5/22/2008

高知南中学校・高等学校SELHi運営指導委員会


本日、今年第一回目のセルハイ運営指導委員会があり、高知南中学校・高等学校セルハイの概要)に行ってきました。昨年までは、言わば主催者側、今年は、運営指導委員なので、同じ会議に出ても、心持ちが違います。第三者的な立場で見たら、気楽かなと思っていたのですが、そうでもなかった。やはり、せっかく委員という立場で参加するのだから、何らかのヒントが示せるようなコメントをしたい。様々な取組や結果があるなかで、最も本質的に重要なところを見つけなければ。。そう思うと、もしかすると去年(高等学校課の立場で聞いたとき)よりも、ずっと真剣に学校側の説明を聞いていたのかもしれません。

 いくつも興味深い取組があったのだけど、やはり、今回作成している中高一貫のシラバスは注目に値すると思う。特徴はいろいろあるけれど、やはり project-basedのシラバスという点。「プロジェクト」(英語を使うコミュニカティブな活動)を、定期的に取り入れている。一定期間授業をした後、その中で身につけた英語を使うタスクを取り入れたプロジェクトを行うのだ。到達すべきスキルが明確になること、そのスキルが身についたかどうかのperformanceの評価が可能であることなど、通常のシラバスにはないことが実現されている。

研究指定も今年1年。あと一踏ん張り、ぜひ良いものを残してほしいと思う。応援します。

今日、高知南中高等学校に行って感じたことは、生徒たちが本当に人なつっこく明るいということ。廊下で会うたびに、どの生徒も笑顔で挨拶をしてくれる。こっちまで、うれしくなる。

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