4/25/2008

Science Reading Unitテスト

Science Readingの最初のUnitが終わったので、金曜日に初めてのテストを実施しました。

高知工科大学はQuarter制をとっていて、履修した科目は、短期集中で終了します。Quarter終了時にテスト期間は設けておらず、各授業時間内で評価をすることになっています。

Science Readingの授業は、基本的に、定期テストよりも、平常重視型の評価をしたかったので、Quarters終了時のテストは実施しないことにしました。評価の材料は、1)授業内の活動への参加度、貢献度(これはかなり材料集めが難しい) 2)ポートフォリオ 3)Unitテストの3つです。

とにかく、授業では、英語を音読したり、シャドーイングをしたりと、徹底的に英語を発してもらう活動をやっているので、範囲の長いテストよりも、日々の活動を重視した評価であるべきだと考えたからです。一夜漬けで覚えてきて点数がとれるテストではなく、授業での活動そのものが評価と結びつくものにしたかった。

テストの問題そのものも、波及効果を生かしたものにしています。つまり、日々の授業の活動と同じことを繰り返しやることで、点数がとれるものにしたい。つまり、音読や速読などをして、教科書の本文を繰り返し読み込まないと駄目なテストです。単語の意味や、日本語訳をチラっと見てきても点をとれません。この授業は、英語力の土台を固めることと英語への苦手意識をなくすることが大きな目標です。テストそのものも、その目標に貢献するものにしたいわけです。

Science Reading Unit 1 テスト問題

ただ、まだまだこの授業の評価には改善の余地がたくさんあると思っています。音声そのものを評価していないことも問題です。現在のところ、1 Unitを二コマで終了させるカリキュラムになっているのでやっている時間がないのです。工夫が必要。全体に易しすぎて生徒への負荷が低い気もしますし、パラグラフ単位などの大きな読みをみることもできません。今のところ、そのような弱点を認識しつつも、通常の授業と一体化させること、すなわち、授業でやることが評価に結びつくことの方を重視しています。

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