7/27/2010

第9回GOIKEN(報告)

第9回GOIKENが7月10日(土)附属中学校で開催されました。内容は次の3つです。
①輪読レポート・・・前回に引き続き『英語語彙指導ハンドブック(大修館)』 第2章
②語彙リスト作成・・・1200語pick up
③県大会・・・語彙発表に向けて

①輪読 第2章 効果的な語彙の導入(2)  リポーター:中馬先生
本章では効果的な語彙の導入方法として、TPR(Total Physical Response;総合身体反応)教授法が取り上げられています。TPRとは、教師が言った指示に学習者が動作や作業で反応して言語を習得していく方法です。留意点としては、
・未習熟状況を学習者の責任にしないこと
・学習者を飽きさせないよう指導内容に変化を持たせること
・無理な場合は、語彙指導・語句の意味が本文中と同じものを提示する などということです。
○語彙指導の導入例
○フラッシュカードの使用例
○TPR語彙指導文の作成

基礎知識A:TPRの理論的背景はどのようなものか
        右脳と左脳
        語彙指導の現状
        TPRとバイリンガルレキシコン
基礎知識B:ジェスチャー研究からどのような示唆が得られるか
        発話とジェスチャー
        外国語のスピーチとジェスチャー

(Discussion)
・いろいろなアプローチがある中で、選択して取り入れたい。
・キューを何にするかがポイントだと思う。
・絵とジェスチャーは効果的だと思う。
・生徒にとって、日本語を英語にすることが難しいと感じているようだ。
・動作にできる語句とそうでないものがある。
◎いろいろなアプローチを知っていることは大事であるし、応用もできる。

《語彙リスト決定》
1200語を決定しました!
次回のGOIKEN⑩は8月14日(土)14:00~ 附属中学校で開催予定です。
                        (文責:高知市立三里中学校 上岡 真理)

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