6/17/2007

AR Navigator 2007 No.9 仮説設定のヒント

皆様へ

アクションリサーチ宣言はされましたか?これまでの時期、事前調査やリサーチクエスチョンの設定など、たくさんやることがあったと思いますが、一番大事なのは、これです。今年1年目指すこと、達成したいこと、先生が授業改善に取り組むことなど、率直にかつ真摯に自己開示をすることから始めてください。

さて、仮説設定。最大の難関です。夏期集中研修まで、じっくりと取り組んでください。

まず、第一のポイントは仮説1に達成が容易な項目を設定することです。割と変化が見えやすいものを設定して、それをクリアーすることです。仮説1の成功体験が、教員にとっても生徒にとっても、その後の弾みになるようです。授業の環境づくりや生徒との人間関係づくりなど、先生にとって、「元気のでる」ような仮説をおくと良いのではないでしょうか。「1分間のteacher
talkでクラスを英語環境にまきこめば、生徒の参加意欲が高まるのではないか。」とか「教科書に入る前に、簡単なシャドーイングテストをやれば、授業の達成感が高まるのではないか」などなど。そして、授業評価で「参加意欲」を聞いてみてください。きっと変化が実感できるはず。

オリエンテーションで、自分自身の得意な分野をあげてもらいました。自信と確信をもって授業に入っていける活動で、まずは、良い第一歩を踏み出しましょう。

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☆英語教員指導力向上研修メーリングリスト
"You never really lose until you quit trying."
【研修HP】http://www.kochinet.ed.jp/center/kyouka/kochieigo/index.htm

【県教委BLOG】「風、きらり」

http://kazekirari.sblo.jp/

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長崎政浩  NAGASAKI Masahiro
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"You never really lose until you quit trying."

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