9/06/2008

ドリームズ カム トウルー懇話会-高知丸の内高校


9月6日(土)、高知丸の内高校の「ドリームズ カム トウルー懇話会」なる会合に出席してきました。生徒、学校、PTAが、一同に会し、率直に意見交換をすることで、魅力ある学校づくりを進めようというものです。テーマは、「魅力的な学校づくり~あなたはどんなふうにすれば良いと思いますか~」。各クラスで意見集約したものを、クラス代表の生徒がもってきて、学年別で意見交換をしました。これからは、タウンミーティングなどのように、住民が何らかの形で、直接意志決定に参画できる仕組みがもっと大切にされる必要があると思います。"I am involved."という意識を高める必要がある。

このような会合では「検討します。」「善処します。」といった「官僚的」、すなわち、肯定でも否定でもない回答で、その場をやりすごされることが多いという印象をもっていた。だから、今回、学校側がどのように回答するかに関心があった。

期待に反して(?)、学校側の対応はとても誠意が感じられ、きちんと筋道立てて、丁寧に回答してくださり、とても好感がもてた。信頼できる教員集団だと思った。一方、生徒たちはとてもおとなしく、学校に「詰め寄る」といった場面は見られなかったのが印象的だった。少し物足りない気もしたが、1年生の分科会だったので、仕方がないかもしれない。

ワークショップ形式にするなど、少し工夫をすれば、もっとワイワイ、ガヤガヤ活発な意見交換ができたかもしれない。それと、運営は教員のみで行われていたが、生徒会執行部の生徒などを入れてはどうだろうか。執行部の生徒も参加はしていたが、一参加者という立場だった。加えて、意志決定のできる者(管理職)が、その場で決定をくだすような場面もあっても良いと思った。次回のドリ懇は12月なので、それまで変化が見えないのだ。せっかく、話し合ったのだから、その果実を多少でもその場で実感できるようなスピード感があれば、今後の、主体的な参加意欲が高まるのではないだろうか。

新生「高知丸の内高校」!一歩ずつ、着実に前に進みつつあるようです。

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