4/21/2008

授業事前アンケート調査結果:講座「Science Reading」

学部2年生(3クラス)の授業事前アンケートの結果をまとめました。

Scinece Reading 授業事前アンケート結果

全般的に英語に対する苦手意識があることがわかります。どうやって、英語に対する自信をもたせていくかが重要な課題になりそうです。最初は少ししんどいかもしれませんが、基礎的なトレーニングを、しっかりやって、一定の達成感をもてるようにしたい。

苦手意識はあっても、これまで授業中の様子をみると、とても意欲的で真摯な姿勢をもっていると思います。英語の必要性や英語学習への目的意識ももっています。この講座の受講者はある程度の基礎力はもっているので、それらを、いかに生きた英語力に転換していけるか、授業中のタスクの設定が重要になる。

高校時代の授業については、大学院の授業とまったく同じ傾向です。90%近くが高校の英語の授業は、大学受験のための演習だったと答えています。「先生が解説するだけな感じ」というコメントもあり、我が国の英語の授業が、やはりまだまだ教師主導の「知識獲得型」から逃れられていないことが推測されます。ただ、大学入試に向けた英語学習が完全に悪いかというと、必ずしもそうは言い切れない。「潜在的」な力をつける方法として、悪くはない。それしかやらないのが問題なんだろうと思う。現実として、大学入試という強力なモーティベーションがあるのだから、それを利用しない手はない。「大学入試を手段として、ホンモノの英語力を身につけさせる!」という発想があってもいい。

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