11/02/2020

高知南高校 Southern Project Book Club 一冊読了

 国際教養科のプレゼンテーション指導を充実させるため、担当の先生方とブッククラブをオンラインで実施してきました。11月上旬をもって、カーマイン・ガロ[井口耕二訳] (2019) 『伝え方大全』日経BP.を読了。数ヶ月間の振り返りを行いました。



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Congratulations! ですね。お互いを celebrateしましょう!

初のブッククラブで一冊読み終わりました。学校での激務の合間をぬって、学び続けることは容易ではありませんからね。

ブッククラブという方法については、3人とも共通した認識をもてたように思います:

「ブッククラブのために読むことで、読み方が変わっていた。」

という点です。これはとても重要な気づきだと思います。さらりと読み流す時と違って、主体的で、深い読みになります。人に伝える、人とシェアするという目的があると、読み方が変わる。これは、ブッククラブのもつ大きな可能性だと思います。

これはあらゆる学びの場面に当てはまることです。僕が講演会形式の研修が効果的でないと思っているのも、これが理由です。(何らかの刺激は受けるけど、そこまででしょう)。

自分が深く engageしたことは忘れない、身につくということです。


もう一つ、ブッククラブは決して楽な方法ではないということです。本を読んで、そこから必要なあるいは重要な情報を選び出して、それを自分の言葉でまとめて語る。さらには、自分自身の考え方や日頃の実践と比較しながら振り返ったりする。大変な労力です。受動的に人の話を聞くこととは比べものになりません。

しかし、それゆえに得たものは大きく、深い。そう思いませんか?生徒たちにも、少しハードルの高いチャレンジをさせたいと思いませんか?

数ヶ月間、お疲れ様でした。また、トライしましょう。

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