11/08/2009

第9回高知県ディベート大会を審査

第9回県ディベート大会が開催されました(英語弁論大会と同時開催、会場追手前芸術ホール)6校13チームが熱い討論を繰り広げました。今年度の論題は"The Japanese Government should prohibit worker dispatching(haken roudou)."ディベーター、ジャッジにとっても非常に難しいトピックでした。第1回大会からずっとチーフジャッジをさせてもらっているのですが、やはり継続は力。論題の難しさにもかかわらず、立派な議論が展開されました。生徒たちのcapacityにはいつも驚かされます(それに対して、いかに先生方がexpectationsを低くもっているかが残念ではあります。)今年、気付いたことは、立論、反駁、サマリーの質が高くなったこと。競技ディベートとしての質があがったことは疑いのないことなのですが、その分、ポイント勝負という側面が強くなりすぎた気もする。公正なjudgingを行うには不可欠なことなのですがね。柔道で言えば、ポイント優勢で勝利みたいな感じがしないでもない。「一本勝ち」はあまりない。しかし、これはやはり戯言でしょうね。debateを通して、英語力や議論する力を育てるには、ルールにのっとった議論が欠かせない。いずれにしても、ディベート大会の質は確実に高まった。Let's celebrate!

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