9/14/2008

第5回英語授業研究会



昨日収録した授業をみて、授業分析を行いました。今回の、四国大会の授業研究は、今のところ、何らかのスキルやテーマを設定して、それを実現するための授業を組み立てることよりも、collaborativeな授業研究を継続して行い、授業研究の手法や授業改善の進め方について、皆でそのノウハウを確立し、共有していくことを目指しています。

今回の、授業分析では、KJ法の方法を応用して、授業を見ながら全員で付箋紙にコメントや分析を記入。その後、それを全員で模造紙に貼り付けながら、授業の良い点や課題を整理していくという方法をとりました。単に、意見を出しあうだけでなく、指摘された課題の背景や原因などについて、協議しながら進めていきました。様々な意見が、出放しにならず、分類整理され、深まっていくことが実感できました。この方法は、今後、校内研修や地域での研修会でも、活用されるように、質を高めていく必要があると感じました。

最後に、授業者と参加者に「宿題」を出してお開きとなりました。授業者は、今日の議論をA4版用紙1枚にまとめてくること。他の参加者は、課題として指摘された、導入、語彙の説明、文法説明の3つの部分について、より良い方法はないか、自分なりの代替え案をつくってきて、次回実演してもらうことにしました。

来月は、18日(土)高校の授業の分析会を行う予定です。

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