5/30/2009

第8回英語ディベート研究プロジェクト会、第12回英語授業研究会(報告)

 本日、第8回英語ディベート研究プロジェクト会、第12回英語授業研究会が高知西高校で行われました。

 第8回英語ディベート研究プロジェクト会(13:00-15:00)
 今日は発表に使用する映像素材を確認し、素材の質、内容構成について議論されました。概要はできており、いよいよ肉付けの段階に入りました。発表内容の構成を決定するまでに、今までの内容の振り返りと整理の必要性があるということで、次回は3月に行われた座談会で出された各校の意見を集約し議論します。


 第12回英語授業研究会(15:00-17:00)
 橋尾先生(城東中)と前中先生(南高)に前回の研究会後の進捗状況について報告していただきました。
 (橋尾先生)
 パラグラフライティングの指導について研究しています。先生が今まで実践されてきた成果として、多くの生徒がつながりを意識して英文を書けるようになったことをあげています。いっぽう、課題としては文の内容が広がらないことをあげており、ここから仮説を立ててアクションリサーチを利用した実践を始められていました。今日、議論となったのは、①目標と生徒の実態のギャップ  ②実践のねらいを生徒へはっきりと伝えること でした。

①目標と生徒の実態のギャップ
 橋尾先生の説明の中で、書くテーマが見つからない生徒や消極的な生徒についてどうすればいいかということがありました。それに対する意見として、たとえば、無記名として、誰が書いたかわからなくすることや主語を自分以外のもので書くこと、内容をフィクションにするなどがあげられました。橋尾先生が実施した書くことに対するアンケートで英語で上手に書けるようになりたいと思っている生徒が多いので効果が期待できます。ちなみに、先生が生徒に示した例が自分の猫のことに関する話で次回の授業では続編を示されるようです。

②実践のねらいを生徒へはっきりと伝えること
書くことへのモチベーションを上げるためにこの活動を行うねらいと評価の対象をはっきりと伝えることが必要ではないかという意見が出されました。

(前中先生)
 前回の研究会で議論された内容をもとに、進捗状況を報告していただきました。前回の会で、仮説内容の整理の必要性があげられていました。今回は、整理されており、ワークシートもすっきりした形となっていました。議論となったのはワークシートのTaskについて。特にTask3の過去完了形を理解させるにはどのような発問がいいかについては難しいところです。

 次回は7月11日(土) 13:00~ 高知大学附属中学校で行います。

大会まであと2ヶ月半。来月中には授業のビデオ撮影が行われます。




 


 




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