6/18/2008

メンタリング研究:初任者授業研修に参加2



昨日に引き続いて、メンタリング研究のために初任者の授業研修に参加してきました。今度は、中学校の授業。須崎市のA中学校1年生の授業でした。複数形の導入に当たるレッスンです。初任者とは思えないような上手い授業の進め方で、楽しく参観させていただきました。

昼食をとりながら、共同研究者の山沖、井上両指導主事(教育センター)とディスカッション。英語教員の力量や指導主事としての助言、メンタリングなどについて、有意義な意見交換ができました。重要なポイントだと思ったのは、授業を観察すると、いくつも気づく点、改善点は見えてくる。それらを、ただ指摘するだけでよいのかという点。観察者側にたくさん気づきがあって、伝えても、それらを、授業者がどう整理し、どう自分自身の授業改善につなげるかという点は保証されていない。たくさん貴重な助言があったとしても、一度のそれらを自分のものにすることは困難かもしれない。これが、これまでの授業研究会の弱点だったのではないかということです。

そのあたりも含めて、授業分析とメンタリング研究の第1回目の研究会をもつことになりました。

日時: 6月26日(木)16:30ころ

場所: 高知工科大学A456 (長崎研究室)

テーマ:授業分析とメンタリング研究
・どのような視点で授業を分析するか
・指導助言は、どのような視点でなされているか
・メンタリングという観点から、現状の授業研究や指導助言をどう考えるか

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