6/14/2008

英語授業研究会(高知英語Connection!)本格始動



高知英語Connection!として始めた「英語授業研究会」が本格始動しました。

これまで準備会をやってきましたが、研究会としては実質第1回目。中馬先生(須崎高校)が今回のファシリテーター。前回、研究部長として運営した会が、緊張してガチガチだったという中馬先生ですが、今日は笑顔で楽しい会を演出してくれました。毎月、役割の交代して皆で会をつくりあげていこうという約束をしています。

第1部、ミニレポートは、森先生(城東中学校)のphoto languageと山田先生(高等学校課)のdiamond rankingの紹介。それぞれ、いろいろな応用が可能な活動だと思いました。次のワークショップのテーマは、Back to Basics。日常何気なく行っている様々な活動を今一度基本にもどって確認すること、そして、それらのバリエーションを考えて、授業の力量アップを目指します。今回のテーマは、「音読」。僕がワークショップを行いました。まずは、音読の意義の再構築という話。単なる、「リーディングの仕上げ」といった役割から、より積極的にその意義を見出すべきではないかと提案。様々な音読指導のバリエーション。飽きさせないように、少しずつ負荷をあげながら、いろいろな音読を繰り返したあと、最終的には、ミニスピーチにつなげていくような流れを紹介しました。

第2部は、アクションラーニングの導入。アクションラーニングとは、実業務で起こっている問題を、チームやグループで共有化、検討し、メンバーの多様な視点や思考によって真の原因を発見し、解決策を立案し、実際に実施(行動)することで確実に問題を解決していくプロセスのことです。今日は、グループに分かれて、それぞれの課題を出し合いました。次の研究会で、課題に対する一ヶ月間の取り組みやその結果を報告しあうことになっています。

英語教員研修でアクション・リサーチの手法を身につけた我々ですが、それを1ランクうえのレベルにもっていきたい。教員同士が学びあえるサポーティブな研究会、その中で、プロとして力量を高めあう。そのような英語教員文化づくりを目指したいと思っています。

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