4/17/2008

授業事前アンケート調査結果:講座「Oral Presentation」

大学院生対象の講座Oral Presentationは、英語でプレゼンテーションができるようになるための、基礎的な知識とスキルを身につけるを目的としています。学生の実態把握や授業に対する要望などを把握し、指導計画、指導目標の修正に役立てるために、1時間目の授業で、アンケート調査を実施しました。その結果はこちらです。

 Oral Presentation授業事前アンケートの結果(pdf)

・英語力自己評価の結果は、かなり謙虚。授業では、全員積極的に英語を使おうとするし、十分にコミュニケーションが図れています。心配なし。
・高校時代の授業形態は、90%が「ほとんどが訳読と文法の解説の大学受験のための演習中心」。旧態依然とした授業から脱却できていないことが分かります。(図をクリック)



・様々な貴重な意見をもらい、概ね当初のシラバスで良しと判断。加えて、授業の方向性がより明確になりました。学生には、この結果を説明、次のような所信を表明しました。

【授業に向けての長崎の所信】
☆英語のより良い学び方を提案していく。
☆苦手意識がなくなり、自信をもって英語に関われるようにする。
☆speaking, listeningに重点を置く。
☆プレゼンのおもしろさ、楽しさ、人に自分の考えや意見が伝わった時の感動や喜びを味わえるようにする。
☆基本的なプレゼンのノウハウは、しっかりと身につけられるように全力をつくす。

このようにして、授業についての情報を把握しておくと、安心感と確信をもって授業に望めます。この結果を報告した時、学生たちにとっても、授業つくりに参画した意識、自分のアクションが授業の改善に貢献したというちょっとした達成感があったようでした。

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