9/12/2008

四国大会中学校研究授業:第1回ビデオ撮影



9月12日(金)に来年度の四国研究大会の研究授業者、橋尾環先生(城東中学校)の授業のビデオ撮りに行ってきました。高知市内の中学校の荒れが指摘されることがよくあるので、期待と不安の中で校門をくぐりました。実際は、校舎もキャンパスもとてもきれいで、とても落ち着いた雰囲気の中で授業が行われていました。もちろん、課題を抱えている生徒がいないわけではありませんでしたが、この年代の青年にとっては、いろいろなものを抱えるのが当たり前。先生方の日頃のご努力が形になっているなあと思ったことです。

いくつも、中学校を訪問しましたが、学校に入った瞬間に感じる「安心感」みたいなものが、ある学校とない学校がある。廊下を歩くときに、構えてしまう学校がある。生徒も教師も、何か妙に警戒感をもって、構えている。訪問をお願いした時にもあれこれ理由をつけて、何とか避けたいという空気が伝わる学校と、開放的で来てくれることを喜びとして伝えてくれる学校がある。それで、実際に行ってみると、やはり学校の空気が違う。

何かこの違いを生んでいるんだろうかと、ずっと思ってきました。それは、おそらく、教員集団の目が、生徒たちに向いて、学校づくりの方向性がきちんと定まっているかどうかではないかというのが現時点での僕の仮説。その軸がしっかりしているので、みんなに安心感や自信が生まれる。校長先生にご挨拶に行ったとき、「どうぞどうぞ、いつでも見に来てください。ほめるだけでなく、厳しく指摘してあげてください。お願いします。」とおっしゃいました。

城東中では、英語科全員が協同で授業研究に取り組むことになったようです。これを機会に、教科指導の面でもパワーアップを!13日(土)には、早速、今日の授業の分析会をします。

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