒にその課の語彙を定着させるというところであり、練習という位置づけでされている。英語が苦手な生徒にも配慮されているし、できる生徒のモチベーションも維持できるところがすばらしい。音読にもさまざまなバリエーションがあった。これも詳しくはご本人に聞いていただきたい。松本先生の実践発表は生徒のモチベーションを上げながら、英語を楽しく学ばせている。そのために自主性と役割をもたせており、協働の中で目標を達成している。
最後に、松本先生が東北大震災の被災者であり、3.11の出来事、その後のことについて語っていただいた。私たちが報道で見聞きすることとはまったくかけ離れた現実を知った。先生が生徒に言ったことばが印象に残っているので紹介する。
・とにかく笑おう。そうすればなんか楽しく感じるから。
・別れ際に、これが最後だと常に思え。
どのような言葉をかけても月並みにしかならないが、被災者の方々に心からお見舞い申し上げる。(文責・中馬)

8/13/2012

第1回英語ディベートセミナー

8月7日(火)、午前10時から高知大学で第1回ディベートセミナーを行なった。このセミナーはディベートを初めて行う生徒を対象とした企画であり、3校8名の生徒が参加した。
午前の部では、「ディベートとは」をテーマにディベートのい・ろ・はを学んだ。そして、8人の生徒を2つのグループに分け、立論、質疑応答、アタック、ディフェンス、まとめの役割を自分たちで決め日本語でのディベートを行なった。論題は今年度のよさこいカップの論題「動物園を廃止すべし。是か非か。」である。

(ランチはみんなで学食で)
午後の部では英語ディベートの表現を学び、実践した。各グループ内で作戦をたて、教員たちの助言のもとスピーチの内容を考えた。
はじめは難しいと感じていた生徒たちだったが、徐々に流れや理論を理解し初めて行ったにもかかわらず英語で行ったのである。中には、立論を聞いて自分で考えた反駁をする生徒もいた。
はじめてのセミナーであったが生徒様々なことを感じたようである。言いたい内容を英語で言えなかったというもどかしさや悔しさを感想によせた生徒、難しいけれど楽しいと感じた生徒。
本当に実りある1日だった。これを機に、今後も実施していく予定である。
(文責 中馬)
 

 
                       最後はみんなで記念撮影

6/10/2012

例会レポート(山中)

皆様 へ

 昨日は地区体などがあり、出席率が今一つでした。なかなか全員の予定を合わせるということは難しいですね。
 まず、今までオンラインブッククラブで読んだ、1,2,7,8,9章について、3人グループで30分間、話し合いをしました。そのあと、みんなに伝えたいことなどを出し合いました。そこで、音読テストや教科書マスターテストを実際にやってみようということになりました。テストをするためには、ゴールを明確に示し、何を評価するかを具体的に生徒に示して指導していくことが大切であること。がんばったことがきちんと評価され、テストが自分ががんばったことを証明する機会と思えるような指導をしていかなければいけないと思いました。
 来週(6月18日)から、残りの章のオンラインブッククラブを再開します。3→4→5→6の順番です。
 次に、Can-do listの結果を話し合うことにしていましたが、前回持ってきていたメンバーしか来ていなかったので、次回になりました。城東中学校、附属中学校、県立安芸(?)持って来れますか?嶺北地域(土佐町、大川、嶺北、大豊町)は教科研究ネットワークで7月10日に集まりますので、その時に持ち寄ることになっていますので、土佐町以外のものを次回の例会に持参します。
 最後に、実践研究報告ということでいつものA41枚のレポートをそれぞれ持参し、説明したあと、質問したり、意見を出し合ったりしました。この会のよいところは、お互いのために率直な意見を出し合うことができるところだと思います。そして仲間の意見を素直に聞いて改善しようとする姿勢があることです。
 いつも思うことなのですが、上岡先生は本当に熱心に研究されていて、幹の本もしっかり読み込んでおられます。謙虚におっしゃっていますが、みんなが見習いたいところです。経験年数も校種もいろいろですが、月に1回2時間足らずのこの会で得られることがたくさんあるなあ、と改めて思いました。


 次回は7月28日(土)15:00~です。その前の2時間がGOIKENです。その前に6月16日(土)13:00~西高校で、足達先生の発表用ビデオ編集をします。

第2回Project幹Apple2012

第2回Project幹Apple2012
今年度第1回目の定例会。
日時:6月9日(土)15:00-17:00
場所:城東中学校
内容:
11ヶ月間の振り返り
2オンラインブックについてディスカッション
  9章→1章→2章→7章→8章 
 

 *今後のオンラインレポートは3章→4章→5章→6章
 
 
   の順番で行います。6月18日(月)よりスタート。
3Can do- list報告
次回に繰り越し。
 
4リサーチ報告
これまでの実践報告とこれからの実践内容を発表し、意見交換をしました。

(次回の日程)
日時:7月28日(土)15:00~17:00
場所:城東中学校
内容:
・Can-Doリスト(4月分)の報告
・実践報告
・足達先生の授業ビデオ鑑賞
 
 

第2回GOIKENⅡ2012

日時:6月9日(土)13:00
場所:城東中学校
内容:
1 コレ単の使用状況について
  次回の例会までに、1人3校に使用状況、方法を聞き取り調査すること

2 デモンストレーション授業(定着)
森先生によるデモ授業。クロスワードパズルを利用した活動です。なかなか探すのに苦戦しました。少し時間がかかるので、語数の調整が必要です。単発ではなく、毎日繰り返して行うことが重要です。次回は、私 中馬(西高)です。

3 教材の開発
 
 
  コレ単の定着度を知る確認テストをやってはどうかの案について
  今後の検討事項です。

(次回の日程)
日時:7月28日(土)13:00-15:00
場所:城東中学校
内容:
1デモ授業(発展) 中馬(高知西高)
2コレ単の使用状況、方法等の報告

4/28/2012

金谷憲先生によるプチ研修会

東京学芸大学教授の金谷憲先生による講演会を下記のとおり開催します。参加希望の方は、事前に申し込みください。
                  記

日時: 平成24年5月12日(土)15:30-17:00
場所: 高知追手前高等学校(参加者用の駐車場はありません)
内容: 高校の英語授業改革等についての講演
申込: 参加希望者は、下記世話人までご連絡ください。
     世話人 山田憲昭( 高等学校課 TEL 821-4850 )

4/22/2012

第1回Project幹Apple2012
今年度第1回目の定例会。
日時:4月21日(土)15:00-17:00
場所:城東中学校
内容:
11ヶ月間の振り返り
2オンラインブックについて
  開始は5月7日(月)から、週1回。
  9章→1章→2章→7章→8章 
 *3~6章の扱いについては、次回話し合って決定(各自読んでおくこと)

3リサーチ報告
足達先生と中馬先生からの高校入門編について、意見を交換しました。

4Can do- list報告
次回に繰り越し。三里中学校、城東中学校、附属中学校はデータを持参
*嶺北地区は山中先生(土佐町中)が持参。

実践報告。これも次回に繰り越し。3月に宣言(決意?)したことを、次回A4サイズ1枚程度にまとめること。

(次回の日程)
日時:6月9日(土)15:00~17:00
場所:城東中学校

 
第1回GOIKENⅡ2012
日時:4月21日(土)13:00
場所:城東中学校
内容:
1デモンストレーション授業(導入部)
2KORETANと新教科書との重複語彙の確認

1上岡先生によるデモ授業。非常に新鮮でした。次回は、森先生(城東中)です。
2新検定教科書と重複する語は588でした。 (kind, like, read, right を1語としてカウント)
*6社に共通する語で Koretanになかった語
cannot cherry classmate drum recycle(recyclingはあり) salad Sydney wow lives oh perfect
(次回の日程)
日時:6月9日(土)13:00-15:00
場所:城東中学校
内容:
1デモ授業(定着) 森先生(城東中)
2高知県内で使われている4社(New Crown, New Horizon, Total, Sunshine)との
重複語彙をチェック

4/07/2012

「中学校でこれだけは身に付けてほしい基礎英単語1200【KORETAN1200】」

2009年にKochi語彙研究プロジェクト会が発足して以来、2年間の研究を経て、2011年7月に高知県の中学生に必要な英単語1200語をリスト化した『高知県中学生必須英語語彙リスト』(中英単Version-01)が完成し、全公立中学校教員への配付が実現しました。さらに、2012年3月、Kochi語彙研究プロジェクト会の皆さんのご理解、ご協力を得て、高知県教育委員会が「中英単version.01」を拠り所とした英単語学習教材『中学校でこれだけは身に付けてほしい基礎英単語1200【KORETAN1200】』を作成し、県内の全ての公立中学生に教員用手引きとともに配付しました。
 KORETAN1200は、中英単Version-01と掲載語の1200語は共通していますが、生徒が家庭学習や自主学習等の時間に、繰り返し定着度を自己診断しながら使い、基礎英単語1200語の完全定着を図るように仕組まれています。中学校の先生方には、ぜひとも積極的に活用していただき、生徒の皆さんの英語力の向上に役立てていただければと思います。
 なお、KORETAN1200は、平成24年4月5日(木)から高知県教育委員会事務局・高等学校課のホームページからダウンロードできます。
 高等学校課HP → http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/311701/

(文責山田)

第7回全国高校生英語ディベート大会の論題エリア決定

第7回全国高校生英語ディベート大会 in 千葉の論題エリアが公表されましたので、お知らせします。

日   時: 2012年12月15日(土)・16日(日)
場   所: 千葉県
論題エリア: All Japanese universities should start their academic year in September.

NB: Please note that the wording of this topic is not the final version yet; just the debate AREA has been decided. The wording will be surely be modified later, and an official, concrete definition of each term will surely be added when the call for participants gets released in June.
注:論題は最終的な文言ではございません。今回は「9月入学」についてディベートすることだけが決まりました。実際にはこの問題をどのような言葉で表現するかは審議中です。具体的な定義は実際の募集要項の配布(6月)までに決定することになります。

※詳細は全国大会ホームページでご確認ください。

4/06/2012

2012 授業開始

新年度の授業開始。大学での授業もついに5年目の入った。今日はScience Reading  の授業。いくつになっても人間は成長するというのが実感。過去4年間、少しづつ修正を加えながら、歩んできた。全体が見渡せるようになって、少し余裕がでてきたと感じる。

4/04/2012

2012 英語オリエンテーション

1年生の 英語オリエンテーション。期待に表情が輝いていたなあ。同僚曰く、"Really responsive!"

4/03/2012

KUT 2012 入学式

大荒れの入学式でした。観測史上ないくらいの春の嵐だったようで、全国で大荒れだったようです。入学生の諸君はちょっぴりかわいそうな天候となりましたが、午後は一転上天気。さわやかな青空となりました。

4/02/2012

ぼちぼち復活

しかし、長いこと更新されないブログでしたね。ほぼ2年かな。なかなか手が回らなかったことと生来筆不精なのが相まってこんなことに。大学生活も5年目に入り、少し気分的に余裕がある感じがする。

今日は仕事始め。キャンパスの桜も満開に近づきつつあります。


4/01/2012

今月のことば 2012.4


“People rarely succeed unless they have fun in what they are doing.”
-  Dale Carnegie

3/27/2012

Project「幹」Apple

Project「幹」Appleの例会が3月24日(土)から城東中で行われた。今回は、「英語授業の幹」の著者、北原延晃先生(赤坂中学校)をお招きしての会。午前中は公開ワークショップ。午後は幹&AppleのOffline Meeting でした。



(1)今年度の振り返り

今年度、自分の授業実践の振り返りをしました。

(2)オンラインブックの振り返り
2週目読破しました。1回目よりも、さらに深く読むことができました。それぞれ、印象に残った章をPick up!

(3)「英語授業の幹」著者、北原延晃先生に直接質問
本書を読んで疑問に思ったこと、普段の授業実践で疑問に思うことを聞きました。

(4)新書「英語授業の幹(テスト編)」著者本人による概略解説。

(5)実践研究
①Can Do リスト
中学校の先生のCan Do リスト実施報告が行われました。実際にやってみてどうだったか、多くの成果が得られました。
②高校授業プロジェクト
前回の会でのアドバイスを受けて再度、修正案を提示。
今回も多くの率直な助言を頂きました。(大きな感覚のズレの認識)

(6)来年度の決意表明
もっと具体的に示すよう修正することとなりました。

次回の例会は
4月21日(土)15:00-17:00
城東中学校ランチルームです。(文責 高知西高校 中馬)

3/07/2012

KUT英語教員ワークショップのご案内


高知工科大学 & 高知英語「プロジェクト幹&Apple」joint企画

英語教員ワークショップのご案内
高知工科大学とプロジェクト幹の共同研究も3年目に入りました。昨年から高校メンバー
も加わり、英語授業の幹を探究するプロジェクトに取り組んでいます。この度、昨年度に引き続き、北原延晃先生をお招きして、英語教員対象の公開ワークショップを開催します。テーマは文法指導。文法のための文法を超えて、本当に役に立つ文法指導とは何かを考えます。実践に役立つアイデア満載です。ぜひ、ご参加ください。
1  日時 平成24年3月24日(土)10:00~12:00
*午後はプロジェクトの研究会を予定しています。 プロジェクトに参加希望の方はお知らせください。
2  場所 城東中学校ランチルーム
3  主催 高知工科大学 地域教育支援部会
 共催 プロジェクト幹&Apple(土佐研・高教研)
4  プログラム
 ワークショップ「文法指導らしくない文法指導」 
      講師 北原延晃先生(赤坂中学校)
  *北原延晃先生著『英語授業の「幹」をつくる本』(ベネッセ)をお持ちの方は、当日持参してください。
5  参加費  無料
6  参加申込 氏名、所属、連絡方法(メールまたは電話番号)を明記のうえ、3月22日(木)までに
電子メール、TELまたはFAXにてお知らせください。(様式自由)
<申込&連絡先> 高知工科大学 長﨑政浩 宛
   メール masahiro@nagasaki21.com  
         FAX  0887-57-2165 TEL 0887-57-2105 (直通)

2/24/2012

語彙研ワークショップ「こんなワークブックなら使いたい」


語彙研では、語彙リストを活用してもらうためのワークブックの作成に向けた取り組みを始めました。2/20の会で全員でワークショップをして、アイデアを出し合いました。その結果を掲載しておきます。あくまでbrainstormingですので、これから具体的な方向性を決めていくことになります。

1 特徴

<意欲を引き出せる> 
◯やる気が起きる。
◯力がついたと実感できる。
◯small  stepで完了していく。
◯思わず言ってみたくなるような感じに。(言ったことを書く、ということを徹底したい。)
◯達成度が確認できる
  (スゴロク形式、世界地図、印・日付・シール・塗り絵、
   読めたらチェック・書けたらチェック)

<ねらいの明確化>
◯語彙の習得に特化(書く活動などと中途半端に関連付けない)

<入手性>
◯値段が安い(200円~250円)。

2 用途・教材の種類

(1)授業の補助教材
◯授業で使えるもの。
◯定期テストや授業と関連がある。(やらないと困ったり、頑張ってやると良いことがある)
◯準備の時間がない先生がコピーして即使える。

(2)生徒用ワークブック  *あるいは(1)と(2)のミックス

(3)単語カード
◯定義文と単語カードのセット(定義を読んでカルタとりなどができる)
◯単語カードになっている。重要語彙・発表語彙500は色がついている。

3 内容
(1)例文の質
◯おもしろい例文が載っている。

(2)語彙と文法のセット
◯文法とセット。文で練習できる。
◯単語を覚えるだけでなく、使い方がわかるようにする。

(3)問題や語彙の量
◯1ページあたりの問題数(語彙数)があまり多くないもの。
◯やれば覚えるぐらいの量のドリル(教師用CD ROMなど)
◯問題が難し過ぎない。

(4)使い勝手
◯発音・アクセントがわかりやすいもの
◯類義語・反意語が一度に覚えられる
◯知りたい単語がさがしやすいもの
◯練習問題の解答・解説は別冊
◯赤い下敷きをあてると字が消える

4 サイズ、レイアウト
◯持ち運べるサイズ
◯小さすぎない・厚すぎない
◯字ばかりでない。
◯文字が小さすぎない。

2/20/2012

Project 幹 & Apple 2012.2.18 Offline Meeting

2月18日(土)幹&アップル 参加者 10名
1.この1カ月の実践の振り返りを一人1分以内で報告
2.オンライン・ブッククラブ 3人グループで、下巻第3章~6章で自分が気に行ったところを話し合う(30分)
3.Research in Action 
(1)中1 Can-do list結果報告:上岡先生、安岡先生、福留先生の資料をもとに(森先生は口答で・・・・・)報告
3回目は3月上旬に実施して、3月17日(土)までに長崎先生にメールで送る
(2)各自の実践計画:高校の先生、中馬先生、金井先生、足達先生が高校入門期の8時間の計画を、前回のメンバーの意見から再考したものを発表
ここでもまた意見が出たので、次回再考したものを持参してもらう
(3)研究結果の冊子をつくろう(提案)


1/31/2012

第2回CAN-DO LIST研究会

日時:平成24年2月11日(土)14:00~17:30
場所:高知共済会館

※はじめてご参加される方は、以下にご連絡ください。参加者対象の宿題がありますので!
 世話人: 高等学校課 山田憲昭 noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp

1/22/2012

Project 幹 & Apple 2012.1.21 Offline Meeting

今月は県立大の岩井さん(3年生)というフレッシュなメンバーの参加があっただけでなく、参加者も多く、内容の濃い研究会ができましたね。


1 Reflection
恒例、1分間でこの一ヶ月のリフレクション。今日は、中学、高校、大学、教委、大学生とバライティーに富んだ振り返りになりました。立場を超えて、交流しあえることはすばらしいと思いました。
2 Review  オンライン・ブッククラブ  




上巻 7章 リスニング指導
   8章 スピーキング指導
下巻1章 生徒指導 ペア学習
     2章 文法指導


「幹」のオンラインブッククラブで読んだ章について語り合うセッション。一番印象に残ったところを一カ所づつ指摘し、順に語り合いました。同じところだったり、違う捉え方あったり、毎月興味深い時間です。30分では足りないくらいです。

3   Research in Action  実践研究 
(1)中1 Can-do list 結果
12月分の集計を加えた結果を報告。加藤さんのものがデータがそろっていたので、全員で意見交換。極端に率が下がった項目あった点が注目された。これは決して、できなくなったのではなく、生徒の内部に明確な評価基準が育ち、その観点で見るので、厳しい自己評価になったのではないかとの解釈でほぼ一致。数値がダウンしたことは、適切に自己評価できるようになったのであり、決して悪いことではないと言えるだろう。実施時期にも影響を受けるようだ。定期テストで結果が悪かった項目(語順)が、直後のcan doでダウンしていた。自己評価の難しさも垣間見えた。


3月分を着実に実施し、3月24日の会に持参することに決定。
(2)各自の実践計画 ー英語授業の幹を目指したcollaborative action researchー


高校の先生方が作成してきた、高等学校入門期の8時間の指導プログラムの内容について意見交換。「幹」の実践をベースにしつつも、それぞれの異なる視点で作られていて興味深い。今日の意見を踏まえて、次回改訂版を持参することに決定。
 ◯次回のOffline Meeting         2012.2.18     (土) 14:00 -