10/04/2009

日本教師教育学会(2日目)で発表

 日本教師教育学会で研究発表。高知県の英語教員研修で行ったアクションリサーチの事後調査の結果から、授業改善の課題を探るという内容。発表自体への反響は結構あったが、準備不足。納得できない発表。もっと勉強せんと!直前の発表は授業評価についてのもので、高等学校課在職時代に書いた文章が引用されていた。奇遇。発表した部屋のテーマは「現職教員の成長と研修」。授業評価の取り組み、校内研修における若手教員の省察、国立附属学校における連携についての発表があった。全発表のあとに、30分間の総括討議があり、その中で発表者は、他の発表者について、2分間のコメントを義務つけられた。その後、フロアからの意見を聞いたのち、最後に1分間のまとめのコメント。出しっぱなしの議論に終わることが多い中で、なかなか見事な運営だと思った。最終的には、授業研究の具体的な方法(例えば、ワークショップ型のものなど)を開発し、提案するという活動も、学会としてももっと積極的に取り組んではどうかと提案した。こと教育研究においては、目の前の現象を「客観的に(あるいはそういう装いで」分析し、意義つけたり、批判することが多いのだが、もっと主体的に提案し、「生産」することがあっても良いのではないかと考えているからである。

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