6/12/2008

1st Quarter 授業評価(3) 自由記述

最後に、自由記述の意見をまとめてみた。詳細は、「授業評価自由記述」を。

3 1st Quarterの授業でどのような力が身についたと思いますか。

「英文を読むスピードが速くなった。」(12)「文を見て意味を理解する。読解力。」(9)「リスニング」(7)「いくつかの表現とボキャブリーで練習した単語」(5)などが、複数あった意見。chunk意識を育てていったこと、シャドーイングと音読に時間を割いたことが効果をあげているのだろう。語彙の練習も、ペアワークを中心にして、繰り返しやったので定着したという実感があったのではないかと思う。英語を学ぼうとする意欲や姿勢が身に付いたという意見が少数ながらあったことはうれしい。全体として、当初のねらいは達成できていると判断してよいだろう。

4 1st Quarterの自分自身の取り組みを自己評価してください。

先のデータでも自学自習は十分でないという意見が多かったとおり、取り組みへの自己評価は、比較的がんばった学生とそうでない学生で分かれてしまった。反省の弁の中にも、今後に向けての意欲が読み取れるため、今後、授業者がどのような働きかけをできるかにかかってくると思う。どうすれば、「家に帰ってからも、音読しておこう」と思わせることができるか。挑戦だ!

5 授業・授業者に対する要望、改善してほしい点など自由に書いてください。

授業の進度、内容、難易度、進め方について、具体的な要望がいくつかあった。今後の授業の様子を観察しながら、必要なものは実現していこうと思う。

これまでにない英語の授業で、それが良かったとする声が複数あった。4月のアンケートにあったように、ほび9割の生徒が、訳読中心の受験英語しかやっていないのだから、このような声は当然かもしれない。今、この授業では、リーディング力の土台となる力をつけるために、音読やシャドーイングを十分に行い、和訳を配布したうえで、様々なペアワークをたくさん行っている。学生たちは、これらの活動に、実に、意欲的に、積極的に、取り組んでいる。一生懸命取り組む姿に感動を覚えるほどだ。あと、1 Quarterで完了するが、この間は、もう少し綿密に授業を観察し、今、導入している様々な活動の効果をみていきたいと思う。

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