7/31/2007

AR Navigator 2007 No.18 充実した協議にするために

皆様へ

暑いですね。ちょっぴり欲求不満の残ったサッカーアジア杯も終わり、いよいよ
8月。来週には夏期集中研修が始まります。

夏期集中研修での授業改善プロジェクトの流れは、Navigator No.15でお知らせ
したところですが、およそのイメージはつかめていただけたでしょうか。

小グループで行うプロジェクト班別協議が3日間のハイライトの一つです。ここ
を充実させるために、いくつかお願いしたいことがあります。

1)ポートフォリオは絶対に忘れないように
   ※必要な課題が全部入っているか確認を!

2)ポートフォリオで振り返り
   ※夏期集中研修までにじっくり眺めておいてください。
    大切なのは「ポートフォリオ」そのものではなく、
    「ポートフォリオ」をもとに、何を、どう考えたか
    なのですから。
    
3)現物をもってきてください
   ※授業の話をするときは、「具体的なもの」があることが
    重要です。教科書、ワークシートなどはもちろん、生徒の
    作品、テスト、授業評価の結果など、協議のなかで伝えよう
    とすることを補強(support)してくれるevidenceをもってきて
    ください。100の説明よりも、現物です。

4)スタート地点が分かるものを
   ※生徒の英語力の現状、授業の様子など、リサーチのスタート地点
    が分かるものがあると良いと思います。テストの結果、生徒の書いた
    英語、録音したテープ、授業のビデオなど。

5)どこを目指していますか?
   ※どのような変化、どのような改善を目指しているか。明確なゴール像
    をもっておくことも大切です。
    

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