11/08/2009

第62回高知県中学・高校英語弁論大会、第9回高知県高校生ディベート大会(報告)

 本日、第62回県中学・高校英語弁論大会と第9回県ディベート大会が開催されました。今年度は同時開催で、中学校の弁論大会は高知丸の内高校、高校の弁論大会は追手前芸術ホール、そしてディベート大会は追手前高校でそれぞれ行われました。各部門ごとに報告します。

(ディベート大会)
 今年で9回目となったディベート大会。6校13チームが集い、熱い討論を繰り広げました。今年度の論題は"The Japanese Government should prohibit worker dispatching(haken roudou)."
ディベーター、ジャッジにとっても非常に難しいトピックでしたが、現在の日本経済の状況や政権交代後の動向などを含めて、非常に議論の価値のある論題であると思います。
 試合の感想ですが、本当に生徒たちの論戦ぶりには驚かされました。論題が複雑で難しいにもかかわらず、議論をかみ合わせてやりとりをしていました。技術的にもチーフジャッジの長崎先生が言われたように立論、反駁、サマリーの質が高くなっています。もちろん課題もありますが、来年に向けてまた克服していくものと思われます。しかし、何よりも良かったことは、今年もそれぞれの教室で熱くて純粋な生徒の姿が見られたことです。来年ちょうど節目となる10回目。どんな議論をしてくれるのか、まだ1年もあるのに待ち遠しい。


(中学校英語弁論大会)
 今年度も102名という多数の参加者が、日ごろの練習の成果を競いました。2,3年生は暗唱部門と弁論部門の2つに分かれ、計5部門での審査が行われましたが、年々レベルが上がっており、審査員の方も結論を出すのが難しかったようです。これはALTのサポートもありますが、JTEのみなさんの熱意の結果ではないかと思います。
 中学校で経験したことを生かして、高校ではスピーチはもちろんディベートにも挑戦してほしいと願っています。

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