4/04/2009

満開の桜 新しい船出



4日、満開の桜の中、入学式が行われた。公立大学法人高知工科大学第1期生の入学だ。私立型の入試で、入学後は公立大学。授業料も半額。空前の倍率となった入試。新しい一歩を踏み出したが、ここ数年が大事だ。望む、望まないにかかわらず、「国公立の偏差値競争」に組み入れられるのだ。高知工科大学に来て思うことは、いわゆる「受験偏差値」にとらわれず、理想の大学をつくろうという意識が浸透していることだ。「日本にない大学」というスローガンに象徴されるように、本当に授業(教育)を大事にして、学生を育てていこうとする空気が充満している。新しい枠組みの中で、これまで培ってきた高知工科大学の良さを維持しながら、光を放っていきたいと思った。

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