12/19/2010

よさこいカッププレ大会(報告)


本日、12月19日(日)によさこいカッププレ大会が高知西高校で開催された。高知県で英語ディベート大会が始まってちょうど10年が経ち、次のステップに向かうべく立ち上げられた大会である。県下6校から9チームのディベーターが集い、議論を戦わせた。ちなみにディベーターは初めてディベートを行う生徒たちである。開会式では、ウォームアップとして山田先生によるミニディベートを行った。お題は「りんごVSみかん」である。生徒たちは楽しそうに行い、緊張もほぐれ、いい雰囲気で試合に向かうことができたのではないだろうか。試合は午前中に予選を行い、そのあとパワーペアリングによる試合を経て、決勝トーナメントを行なった。プレ大会ということで、順位はつかないものの、勝って喜ぶチームや負けて涙を流していたチームなど、短時間で練習してきた成果を出そうとどのチームも懸命に取り組む姿が見られた。ジャッジのコメントにもあったように、予想以上の生徒のパフォーマンスが見られ驚きと感動を与えられた。わずか1試合12分ではあるが、彼らは多くの英語を聞き、メモを取り、考え、話した。おそらく普段の学習よりも何倍も集中して英語を使用しており、使用した語彙や表現など忘れないだろう。しかし、何よりも出場して得られたこと(難しさや楽しさなど)を自校に持ち帰り、より多くのひとたちに伝えてもらいたい。来年度から正式な第1回大会を開催する予定である。果たして何校のチームが集うかが楽しみである。     (文責 中馬 高知西高校)                  終了後、出場者全員で記念撮影

12/12/2010

第14回GOIKEN(報告)

GOIKEN定例会が12月11日(土)高知西高校で行われた。昨年の10月から研究が始まり今回で14回目。ついに中学生のための高知県語彙リスト選定が完了した(祝)。選定最後の作業は
①前回のリストから削除する語彙の決定
②カテゴリー分け
である。動詞の活用形は別表とするが、paid,meantは必修語彙としてリストに掲載することとした。そのほか、都市名についても別表扱いとして、リストからは削除した。
次回は2011年1月15日(土)14:00から高知西高校で開催される。
次回までに、本日決定したリストと各自の担当部分のリストを照らし合わせ、カードから削除された語彙のカードを除いておくこと。(文責  高知西高校  中馬)

よこさいカップ(英語ディベート大会)のご案内(一部訂正)

よさこいカップ大会実施要項
(英語学習入門期の中高生のための英語ディベート大会)

1 目的・趣旨
本大会は,高知県の学校英語教育の一環として,特に英語学習入門期の生徒の英語運用能力(読む,聞く,話す,書く)を向上させ,併せて批判的に思考する能力や論理的に思考する能力を育成することを目的とする。
目的達成のためには,指導者が効果的な指導方法について研究し,その成果や課題,実践を共有することが重要であり,本大会を参加生徒及び指導者の交流・研究の場として位置付ける。

2 主催  高知県高等学校教育研究会英語部会,高知英語Connection!

3 参加条件
① 高知県内の公立中学・高校に在籍する高校1・2年生。
② 他校生徒との交流の場として積極的に行動できる方。
③ 教育目的でのビデオ撮影に同意する方。(生徒,保護者とも)

4 チーム構成
試合は1チーム3~4名。1校3チームまで出場可。ただし,全体で20チームを出場最大数と設定し,余裕がある場合には追加チームを許可する場合もある。

5 対戦方法・試合形式(詳細については,よさこいカップ規則・ルールを参照のこと)
① 予選はパワーペアリング方式。
② 上位4チームによる決勝トーナメント。
③ 1試合の時間は12
④ 試合に出場した選手(3~4名)は全員発言しなければならない。

6 大会論題
All Japanese senior high schools should abolish their school uniforms.
「日本の全ての高等学校は制服を廃止すべし」

7 参加費  1チーム 1,000円(資料・教材費として)
8 会場・日時・日程
 【会場】高知西高等学校 
日時】平成22年12月19日(日)受付9:30 10:00~15:50
【日程】
9:30-10:00
受付
10:00-10:10
開会式
10:10-10:30
諸連絡,ジャッジ打ち合わせ会
10:40-11:00
予選 第1試合
11:10-11:30
予選 第2試合
11:40-12:00
予選 残り1試合
12:00-12:50
昼食  第3試合の組合せ発表
12:50-13:10
予選 第3試合
13:20-13:40
予選 残り1試合
13:40-13:50
第4試合の組合せ準備
13:55-14:15
予選 第4試合
14:15-14:40
交流会・予選成績発表
14:45-15:05
決勝T 準決勝戦
15:15-15:35
決勝T 決勝戦
15:40-15:50
閉会式
 

9 昼食
会場付近は昼食時は混雑が予想されますので,参加者は昼食をご持参ください。

10 試合のフォーマット12分間)

   肯定側立論     1 min 30 sec   Affirmative Constructive Speech
    準備時間        30 sec         Preparatory Time
   質疑応答(否→肯) 1 min          Cross Examination of the Negative side
    準備時間       30 sec         Preparatory Time
   否定側立論     1 min 30 sec   Negative Constructive Speech
    準備時間       30 sec         Preparatory Time
   質疑応答(肯→否) 1 min          Cross Examination of the Affirmative side
    準備時間       30 sec         Preparatory Time
   否定側反駁     1 min          Negative Rebuttal Speech
    準備時間       30 sec         Preparatory Time
   肯定側反駁     1 min          Affirmative Rebuttal Speech
    準備時間       30 sec         Preparatory Time
   否定側まとめ    1 min          Negative Summary Speech
   肯定側まとめ    1 min          Affirmative Summary Speech                 
   合計時間 Total Time 12 min


11/16/2010

Kochi英語No.144(2010.11.16)East Shikoku JALT workshop, etc

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                 Tue, Nov 16, 2010

                      Kochi 英語 Connection

                    -Kochi 英語 No. 144-

    こんまいニッポンにあだたぬ若いしをつくろうやいか!
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~ブログ更新情報~

*英語授業研究会、英語ディベート研究プロジェクト会、
 GOIKEN (英語語彙研究会) 、研修会、講演会等の情報

http://kochi-e-project.blogspot.com/

*立教大学経営学部HPに高知県英語ディベート大会の様子
が掲載されました。

http://cob.rikkyo.ac.jp/extracur/1772.html

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                 East Shikoku JALT Workshop

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East Shikoku JALT has the good fortune of hosting Alan
Maley as part of the JALT2010 Four Corners Tour. Alan
will be a plenary speaker at the National Conference in
Nagoya next weekend. After the Conference he will be
speaking throughout Japan. For those of you unable to
attend the National Conference, please join us Wednesday
evening at Kochi Women's University for Alan's workshop.

Speaker: Alan Maley, Leeds Metropolitan University

Title: Where Do New Ideas Come From?

Date/Time: 6:30-8:00, Wednesday, Nov. 24th

Place: Kochi Women's University, Eikokuji Campus,
       Meeting Room 1
      (1st floor - 5 meters from the main entrance)

JALT members: free

One-day members: 500 yen



In my 40 years in ELT, I cannot recall a time when ‘new
ideas’ was not on the agenda!  I shall suggest five possible
sources for such new ideas. I shall also suggest that this
search, though it may ultimately lead to dead ends, has an
important motivational and developmental function for
teachers and trainers. Along the way, I shall suggest how
some of these sources might be linked to Action Research
projects. The five sources are:

1. Teacher Interaction: Here I shall explore the various kinds
of interaction which often produces innovative ideas ? ranging
from formal training contexts, through semi-formal professional
contexts such as conferences, to informal exchanges in staff rooms.

2. Heuristics: By heuristics, I refer to basically simple ‘rules of
thumb’, which, when applied inevitably change the teaching
interaction. I will deal in some detail with John Fanselow’s ‘do
the opposite’ (Fanselow, 1978). I shall also point out the heuristic
basis of the ‘designer methods’ (Suggestopoedia,  etc.). Other
heuristics, such as ‘withhold information’ will also be mentioned.

3. Re-explorations of Traditional Techniques: Here I describe some
areas which have been renovated by creative thinking; dictation,
homework, vocabulary, reading and grammar, and suggest some
others ripe for re-development, such as repetition, questions,
dialogues, drills and translation.

4. Borrowing from Feeder Fields: These fields will include NLP,
Multiple Intelligences, Music, and Art. I shall suggest that there
are potential benefits to be had from considering areas such as
Neuro-science, the psychology of Consciousness, and Creativity
theory itself.

5. New Developing Areas: The most obvious (with certain caveats)
is Information Technology.  I shall also refer to Literature, Global
Issues and CliL as content-related areas, and to Young Learners
and Advanced Learners as areas for development. Recent renewed
interest in ‘Flow’ (Czikszentimihalyi, 1990) will also be included.


From 1962-1988, Alan Maley worked for the British Council in
Jugoslavia, Ghana, Italy, France, China and India. He was Director
-General of the Bell Educational Trust in Cambridge from 1988-1993
and then worked as Senior Fellow at NUS, Singapore until 1988.
From 1999-2003 he set up and ran the graduate programme in ELT
at Assumption University, Bangkok. He is currently Visiting Professor
at Leeds Metropolitan University, UK, a freelance writer and consultant.
He has published over 40 books and numerous articles.


Check out our website for more East Shikoku JALT info:
http://eng.core.kochi-tech.ac.jp/eastshikoku/

**************
Darren Lingley
President
East Shikoku JALT

Professor
Department of International Studies
Faculty of Humanities and Economics
Kochi University
Tel: 81(088)844-8203

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        グルグル通信: いつでもread and look up

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授業中は、英語を答えるときは、必ず教師の顔を見て、
というルールを確立

read and look up は、一斉練習の時のためだけではない。
reading と speakingの橋渡しをする基本的テクニックであって、
授業のあらゆる局面に使うべきものだ。個人を指名して答え
させるとき、ゲームで挙手して答える時も、すべて、read and
look up で、きちんとリズムと発音していないと、OKにならない
んだ、という感覚をはやく確立つることが必要。

--
Shizuka Tetsuhito, PhD.
Professor
Faculty of Education
Saitama University, Japan
http://sites.google.com/site/zukeshomepage/home
Blog: http://cherryshusband.blogspot.com/

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第1回よさこいカップ

        The 1st Yosakoi Cup Debate Tournament
                 for Young Learners of English

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日 時: 12月19日(日)10:00-17:00

場 所: 高知大学朝倉キャンパス(予定)

問合先・申込先:
高知西高校内高教研英語部会事務局 中馬 剛
〒780-8052 高知市鴨部2-5-70
TEL(088)844-1221 FAX(088) 844-4823
E-mail: takeshi_chuma@kt4.kochinet.ed.jp

締め切り: 12月3日(金)

<参加資格>
1.高知県内公立高校の1・2年生。
2.他校生徒との交流の場として積極的に行動できる方。
3.教育目的でのビデオ撮影に同意する方。

<チーム構成>
1チーム3~4名。1校3チームまで出場可。ただし、今回は
全体で20チームを出場最大数と設定し、全体枠に余裕が
あれば、追加チームを認める場合もある。

<論題>
All Japanese senior high schools should abolish their school uniforms.
「日本の全ての高等学校は制服を廃しすべし。」

<参加費>
1チーム1,000円

<対戦方法・試合形式>
事務局添付した要項を参照してください。


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高見健一先生の「授業に役立つ英文法講義」

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『謎解きの英文法』などでおなじみの高見健一先生(学習院
大学教授)が高知大学へいらっしゃいます!高見先生の講
義を受講した方は,一様に「目から鱗だ!」と感動されます。
難しい内容を素人にもわかるように丁寧に説明してください
ます。質疑応答の時間も設けていますので,日頃悩んでいる
ことなど相談されてはいかがでしょうか?大学生,大学院生,
英語教師,一般(高校生もOKですよ)の方どなたでも参加でき
ます。多くの参加をお待ちしています。

申込はココ
→ http://www.keles.jp/cgi-bin/ktakami/clipmail.html

主催 高知英語学英語教育研究会(KELES)
日時 2010年12月11日(土)10:30~16:00
場所 高知大学教育学部51番教室
資料代 500円(当日受付で徴収します。)
昼食 各自ご用意ください

【講師紹介】  高見健一先生(文学博士)
静岡大学助教授、ハーバード大学言語学科客員研究員、
ハーバード大学イエンチェン研究所共同研究員、東京都立
大学教授を経て、現在、学習院大学教授。日本英語学会
評議員、日本言語学会評議員。市河賞受賞。著書論文多数。

11/13/2010

第13回GOIKEN(報告)

GOIKEN定例会を11月13日(土)、高知大学附属中学校で開催された。作業も終盤に入っているが、さらに良いものにするために調整を行っている。現在選定されている語彙を再考し、中学生が表現するのに役立つものをカテゴリー別に分けること、語彙の差し替えを行うことになった。今日の作業は
①高知県語彙リストから、削除する語彙を選出する
②その中からはずしていいものを選出(80語を選出した)
③チャレンジ英和より選出された語彙(255語)と高知県語彙リストを照合し、新たに加える語彙を80語以上選出(98語選出した)
次回までに本日削除した語、新たに加えられた語をカテゴリー別に分けることになった。
カテゴリー化したものの中で必須語には※をつけるなど、このあとについても決定していく予定になっている。現在(1217語)
次回のGOIKENは12月11日(土)14:00~ 高知西高校で開催予定である。
              (文責 高知西高校 中馬)

11/09/2010

第10回高知県英語ディベート大会(報告)


 第10回高知県英語ディベート大会が10月31日(日)、高知南高校で開催された。今大会は、節目となる10回大会。高知県が英語ディベートの研究を始めて以来、ご指導いただいた松本茂先生(立教大学)にもゲストジャッジとして来高していただいた。
 今年度は5校12チームが参加し、熱い議論を交わした。今年度の論題は"Japan should significantly relax its immigration policies." 各校とも十分な準備、練習を重ねた成果を見せてくれた。結果、今年度の高知県代表チームはThoroughness(土佐高校)とHONKI(高知西高校)となり、来月18、19日に岐阜県で行われる全国大会に出場する予定である。
 さて、冒頭でも述べたように、本大会は10回という節目の大会であり、高知県の英語ディベート普及に力を注いできた先生方には格別な思いがあると思う。そこで、「10年を振り返って」"Looking back on the past decade"と題して、ディベート普及携わってきた先生方の声をお届けします。
(文責 高知西高校 中馬)

ochi英語No.143(2010.11.9)The 1st Yosakoi Cup、高見健一先生、グルグル通信


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                 Tue, Nov 9, 2010

                      Kochi 英語 Connection

                    -Kochi 英語 No. 143-

    こんまいニッポンにあだたぬ若いしをつくろうやいか!
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~ブログ更新情報~

*英語授業研究会、英語ディベート研究プロジェクト会、
 GOIKEN (英語語彙研究会) 、研修会、講演会等の情報

http://kochi-e-project.blogspot.com/

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第1回よさこいカップ

        The 1st Yosakoi Cup Debate Tournament
                 for Young Learners of English

*添付書類有(要項・模擬ディベート例・フロー用紙)

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高教研英語部会は、公立高校に通う低学年の高校生向け
の英語ディベート大会を下記のように開催します。多くの高校
生の参加をお願いします。



日 時: 12月19日(日)10:00-17:00
場 所: 高知大学朝倉キャンパス(予定)
申込先: 高知西高校内高教研英語部会事務局 中馬 剛
〒780-8052 高知市鴨部2-5-70
TEL(088)844-1221 FAX(088) 844-4823
E-mail: takeshi_chuma@kt4.kochinet.ed.jp
締め切り: 12月3日(金)

<参加資格>
1.高知県内公立高校の1・2年生。
2.他校生徒との交流の場として積極的に行動できる方。
3.教育目的でのビデオ撮影に同意する方。

<チーム構成>
1チーム3~4名。1校3チームまで出場可。ただし、今回は
全体で20チームを出場最大数と設定し、全体枠に余裕が
あれば、追加チームを認める場合もある。

<論題>
All Japanese senior high schools should abolish their school uniforms.
「日本の全ての高等学校は制服を廃しすべし。」

<参加費>
1チーム1,000円

<対戦方法・試合形式>
添付した要項を参照してください。


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高見健一先生の「授業に役立つ英文法講義」

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『謎解きの英文法』などでおなじみの高見健一先生(学習院
大学教授)が高知大学へいらっしゃいます!高見先生の講
義を受講した方は,一様に「目から鱗だ!」と感動されます。
難しい内容を素人にもわかるように丁寧に説明してください
ます。質疑応答の時間も設けていますので,日頃悩んでいる
ことなど相談されてはいかがでしょうか?大学生,大学院生,
英語教師,一般(高校生もOKですよ)の方どなたでも参加でき
ます。多くの参加をお待ちしています。

申込はココ
→ http://www.keles.jp/cgi-bin/ktakami/clipmail.html

主催 高知英語学英語教育研究会(KELES)
日時 2010年12月11日(土)10:30~16:00
場所 高知大学教育学部51番教室
資料代 500円(当日受付で徴収します。)
昼食 各自ご用意ください

【講師紹介】  高見健一先生(文学博士)
静岡大学助教授、ハーバード大学言語学科客員研究員、
ハーバード大学イエンチェン研究所共同研究員、東京都立
大学教授を経て、現在、学習院大学教授。日本英語学会
評議員、日本言語学会評議員。市河賞受賞。著書論文多数。


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グルグル通信: フラッシュカードは、flash させるのやめろ

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全体をflashするのでなく、文字が読めるように指導しろ。
translate がターゲットなら、他の紙や手で一部隠しながら、

ate
late
slate

ran
tran
trans

anslate
ranslate
translate

というふうに、文字と音の対応を意識させながら練習せよ。
そうでないと、いつまでたっても自分で読めない。その日に
出てきた単語が、全体として

translate  = トランスレイト

だと覚えることより、

slate という語が将来出てきても、

trans-Atlantic という語がでてきても

自分である程度読める、という力をつけることのほうが、
むしろ大事。

--
Shizuka Tetsuhito, PhD.
Professor
Faculty of Education
Saitama University, Japan
http://sites.google.com/site/zukeshomepage/home
Blog: http://cherryshusband.blogspot.com/

***********************************
高知県教育委員会事務局高等学校課
指導主事 山田憲昭 YAMADA Noriaki
TEL 088-821-4850  FAX 088-821-4547
noriaki_yamada@ken3.pref.kochi.lg.jp
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
     "We are paid-teachers."

11/08/2010

松山大学アクション・リサーチ研究会 研究大会のご案内

松山大学大学院 言語コミュニケーション研究科
アクション・リサーチ研究会 研究大会のご案内

 皆様におかれましては,ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また,平素より松山大学大学院言語コミュニケーション研究科の教育研究および教育実践にご高配を賜り,まことにありがとうございます。
 新しい学習指導要領が公示され,来年度より小学校での外国語(英語)活動が実質的に必修となります。中学校では語彙数・授業時数が増え、高等学校では、基本的に英語で授業を行うこととされ、4技能を総合的に、また、統合的に育成する英語教育が求められています。知識としての外国語学習ではなく、知識を活用する外国語の授業実践が教室で進められることになるわけです。その目的にあった授業実践のためにも、省察を繰り返しながら授業改善を行うアクション・リサーチの取り組みは、ますます必要となることが伺えます。 
 本大会では,テーマを「省察を深めるアクション・リサーチの進め方‐小学校から高等学校まで」とし,日々様々な立場で実践・研究を積んでいる方々にご発表いただき,外国語科活動・英語教育のあり方を語り合いたいと思います。
 英語教育の現場でご活躍の皆様,どうぞお誘い合わせの上,多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。                       2010年10月1日

                 松山大学言語コミュニケーション研究科長 岡山勇一
        
               記

日時:2009年11月27日(土)午前10時 受付開始(午後17時00分まで)
会場:「松山大学 8号館 841教室」松山市文京町4-2 
   TEL (082)541-3777 / FAX (082)243-2001
市内電車(清水町下車)徒歩5分   JR松山駅よりタクシ‐で15分

研究大会プログラム

≪大会テーマ≫
「省察を深めるアクション・リサーチの進め方-小学校から高等学校まで」

10:00 受付開始

午前の部                 司会 寺嶋健史(松山大学) 
10:20-10:30 開会の挨拶
            岡山勇一(松山大学大学院言語コミュニケーション研究科長)
10:30-11:10 研究発表1
「小学校外国語活動におけるアクション・リサーチの取り組み
~伝え合う力の育成を目指して~」
                         山本千明 (新居浜市立角野小学校)
11:10-11:50 研究発表2
「豊かな表現力を育成するための指導法」
                         菅野裕美 (松前町立北伊予中学校)
  11:50-13:00 昼休み
午後の部                司会 鈴鹿 基廣(愛媛県教育委員会)

13:00-13:40 研究発表3
 「ライティング指導の改善プロセス-教員の内省に着目して」
                   池内 大輔 (愛媛県立土居高等学校)

14:00-15:00 基調講演
「アクション・リサーチの過去・現在・未来」
              佐野正之(松山大学アクション・リサーチ研究会顧問)

15:10-16:40 パネルディスカッション
「教師の成長を目指した研修の在り方」
           コーディネータ  金森 強 (松山大学)
           パネリスト    佐野正之 (松山大学AR研究会顧問)
                    鎌田宏和 (南予教育事務所)

16:45    閉会のあいさつ
            岡山勇一(松山大学大学院言語コミュニケーション研究科長)
             

  参加無料  メールにて参加の申し込みをお願いいたします。


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※   懇親会のお知らせ

17:30-19:30 
一般2,000円,学生1,000円  
松山大学 カルフール   司会・進行  吉見 香奈子 (松山市立番町小学校)
事前のお申込みを電子メールにて、お願いいたします。

※   宿泊等の紹介はいたしておりません。

問い合わせ
松山大学大学院 言語コミュニケーション研究科
郵便番号790-8578  愛媛県松山市文京町4-2 (金森研究室内) 
松山大学アクション・リサーチ研究会事務局: 兵頭泰則
 E-mail: 33090020@cc.matsuyama-u.ac.jp


主催: 松山大学大学院 言語コミュニケーション研究科 アクション・リサーチ研究会
後援: 愛媛県教育委員会、松山市教育委員会(申請中)

11/05/2010

Kochi 英語 No. 142 高見健一先生の「授業に役立つ英文法講義」

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                 Tue, Oct 19, 2010

                      Kochi 英語 Connection

                    -Kochi 英語 No. 142-

    こんまいニッポンにあだたぬ若いしをつくろうやいか!
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~ブログ更新情報~

英語授業研究会、英語ディベート研究プロジェクト会、
 GOIKEN (英語語彙研究会) 、研修会、講演会等の情報

http://kochi-e-project.blogspot.com/

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高見健一先生の「授業に役立つ英文法講義」

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『謎解きの英文法』などでおなじみの高見健一先生(学習院
大学教授)が高知大学へいらっしゃいます!
高見先生の講義を受講した方は,一様に「目から鱗だ!」と
感動されます。難しい内容を素人にもわかるように丁寧に説
明してくださいます。質疑応答の時間も設けていますので,
日頃悩んでいることなど相談されてはいかがでしょうか?
大学生,大学院生,英語教師,一般(高校生もOKですよ)の
方どなたでも参加できます。多くの参加をお待ちしています。

申込はココ
→ http://www.keles.jp/cgi-bin/ktakami/clipmail.html

主催 高知英語英語教育研究会(KELES)
日時 2010年12月11日(土)10:30~16:00
場所 高知大学教育学部51番教室
資料代 500円(当日受付で徴収します。)
昼食 各自ご用意ください

【講師紹介】  高見健一先生(文学博士)
静岡大学助教授、ハーバード大学言語学科客員研究員、
ハーバード大学イエンチェン研究所共同研究員、東京都立
大学教授を経て、現在、学習院大学教授。日本英語学会
評議員、日本言語学会評議員。市河賞受賞。著書論文多数。


【講義内容】
生徒に質問されたらどう答えますか??
「"I like an apple." はどうして間違っているの?」
「"I like cat."はどうしてダメなの?」
「"The Boston Red Sox is/are playing tomorrow." では,
is と are のどちらを使うの?」
「使役動詞の cause と make はどこが違うの?」
(ほんの一例です(^_^))

上記以外にもおもしろいネタが満載です(^_^)
今一度、英文法の面白さ、大切さをみんなで考えてみましょう!

【スケジュール】あくまで予定です。
10:30~11:30 英語の数と呼応?〈形〉と〈意味〉のミスマッチ
11:30~13:00 昼食
13:00~14:00 Cause 使役文とその受身文
14:15~15:15 英語の動詞句削除 ―〈形〉と〈意味〉からの説明―
15:30~16:00 Q&A

10/24/2010

第1回高知県英語ディベート講習会(報告)

 「第1回高知県英語ディベート講習会~ディベートへの第1歩」が9月4日(土)高知大学教育学部4号館第3会議室で開催された。今回の講習会には十数名の先生方が参加してくださり、今年のディベート大会の論題である「"Japan should significantly relax its immigration policies."(日本は、移民政策を大幅に緩和すべきであるか、否か)」について活発に議論をした。まずは「移民とは何か?」という定義から考え始め、「現状はどうなっているのか」などといった社会状況の分析をした。現状をお互いが確認するにつれ、今回の政策の定義にある「2060年までに移民を1000万人受け入れる」ということが実現可能かどうか考えさせられた。その後、3人1チームとなり、今回の論題のadvantageとdisadvantageを考えた。それぞれのチームから出たものをまとめると以下のとおりである。
〇Advantages
・労働人口が確保される
・社会保障が充実する
・少子高齢化に歯止めがかかる
・経済が活性化される
〇Disadvantages
・犯罪率の増加
・経済的に負担がかかる
・失業率の増加
・アイデンティティーが失われる
 今回のディベートでは、肯定側が「あくまで50年で1000万人の移民を受け入れる必然性、実行可能性を証明する必要がある」と思う。そこをうまく説明できれば肯定側が有利に進めることができるのではと考える。否定側は、現状分析から入り、移民を受け入れる必要性があるのか?この論題が問われた4~5年前と日本経済は大きく変わり、現在経済成長率は衰退している。このような中で移民を受け入れ、雇用の促進などを行うことが果たしてよいかを考える必要がある。
               (文責・ 樫尾 岡豊高校)

10/11/2010

平成22年度高知県英語教育研究大会(報告)

今年度の県英語教育研究大会が8月6日(金)、8月7日(土)に高知大学で開催された。昨年度は四国大会ということもあり2年ぶりの開催であり、今年度より参加者が主体的になれるように内容をさらに充実させ、年1回開催とした。以下が内容である。
(1日目)
13:00 開会行事
13:25~15:20 授業研究Ⅰ・Ⅱ
15:30~16:10 分科会
(2日目)
10:00~10:45 提案授業「小・中・高のつながりを考えよう」
10:45~12:00 パネルディスカッション
13:15~14:15 スキルアップワークショップ
15:00~16:30 講演「『英語屋さん』の著者が語る、現場で学んだ英語術」 浦出善文氏
(1日目)
研究授業では、授業発表をもとに参加者同士や発表者と参加者が議論することによって、成果や課題を共有すると同時に、自分の授業としてとらえようとすることと授業改善力アップにつながr有意義な場となった。分科会においては、現在取り組まれている実践が紹介され、県内の英語教育の最前線を知らせるとともに、課題提起もおこなった。
(2日目)
午前の部では、提案授業として小学校の授業実践が発表され全体でパネルディスカッションを行った。これは新しい企画で、あるテーマをもって一定の期間取り組み、発表について議論をする中で新しい授業の方向性や可能性を見出すというものである。今年度より本格的に導入された小学校外国語活動に伴い、今後は小・中・高の連携を意識して取り組む予定である。
午後の部では、スキルアップワークショップを行い、参加者ができるだけ多くのワークショップに参加できるように同じ内容で3本実施した。内容については昨年の四国大会の参加者の声や現在の状況を元に決定した。来年度も内容を工夫しながら実施したい企画である。
今年度の研究大会の締めくくりとして講演を行った。講師は浦出善文氏であり、SONYの通訳者として貢献され、現在も翻訳家としてご活躍中である。氏の体験談は私たち英語教員にとってはとても新鮮であり、興味深いものであった。講演の最後には、坂本龍馬が英語学習に励んでいた姿と、氏がお仕えした井深氏、盛田氏の姿を重ね、英語を使いこなせた理由として高い志があったからではないかと振り返られた。浦出氏の研究大会の感想が自身のホームページでも紹介されています。以下がアドレスですのでご覧ください。「英楽通法」(連載第221回)keynote speech 基調講演 http://bit.ly/9B9Gdk
今回の研究大会は現状と今後を見据えての取り組みである。参加者からは好意的な感想をいただいており内容としては一定の評価が得られたが、運営等の面では改善の余地が大いにある。来年度は今後の成果と反省を活かし、さらに充実した内容で実施したいと思う。
       (文責・中馬 高知西高校)

9/13/2010

第11回GOIKEN(報告)

第11回のGOIKEN定例会が9月11日(土)高知大学附属中で開催されました。今回は相澤先生をお招きしての会です。さて本日の内容は
●相澤先生からの助言と協議内容
1.語彙選定結果について
・いただいたリスト参照(削る語56、付け加える語53)
・頻度と学習者が必要とする語は必ずしも一致しないので、高知らしさが出せる語彙を選ぶとよい。
・教科書上位3社の重なりは、受容語彙にも段階をつけるとよい。
・1200語の重みづけ。カタカナ語も英語が元になっている語は選ぶ。
・1200語は1200語でよいが、中身については再検討。教科書でダブっていない語は、coreを作る。
・月・曜日・色・数詞・代名詞などは一覧に。連語も一覧に。
・品詞別リストの作成も検討。
2.見出し語の調整
・品詞が2つ以上ある語は、中学校で最初に出てきた品詞で数える。また、品詞が複数ある語については、中学校で扱われる品詞のみとする。
・動詞の活用形については、原形・過去形・過去分詞形をひとまとめにする。
・例文にはできるだけ発表語彙を使う。1文でよい。
・主語は高知に関連したもの。ある程度統一する。イラストも入れると効果的。
・definitionをどうするか。中学生用なのか、教師用なのか。反対語句や関連語句、派生語などを使用しては?
・例文の日本語訳は1人が通して作成したほうがよい。
3.発表語彙(マスター500)
・発表語彙は正しく書けるかどうか、speakingで使えるかどうかが基準。
(例)附属の生徒の作品からサンプルを作る。西高の1年生のspeakingのデータ化。
4.今後の作業
①選定語彙の決定→10月
②語彙リストの作成、語彙リストの編纂→12月までに。
③土佐研、高教研、県教委の認定→今年度中
④配布→年度末か年度初め
5.まとめ(今後の検討課題も含めて)
・どういう過程で語彙を決定したかを記録しておく。理由も明文化。今後公に発表できるよう。→利益を生むようにしていく。
・例文を教材化→ストーリー性を持たせる。
・頻度順は実際の指導と一致しない語がある。
・冊子配布は、どの学年の生徒を対象にするのか。
・ワークブックはいつ使用させるか。教科書から離れるので工夫が必要。
・リストの使い方や編集の仕方←教師用なのか生徒用なのか。
・単語の配列をどうするか。学年で段階を分けるのか。

以上報告です。まだ課題はありますが、一定の方向性が見出され、大きく前進しました。
                            (文責・山中 附属中)

9/10/2010

第10回GOIKEN(報告)

 GOIKEN定例会が8月14日(土)、高知大学附属中で行われました。
 1.「英語語彙指導ハンドブック」第3章 輪読リポート
 2.語彙カードについて
 ①語彙の定義は書かない
 ②JASETの番号(頻度順)のみ記入
 ③例文は1~2文にする。(原則1文)対話文なし
 ④9月11日に半分(75枚)仕上げてきて、お互いに持ち帰り、例文のチェックをしあう。
 ⑤12月をめどに、教師配布用リストを完成する。
 3.英語語彙検定の紹介
   
 次回例会は9月11日(土)は13:00(附属中)で開始です。

9/08/2010

Kochi英語No.140(2010.9.8)小学校英語、スピーチ・ディベート大会、グルグル

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                 Tue, Sep 8, 2010

                      Kochi 英語 Connection

                    -Kochi 英語 No.140-

    こんまいニッポンにあだたぬ若いしをつくろうやいか!
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~ブログ更新情報~

*英語授業研究会、英語ディベート研究プロジェクト会、
 GOIKEN (英語語彙研究会) 、研修会、講演会等の情報

http://kochi-e-project.blogspot.com/

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第63回高知県中学・高校英語弁論大会

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日時: 平成22年11月7日(日)12:00~
場所: 高知大学(朝倉キャンパス)

<詳細>
中学 → 城東中学校内 森佳奈子 
高校 → 高知西高校内 中馬 剛

<申込>学校長より下記に郵送にて
締切日:中学校10月8日(金)必着、高校10月15日(金)必着
申込先:中学校→城東中学校 森佳奈子
高校 →高知西高校 中馬 剛 


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第10回高知県英語ディベート大会

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日 時: 平成22年10月31日(日) 9:00~
場 所: 未定
論 題: Japan should significantly relax its immigration policies.

大会ルール・規約集 → http://kochi-e-project.blogspot.com/

<事務局>
高知県高等学校教育研究会 英語部会事務局
高知県立高知西高等学校内 中馬 剛
〒780-8052 高知市鴨部2-5-70
TEL(088)844-1221
FAX(088) 844-4823
E-mail: takeshi_chuma@kt4.kochinet.ed.jp


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英語教育100年プロジェクト in Kochi

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教育ビデオ製作会社ジャパンライムが手がける「英語教育
100年プロジェクト」がついに高知でも動き出します。このプロ
ジェクトは、実際の中学校や高校での英語授業や模擬授業を
ビデオ収録し、色々な角度から分析・解説を行い、理想的な
英語授業のあり方を探る英語教育のシリーズです。特に、全
国の若手の先生方による授業の撮影が進んでおり、沖縄や
広島で撮影されたものはすでに発売もされています。
高知の英語教員の皆様、未来の高知県の英語教育を支える
方々のためにぜひ授業撮影にご協力ください。

http://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/c/english_project


問い合わせ先: 高知英語Connection!世話人 山田憲昭


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■小学校外国語活動・必修直前特別セミナー■

「英語ぎらいを作らない指導のコツ
やってはいけないNG集
~よりよい外国語活動のために~」 

詳細はこちら⇒http://blue.tricorn.net/seibido/j.x?v=710&u=1328


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●日時:9月18日(土)12:15~17:45
●場所:明治大学 紫紺館(しこんかん)3F会議室
(東京都千代田区神田駿河台1-1 
※JR御茶ノ水駅より徒歩5分)
場所はこちら
http://blue.tricorn.net/seibido/j.x?v=712&u=1328
●対象:小学校教員、教育委員会職員
●参加費:3、000円
●定員:80名(定員になり次第締め切ります)

●プログラム:
12:15~ 受付
13:00~14:30 基調講演 金森強(松山大学教授)
「より意義ある外国語活動の進め方
~「ことばの教育」として~」
14:40~15:40 ワークショップ1
「現場発 子どもが変わる! 担任主体の外国語活動
~教材を有効に活用して」
遠藤恵利子(仙台市立向山小学校教員)
15:50~16:50 ワークショップ2
「ここだけは押さえたい指導のコツ、 
やってはいけないNG集」金森強
16:50~17:30 Q&A、情報・意見交換
17:45閉会

※セミナー詳細はこちら。
http://blue.tricorn.net/seibido/j.x?v=710&u=1328

※お申し込みは以下のフォームからどうぞ。
http://blue.tricorn.net/seibido/j.x?v=711&u=1328

★お申し込みがうまくいかないほか、ご質問・ご意見などは
以下へどうぞ。⇒ kids@seibido.co.jp  
 ※特にセミナーでお聞きになりたいこと、現場の悩みや課題
などについてもお聞かせください。

★お知り合いの先生方への本メールの転送を歓迎いたします。
ぜひお誘い合わせの上、お出かけください。

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グルグル通信

「無駄のない書き取りテスト」

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きょうは、最近やっている書き取り小テストについて。

あらかじめターゲットを決めて、適当な数の文(私の場合10
文くらいを暗記して書けるようにしてくるよう指示。
で、授業でテスト(その中の6~7文くらいを書かせる)するの
ですが、全部を書かせてから、一斉に採点、というのだと、あ
まり書けない子はすぐに作業が終わってしまい、あとはじっと
黙って耐えているしかなくなります。フィードバックは早ければ
早いほうがいいに決まっている。

そこで、最近の方法は:
その気になればすぐに正解が参照でき(紙や教科書を裏返し
ておく)て、かつ赤ペンが手元にある状態にしておき、問題を
一つ指示(1番。「XXXXXXX ←その英文の和訳などを言う」)
生徒はその英文を書く。が、ルールとして、「書き終わった人、
あるいは途中でもう書けない人は、自分のタイミングで正解を
開けて、採点に入って良いよ」と指示しておく。すると、めいめい
がばらばらなタイミングで赤ペンに持ち替えて自己採点を始める。

採点は、正解と照らしあわせて、1語ずつマルをつけ、かつ書けて
いない、あるいは間違っている単語は、すべて赤ペンで自分で書
かせる。「書けなかった部分は、覚えるつもりできちんと赤で書き
なさい。」

頃合いを見計らって、「はい、じゃあまだの人も全員採点に入って
ください」と指示。一呼吸置いて、つぎの問題2番を指示。「はい
じゃあ次に行きます」。この「次に行きます」という合図までは、前の
問題の採点が終わった人は、次の問題の最終チェックということで、
正解リストを見ておいてよいことにしておく。

「次に行きます」の合図で、全員また正解を伏せ、赤ペンを黒鉛筆
等に持ち替えて、次の問題にとりかかる。これを、最後まで繰り返す。
最後までいったら、自分でマルの数を数えて、1語1点で合計点を
集計して書かせる。

こうすると、すべての生徒にとって時間の無駄がない。

文をほとんど書ける子は、文を書くのに時間をかけ、採点はマルを
つけるだけなので、すばやくできる。
文がほとんど書けない子は、文を書く局面は早々に打ち切り、つぎ
の採点=正解を赤ペンで書く作業 に時間をかける。

ので、だいたい時間は全員同じようにかかる。正解がすぐ分かるし、
テスト=学習作業 になっている。

----

すぐ予測できる質問は、「ずるする生徒はいませんか?」

だが、私の回答は、「いませんね。というか、そういう懸念がでるあなた
と生徒の関係のほうが問題だろう。」生徒にも、学習の目的と作業の
目的をきちんと理解させ、信頼関係がある「顔の見える関係」で、cheating
はおきません。「なにより、テストと学習が一体になっているこの形態に
魅力を感じませんか?」

この書き取りのあと、いま書いた文をいくつか選んで、グルグル(する
ことも多い)。

★★★書いたものは言わせよう。言ったことは書かせよう。★★★

こういう、down to earth なテスト授業、というか 授業テスト をもっと
もっとやったほうがいいよ。


靜 哲人



***********************************
高知県教育委員会事務局高等学校課
指導主事 山田憲昭 YAMADA Noriaki
TEL 088-821-4850  FAX 088-821-4547
noriaki_yamada@ken3.pref.kochi.lg.jp
noriaki_yamada@kt5.kochinet.ed.jp
     "We are paid-teachers."

8/13/2010

2010 高知英語Connection! 初任者歓迎コンパのご案内

初任者の皆様へ 

Welcome to 高知英語Connection!

高知英語Connection!では、本年度新たに採用され、我々の仲間になった皆さんを歓迎するコンパ(懐かしい響きです)を企画しました。英語教員として新しい一歩を踏み出した皆さんと、高知の英語教育の未来について、熱く語り合いたいと思っています。良き仲間、良き先輩と出会うことができる機会です。ぜひ、ご出席ください。

日時: 8月26日(木)18:30〜
場所: 土佐御苑ビアホール (高知県高知市大川筋1丁目4-8)
会費: 3500円 (各自で入場券を買って入ってください)
主催: 高知英語Connection!
    (土佐研、高教研、四国英語教育学会、指導主事会でつくるネットワークです)


詳細はこちらを御覧ください。

アクション・リサーチ全国大会のご案内

私たちが学校で直面する問題は、このところ一層複雑化し、従来の学問や体験だけでは対応しきれなくなっております。こうした中で、理論からではなく、現場から調査・研究を開始する方法が注目されるようになりました。中でもアクション・リサーチは、英語に限らず、学校や地域での共同研究や授業改善の手法としても注目されつつあります。ところが一方で、アクション・リサーチにはパターン化した調査手法が存在しているわけではなく、リサーチの成否は、生徒や同僚との協働や経験の交換、また、メンターのアドバイスの質に左右されることが少なくありません。個人的な努力だけではなく、互いに経験知を交換しあう協働的な研究体制が必要だということになります。

このような思いから、アクション・リサーチの会@yokohama は、平成13年の立ち上げ以来、2ヶ月に1回の定例研究会、2年に1回の研究大会、2回の研究紀要の発刊などを続けて参りました。立ち上げから10周年を迎えるのを機会に、今年度は「全国大会」と銘打って、発表者を外部からも募り、小学校の外国語活動から中学・高校での授業改善、教員養成や再教育など、今英語教育が抱えているさまざまな問題にアクション・リサーチで解決を探りたいと思っております。また、これを機会に「教育アクション・リサーチ・ネットワーク(Japan Educational Action Research Network)」を設立し、各地の研究成果を共有し、情報交換のできるネットワークを立ち上げたいと考えております。また、将来的には他教科や学校教育全体の問題をも扱うネットワークづくりを目指したいとも願っております。

つきましては、御多用の中、誠に恐縮ですが、多くの皆さまの参加をいただきたく御案内申し上げます。

≪主催≫ アクション・リサーチの会@yokohama

≪後援≫ 神奈川県教育委員会 山形県教育委員会 高知県教育委員会
アクション・リサーチ支援ネットワーク 横浜国立大学教育人間科学部教育デザインセンター

≪期日≫ 2010年(平成22年) 10月3日(日)

≪会場≫ TKPコンカード横浜カンファレンスセンター
横浜市神奈川区金港町3-1コンカード横浜2F
「横浜駅」きた東口改札口より徒歩5分 【http://tkpcy.net/ 】

≪日程≫
9:10~ 受付
9:30~ 開会行事

9:40~10:10 基調講演横浜国立大学名誉教授佐野正之
『アクション・リサーチの過去と現在と未来の展望』

10:10~11:40 研究実践報告(1) 全体会

a) アクション・リサーチの進め方:神奈川県の取り組みから
神奈川県立神奈川総合高等学校教諭 小泉玲子
b) 授業力の改善を目指した中学校での実践
神奈川県綾瀬市立綾北中学校教諭稲垣梓
c) More Communicative ~ Less Japanese, More English ~
神奈川県立川和高等学校教諭栗原清

11:40~ 諸連絡

11:45~12:45 昼食・交流会

12:50~15:00 研究実践報告(2) 分科会

【小学校外国語活動部会】司会・進行 粕谷恭子(東京学芸大学)

○森永清司(三次市立川地小) 『子どもが意欲的にコミュニケーションを図ろうとする外国語活動~ARの手法を用いた授業改善を通して~』
○古谷伸彦(横浜国大附属鎌倉小) 『できないからこそ自分を見つめ耳を傾ける小学校英語』
○新海かおる(春日部市立八木崎小) 『児童の自然な発話を引き出す授業をめざして』
○関口和弘(横浜市教育委員会) 『子どもと学級担任が安心して取り組める外国語活動を目指して~現場の声を生かした学校支援~』

【中学校英語部会】司会・進行 岡本徹(綾瀬市立綾北中学校)

○奥山竜一(山形大附属中) 『つながりを実感する授業づくりをめざすAR』
○西田弘栄・角濱慶司(三次市立十日市中・八次中) 『仲間がメンターとして支えあうAR』
○西村秀之(横浜市立富士見中) 『豊かなプロダクションを引き出す授業づくり』
○Jayde Kemsley (藤沢市ALT) 『English in English』

【高校英語部会】司会・進行 小泉玲子(神奈川県立神奈川総合高等学校)

○宮内朋子(愛媛県立松山工業高) 『教科書にからめたタスク活動の利用によって英語への苦手意識の克服を図るAR』
○小島瑠美子(横浜市立戸塚高(定時制)) 『生徒達に小さな自信を与える授業をめざして~定時制高校で二年目を迎えて』
○組田幸一郎(千葉県立成田国際高) 『生徒の成長・教師の成長』
○米野和徳(山形県教育庁) 『高等学校におけるARの試み~コーディネーターの立場から~』

【教員養成と研修部会】司会・進行 横溝紳一郎(佐賀大学)

○志村明彦(慶應義塾大学) 『慶應義塾大学教職課程(英語科)におけるARの導入に関する実践報告』
○中森誉之(京都大学大学院) 『学校教育臨床のためのAR』
○三上明洋(近畿大学) 『AR支援としてのメンタリングの実践について』
○山田智久(佐賀大学) 『ARを振り返って~ARにおける枠組みの必要性について~』

15:15~15:50 地域研究グループ交流会
横浜、松山大、高知、山形、三次などの取り組みとJEARN発足に向けた提案

15:50~16:20 講演神奈川大学教授髙橋一幸
『英語教師の自己研修と教師教育~Professional Developmentを目指して~』

16:20~16:30 閉会行事

詳細は、開催案内(pdf)を御覧ください。

第1回高知県英語ディベート講習会~ディベートへの第一歩~ (教員対象の会です)

第10回高知県英語ディベート大会(論題は第5回全国高校生英語ディベート大会と同じ)の教員対象の講習会・勉強会を下記のように行います。皆様のお越しをお待ちしています。

日 時:平成22年8月28日(土) 10時00分~16時00分 (集合は9時50分)
場 所:高知大学朝倉キャンパス 総合研究棟 3F会議室3(高知市曙町)
    *なるべく公共交通機関でお越しください。
持ち物:筆記用具、辞書、各自が収集した情報。
参加費:無料
内 容:第5回全国高校生英語ディベート大会(第10回高知県英語ディベート大会)の論題 ”Japan should significantly relax its immigration policies.”(日本は、移民政策を大幅に緩和すべきであるか、否か。)についての解説、ディスカッション、模擬ディベートなど。

8/02/2010

高知県英語ディベート大会ルール・規則集

高知県英語ディベート大会「2010年度大会ルール・規則集」は下記からダウンロードできます。リンクをクリックしてください。


2010年度大会ルール・規則集

上記「2010年度大会ルール・規則集」に2箇所訂正がありますので、ご注意ください。

■訂正①■ 論題和訳について
「2010年度大会ルール・規則集」に掲載された論題の和訳には、「大幅に」という言葉が抜けています。以下が正式な論題ですので、ご訂正お願いします。

“Japan should significantly relax its immigration policies.”
(日本は、移民政策を大幅に緩和すべきであるか、否か。)

■訂正②■ 優勝チームへの全国大会参加旅費について
「2010年度大会ルール・規則集」P.8の1表彰に「なお、優勝チームには全国大会への高知県代表権を与え、選手4名分の全国大会参加旅費を支給します」とありますが、本年度は優勝チームに高知県代表権は与えますが、財政難により全国大会旅費支給はなくなりました。ご理解・ご承知のうえ、ご参加ください。

7/27/2010

第9回GOIKEN(報告)

第9回GOIKENが7月10日(土)附属中学校で開催されました。内容は次の3つです。
①輪読レポート・・・前回に引き続き『英語語彙指導ハンドブック(大修館)』 第2章
②語彙リスト作成・・・1200語pick up
③県大会・・・語彙発表に向けて

①輪読 第2章 効果的な語彙の導入(2)  リポーター:中馬先生
本章では効果的な語彙の導入方法として、TPR(Total Physical Response;総合身体反応)教授法が取り上げられています。TPRとは、教師が言った指示に学習者が動作や作業で反応して言語を習得していく方法です。留意点としては、
・未習熟状況を学習者の責任にしないこと
・学習者を飽きさせないよう指導内容に変化を持たせること
・無理な場合は、語彙指導・語句の意味が本文中と同じものを提示する などということです。
○語彙指導の導入例
○フラッシュカードの使用例
○TPR語彙指導文の作成

基礎知識A:TPRの理論的背景はどのようなものか
        右脳と左脳
        語彙指導の現状
        TPRとバイリンガルレキシコン
基礎知識B:ジェスチャー研究からどのような示唆が得られるか
        発話とジェスチャー
        外国語のスピーチとジェスチャー

(Discussion)
・いろいろなアプローチがある中で、選択して取り入れたい。
・キューを何にするかがポイントだと思う。
・絵とジェスチャーは効果的だと思う。
・生徒にとって、日本語を英語にすることが難しいと感じているようだ。
・動作にできる語句とそうでないものがある。
◎いろいろなアプローチを知っていることは大事であるし、応用もできる。

《語彙リスト決定》
1200語を決定しました!
次回のGOIKEN⑩は8月14日(土)14:00~ 附属中学校で開催予定です。
                        (文責:高知市立三里中学校 上岡 真理)

7/22/2010

平成22年度 高知県英語教育研究大会

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  平成22年度 高知県英語教育研究大会        

今、求められている英語力とはー確かな英語力を目指してー

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詳しい案内はこちらを御覧ください。


日 時: 1日目 8月6日(金)13:00-17:00
      2日目 8月7日(土)10:00-16:40
場 所: 1日目 高知大学メディアの森6F、総合研究棟2F
      2日目 共通教育棟1号館、メディアの森6F
参加費: 1500円(高教研または土佐研会員の方は1000円、学生は500円) 
日程:
【1日目】8月6日(金)
12:30-13:00 受付(メディアの森6F)
13:00-13:10 開会式
13:25-15:20 研究授業Ⅰ(南中学)・・・会議室1(総合研究棟2F)
            研究授業Ⅱ(安芸高)・・・プレゼンテーション室(総合研究棟2F)
15:30-16:55 分科会
            語彙研究、リーディングワークショップ・・・会議室1
            ディベート、SSH科学英語・・・プレゼンテーション室

【2日目】8月7日(土)
 9:30-10:00 受付(メディアの森6F)
10:00-12:00 提案授業(メディアの森6F)
            「小・中・高の英語教育のつながりを考えよう」
13:15-14:45 スキルアップワークショップ
            同じ内容の30分間のワークショップを3回繰り返し行います。
            以下①~⑤からご自由に選択してご参加ください。
             ①英語力ブラッシュアップ (151教室)
             ②小学校の先生のための教室英語 (128教室)
             ③単語完全定着 (138教室)
             ④指導技術・授業の技 (143教室)
             ⑤教材教具紹介 (152教室)
15:00-16:30 講演(講師:浦出善文 氏)
16:30-16:40 閉会式

問い合わせ先:
 高知西高校 中馬 剛  088-844-1221
 城東中学校 森 佳奈子 088-883-7188

6/08/2010

第8回GOIKEN(報告)

 第8回GOIKENが6月5日(土)附属中学校で開催されました。今回から新たに語彙指導に関する書籍の輪読を開始しました。(英語語彙指導ハンドブック・大修館書店)
第1章:効果的な語彙の導入(1)  リポーター:上岡先生
本章では、効果的な語彙の導入方法について実践例が紹介されています。
・オーラルイントロダクションによる導入
・教材本文の題材を用いた導入
・訳語を用いた導入
・文法指導とあわせた語彙指導
・語の意味を推測する力をつける指導
(Discussion)私たちが普段授業で行っている語彙指導を紹介したうえで、それぞれの指導のポイントや課題について話し合いました。
(私たちの語彙指導の視点)
・シンプルな導入 → 内容理解 → 英語の使用
・指導内容は指導時期によって変える必要あり
・語彙をさまざまな面から指導することによって定着を促す
(語彙リスト作成)前回選定された語彙から7語削り、発表語彙として1000語から23語追加するという宿題が出されていましたが最終選定語彙数を1200語にするため、次回に引き続き作業を行います。それから8月までに、各自が150語分の語彙カードを作成することになっています。語彙情報(品詞、定義、例文等)を記入のうえ、全員で検討します。
次回のGOIKEN⑨は7月10日(土)14:00~附属中学校で開催します。
英語語彙指導ハンドブック第2章です。  (文責:高知西高校 中馬 剛)

5/11/2010

中学校英語授業改善プロジェクト事業 第3回打合せ会

中学校英語授業改善プロジェクト事業の第3回打合せ会(高知工科大学)をもった。5月17日(月)にオリエンテーションが迫り、その詳細についての詰めと役割分担。当日の配布資料の確認。can do listの検討、修正など。

5/09/2010

Omar Ahmad: Political change with pen and paper



About this talk:
Politicians are strange creatures, says politician Omar Ahmad. And the best way to engage them on your pet issue is a monthly handwritten letter. Ahmad shows why old-fashioned correspondence is more effective than email, phone or even writing a check -- and shares the four simple steps to writing a letter that works.


Omar Ahmad is an internet infrastructure maven and a member of the City Council for San Carlos, California.


デジタル全盛の時代。アナログが重要な局面がこれから増えていくかも。

5/08/2010

第7回GOIKEN(報告)


 5月8日(土)第7回GOIKEN定例会を附属中学校で開催した。2種類の英語語彙リスト候補(現在1,061語と474語)について,早急に完成することを確認し,具体的な作業に入った。
 まず,高知県の中学生に身に付けてもらいたい英語語彙リストについては,これまでの機械的な作業で1,061語という結果になったので,さらに手作業で1,000語にまで絞り込むことにした。具体的には,even, oh, percent, character, mom, found(「創設する」の意), written(形), known(形), warn, broken(形), flood, wound, hi, bye, working(形), coming(形), CD, Dr.など56語を削除し,何とthousandが含まれていなかったので追加した。国名・動詞の活用形(不規則変化)等が現リストの後半に頻繁に登場したので,削除する必要があるかもしれないと心配したが,結局は削除せずに済んだ。削除することにした語彙は,語尾が-thで終わる序数,CDやTVなど日本語の中にすでに定着している語,動詞の活用形に同じ形がある形容詞(broken, known, comingなど),中学生になじみが薄いと思われる語(found, wound, flood)などである。作業を通じて,以下の項目を確認した。次回以降の選定作業にも生かす必要がある。
(1)序数はfirst, second, thirdのみリストに入れる。
(2)数はone~twenty,thirty/fortyなど十の位を示す語彙をninetyまで,hundred, thousand, millionの33語をリストに入れる。
(3)動詞の活用形については,不規則変化はリストに入れる。
(4)interestはリストから削除し,interesting, interestedはリストに入れる。

 また,次回8回定例会(6月5日)から,『英語語彙指導ハンドブック』(大修館書店)で2冊目の輪読を開始することを確認し,レポート担当を以下のように決めた。
 6月(第1章)・・・上岡
 7月(第2章)・・・中馬
 8月(第3章)・・・山中
 9月(第4章)・・・上田
10月(第5章)・・・中河
11月(第6章)・・・山田
12月(第7章)・・・森

 次回定例会は,1000語リストの確認,「完全マスター500語」候補選定,輪読という内容で,6月5日(土)14:00~@附属中学校で開催する。

(文責: 高等学校課 山田憲昭)

第7回語彙研

中学生の学習必須語彙リスト作成をミッションとした研究会。1000語の選定も大詰め。今回、決定する予定だったが、最後の最後で決着を見ず。次回に持ち越し。教材の選定という作業は実に難しい。詳細は以下で。

高知英語Connection!

5/07/2010

5/7 Reading Workshop

 今年3回目のRW。mini lessonは、Reading Libraryの詳しい紹介と本の選び方。Libraryの本の整理をし直した。小さなケースに小分けにして、ジャンルやレベルがすぐに分かるようにした。そして、本ももとに位置に戻して、大事に扱うようにと。短かいBook Talk. The Dotの紹介。Vatishが少女に出逢までのあらすじを話して、あとは読んでのお楽しみ。その後、The Dotに生徒が殺到。やっぱ、Book Talkは強力かな。みんな、熱心に読む。3回で30冊に到達した学生もいる。クラスによっては少しおしゃべりもあり、課題。引き続き、音読Conference。読みの状況を確認したうえで、声に出して読ませる。まだ、三分の一しかできていない。英語力はさまざま。しかし、一体一で読みの状況を把握できるのは一斉授業ではできないこと。意義を感じる。最後は、ペアで今日の本についてのsharing。
 やはり、今年の特徴は、Graded readerを読む学生が少ないことが目に付く。絵本を手にとる学生が多い。数名はPenguinに挑戦している。

5/03/2010

Derek Sivers: How to start a movement




About this talk: With help from some surprising footage, Derek Sivers explains how movements really get started. (Hint: it takes two.Through his new project, MuckWork, Derek Sivers wants to lessen the burdens (and boredom) of creative people. 


リーダーシップ論はいろいろ読んだけど、first followerの重要性をこれほど明確に示してくれたプレゼンはないなあ。ビデオが超具体的で効果的。

5/01/2010

今月のことば 5月

"It has been my philosophy of life that difficulties vanish when faced boldly."


- Isaac Asimov

4/30/2010

Adora Svitak: What adults can learn from kids




About this talk



Child prodigy Adora Svitak says the world needs "childish" thinking: bold ideas, wild creativity and especially optimism. Kids' big dreams deserve high expectations, she says, starting with grownups' willingness to learn from children as much as to teach.

About Adora Svitak

A prolific short story writer and blogger since age seven, Adora Svitak (now 12) speaks around the United States to adults and children as an advocate for literacy. 
いやあ参った!とにかく、見てください。彼女が格段にすぐれているのか、子どもたちの学ぶ可能性を、大人が見下しているのか、どちらだろう?

4/27/2010

4/27 Science Reading: Three Cornersを使ったScanning

4/27(Tue)のScience ReadingはThree Corners(オリジナルはFour conrnersという活動)を使った活動。教科書の本文を3つに分け、ポスターにして掲示(単純に3分割)。学生は、3人が1グループで、それぞれABCの各コーナーを担当。英文をメモを取りながら読み(2 min)、グループに帰ってきて読んできた内容を英語で報告、そして、ディスカッション(5min)。これを3回繰り返し、ワークシートを完成させる。ワークシート上のタスクは、単純な内容理解が中心だが、図表を完成させるようなものも含む。お互いが異なった情報をもっていて、それを交換しないとワークシートは完成しない。

主なねらいはscanningの練習。短時間で、必要な情報を探して読み、メモをとる(note-taking)。ディスカッションのルールは、No Japanese。ワークシートの記入は、基本的にリーダーのみ(全員が何も言わず、黙々と記入だけするグループが出てくるから)。

1 round目は、ただひたすらすべてをメモしようとする。これは、毎回そうなる。1回目のディスカッションを通じて、読み取るべき情報がだいたい把握でき、その情報のみを探して読むようになる。2回、3回と重ねるうちに、探す情報が絞り込まれていくようだ。

ところどころで日本語も聞こえるが、英語力を高めたいという意欲がある連中は、英語を使おうとしている。結構、楽しげだ。

3ラウンド終了後、内容のチェック。概ねできている。最後に和訳を配布し、確認をさせる。(ここまで30分程度)後半はテキストのエクササイズをやり、授業を終わる。

ペーパーを使ってscanningの練習をするより、グループワークもあり、良さげだ。