1/07/2021

スポーツ選手とTatoo

プロボクサーの井岡一翔のタトゥー問題が話題になった。日本人には批判的な意見が多だろうけど、一部擁護派もいたようである。「井岡一翔がタトゥーを入れるべきではなかった理由がある」


この件で思い出すのが、現在イタリア・ユベントス所属のサッカー選手クリスチアーナ・ロナウドだ。「C・ロナウドがタトゥーを入れない“素敵な理由」にあるとおり、定期的に献血をしている彼は、献血をできなくなるという理由でタトゥーを拒絶しているとのことだ。(日本でも、感染症のリスクからタトゥーを入れた六ヶ月間は献血をお断りしているとのこと[日本赤十字社])。


ただ、この行為に大して、売名行為ではないかと批判も出たようだ。よくある話だ。


『動機が不純。単に自らの名誉と影響力を拡大したいだけ。言ってしまえば、ショーにすぎない』という批判だ。


この批判に対して彼は、『もし、他人を助けることがショーだと言うなら、僕は永遠にこのショーを止めるつもりはない』と語ったらしい( 慈善事業に批判的な声 C・ロナウドの返答に「自然と涙が…」 )。


生き方は人それぞれだと思う。そこに異存はない。タトゥーが、その人の生き様として、不可欠なアイデンティティーというのであれば、それは止めはしない。自分はどんな生き方を選ぶかということだろう。


それでも、僕は冒頭の「井岡一翔がタトゥーを入れるべきではなかった理由がある」に強く共感を覚える。一見、暴力的に見えるボクシングというスポーツの本質的な力をよく伝えてくれていると思う。





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